すくすく育児

着床出血はいつ起こる?生理との違いや量は?原因や症状を徹底解説

[記事公開日]2018/09/06 
■カテゴリー:妊婦, 妊活
■タグ:,

妊活中の人、赤ちゃんがほしい人にとって「着床出血」というのは一つの気になるキーワードではないでしょうか?
生理予定日前後になったらつい妊娠検査薬をフライングして使ってしまったり、出血があってもまだ妊娠への想いをあきらめきれないこともありますよね。
ここでは、そんな妊娠を望む女性にとって気になる着床出血について、生理との違いや原因など、詳しく解説していきます。

目次

  1. 着床出血とは?
  2. 着床出血が起こるのはなぜ?
  3. 着床出血が起こるのはいつ?
  4. 着床出血と生理の見分け方
  5. 着床出血と妊娠初期症状
  6. 心配な出血もあるので要注意

着床出血とは?


着床出血とは、受精卵が子宮内膜に潜り込んで着床する際に少量の出血が起こることです。
その出血には、

  • 生理予定日前後に起こる
  • 生理と比べて量は少なめ

という特徴があります。
着床出血があったということは、つまり妊娠したということを示しています。
ただし、着床出血は妊娠したら必ず起こるものではありません。
着床出血が起こるのは妊娠全体の2%と言われており、ほとんどの人は着床出血を経験することはないのです。
また着床出血があっても、着床しかけただけだった、化学流産に終わったなど、妊娠が継続しないこともあるので注意が必要です。

着床出血が起こるのはなぜ?

では着床出血はなぜ起こるのでしょうか?

着床時期には子宮内膜が厚くなっている

女性には生理周期があります。
生理周期が28日の場合、生理開始日を1日目とすると、およそ14日目前後で排卵が起こります。
そこから子宮内膜はどんどん厚くなり受精卵を迎える準備を始めるのです。

子宮内膜が厚くなる原因は血液

では子宮内膜とは何でできているのでしょうか?
その答えは血液です。
排卵後、受精卵を受け入れる準備をしていたのに受精卵が着床せず妊娠しなかった場合には子宮内膜が剥がれ落ちます。
それが生理なのです。

着床出血が起こる原因

分厚くなった子宮内膜は、充血している状態なのでちょっとした刺激で出血を起こします。
そんな状態の子宮内膜に受精卵が潜り込む際に血管を傷つけると出血が起こります。
それが着床出血なのです。
着床というのは子宮内膜の表面に受精卵がくっつくわけではありません。
受精卵は子宮内膜に深く根を張るように潜り込んでいくのです。
その過程で、子宮内膜を傷つけることがあるのです。
この子宮内膜を傷つけたことにより出た血液が、着床出血として排出されると考えられています。

着床出血が起こるのはいつ?


では着床出血はいつ頃起こるのでしょうか?
先ほども少し出てきましたが、それは生理予定日前後です。
受精卵は受精後、すぐに着床するわけではありません。
受精卵は分裂を繰り返しながらゆっくりと卵管から子宮内膜まで移動していきます。
そして、受精から着床が完了するまではおよそ12日前後だと考えられています。
排卵後8~10時間以内に受精が起こると考えると、着床するのは排卵から12日前後、つまり生理予定日前後となるのです。

着床が完了するとは

先ほど着床が完了すると出てきましたが、着床は短時間で完了するものではなく、完全に着床するには時間がかかります。
受精卵は受精後6日~7日前後で子宮内膜にたどり着きます。
子宮内膜にたどり着いた受精卵は少しずつ子宮内膜に潜り込み始めます。
これが着床の始まりです。
そして12日前後で完全に子宮内膜に潜り込むのです。
この期間を通して出血の可能性がある訳ですが、ごく少量の出血であればそのまま吸収されたり外に出てこない可能性もあります。
子宮内膜により深く根を張る後半にかけての方が、出血量も多くなり着床出血として排出される可能性が高くなるのです。

着床出血と生理の見分け方


では着床出血か生理かは、どのように見分ければいいのでしょうか?
確実な方法としては、妊娠の有無をチェックすることです。
ですが、生理予定日前後であるこの時期は、妊娠検査薬で妊娠の有無が判別できない可能性もあります。
また病院に行っても赤ちゃんが見えない時期なので、内診で診断することができません。
どうしてもすぐに知りたいという特別な事情があれば、血液検査で判断をしてもらえる場合もあります。
ここでは、着床出血と生理を見分ける方法をご紹介しますので、参考にして下さい。

色をチェックする

着床出血の場合、色が生理の出血と異なることがあります。
生理は毎月のことなので知っていると思いますが、基本的には鮮血ですよね。
ですが、着床出血の色としては、

  • 薄いピンク:少量の出血がオリモノに混じって出てきた場合
  • 茶色や褐色:子宮内の血液が時間がたって出てきた場合

があります。
このような場合着床出血である可能性があります。

量をチェックする

着床出血は少量であることが多いです。
そのため、生理のように鮮血が出るのではなく、オリモノシートで間に合う程度の量と考えていいでしょう。

期間をチェックする

中には生理に近い量の着床出血をする場合もありますが、生理のように日に日に多くなったり長く続いたりすることはないようです。

基礎体温をチェックする

基礎体温をつけていれば、着床出血か生理による出血かどうかはより見分けやすいでしょう。
基礎体温は排卵日を境に、高温期に入ります。
高温期はおよそ14日間続き、妊娠が成立していなければ生理が始まると同時に体温は下がり低温期がはじまります。
妊娠が成立していれば体温は下がらず、そのまま高温期が続きます。
出血があった際、基礎体温が下がらず高温期が継続していれば、妊娠していて着床出血であった可能性が高くなります。
逆に基礎体温が下がってしまったなら、それは生理が始まったということです。

着床出血と妊娠初期症状


着床出血というのは、妊娠初期症状の一つということもできます。
生理予定日前後の症状は、妊娠超初期症状と呼ばれることもあります。
この時期は、着床して間もない時期で病院に行ってもまだ妊娠を確認できない場合もあるので、妊娠している可能性がある場合には体調の変化を注意深く観察しましょう。
ここでは、着床出血前後に考えられる妊娠の兆候・症状をご紹介しましょう。

生理が遅れる

着床出血の有無にかかわらず、妊娠している場合には生理がありません。
そのため、少量の出血があった後生理が来なければ妊娠している可能性があります。

胃腸の調子が変わる

妊娠の症状として、つわりはとても有名ですよね。
この時期は本格的なつわりが始まることはまだありませんが、つわりの兆候が出てくることがあります。
よくある症状としては、胃がもたれる、いつもより空腹感を強く感じるなどです。
中には食欲が増したり、特定のものを食べたくなるという人もいるようです。
このようなつわりの症状は日に日に強くなる傾向があります。

トイレが近くなる

頻尿も妊娠の症状の一つです。
妊娠が成立すると、子宮はどんどん大きくなり始めます。
大きくなった子宮が隣にある膀胱を圧迫することで、頻尿になります。
妊娠初期は見た目に大きな変化はありませんが、妊娠していない場合と比べると子宮の大きさは一回り大きくなっているのです。

眠れない、もしくは常に眠い

妊娠することでホルモンが大量に分泌されます。
それにより興奮状態になり眠りが浅くなりがちです。
そのため、夜に不眠の症状を感じたり、その反動で昼間眠気を感じることが多いようです。

精神的に不安定になる

妊娠を気にしていることで精神的に不安定になってしまう人も多いかもしれません。
ですが、もし妊娠しているなら、ホルモンバランスが変わるためいつも以上に精神的に不安定になってしまいます。
すぐにイライラしてしまったり、ちょっとしたことで涙が出たりします。
通称マタニティーブルーとも言われる状態です。

腰痛や神経痛がある

妊娠すると、ホルモンの影響で体が緩み始めます。
その影響で、腰痛になることもあります。
他にも、足の付け根やお腹にひっぱられたような痛みを感じることがあります。
これらの痛みは、子宮が大きくなることで周りの神経や靭帯などがひっぱられることが原因と考えられます。

胸が張る

生理前後で胸が張るという人も多いかもしれません。
妊娠が成立した場合にも、胸が張ることもあります。
妊娠していた場合には特に、今まで感じたことのないほどの痛みを伴った張りを感じることもあるようです。

微熱が続く

妊娠すると女性ホルモンであるプロゲステロンが分泌され続けるため低温期にならずに高温期が続きます。
それにより、熱っぽさを感じることもあります。
風邪と勘違いされることもありますが、その他の風邪の症状が現れずに微熱だけが続く際には妊娠している可能性があります。

オリモノが増える

妊娠するとホルモンの分泌量が増えます。
オリモノはホルモンに影響されるので、妊娠することで量が増えるのです。
また、ニオイもきつくなります。

便秘になる

妊娠すると体が緩み始めます。
それは骨盤を開き、出産の準備が少しずつ始まっているからです。
その影響で、便を排出する腸のぜんどう運動の力が弱くなり、便秘がちになることもあります。

心配な出血もあるので要注意


生理予定日前後に出血をすると、生理かもしくは着床出血を疑いますよね。
ですが、その出血はもしかしたらその他の原因の可能性もあるのです。
少量の出血があって妊娠が疑われる場合には、その他の症状もよく観察しましょう。
同時に、少し時間がたってから妊娠検査薬を使うなど本当に妊娠しているかどうかをはっきりさせましょう。
もし妊娠していないのに出血後にちゃんとした生理が来なかった場合には、何らかの病気や他の原因が隠れている可能性もあるのです。

化学流産

化学流産とは、受精卵が着床しかけたものの妊娠が成立しなかった状態です。
一瞬でも妊娠しかけたために、体が妊娠したと勘違いをして生理を起こしていない可能性もあります。
また不正出血のようにだらだらと少量の出血が続くこともあります。
成長が止まった受精卵が子宮内膜にとどまっていることもあり、早急に掻爬手術などの処置が必要になる可能性もあります。
化学流産が起こった子宮内膜は、通常の生理時より分厚くなっていることも多く、少し時間がたってからいつもより重い生理として自然に排出されることもあります。
どちらにしても、化学流産として受精卵が子宮内膜内にとどまっていないか、はっきりさせる必要があります。

生理不順

生理が来ない場合や少量の出血があった場合、不正出血や生理不順である可能性もあります。
妊娠を望んでいるのであれば、生理は順調に来るのが理想です。
生理不順は妊娠の可能性を遠ざけてしまいます。
生理不順かどうかを判断するには、病院を受診して排卵の状態やホルモンを検査してもらえばはっきりします。
それ以外にも、基礎体温をつけることで大まかな生理周期や体の状態を知ることができます。
もし基礎体温が高温期と低温期にはっきりと分かれていない場合には、排卵が正常に行われていない可能性が高いでしょう。
排卵が正常に行われていない場合妊娠することは難しいので、妊娠を希望するなら病院を受診するなど何らかの対策をする必要があります。

まとめ


いかがでしたか?
排卵してから次の生理までは、もしかしたら妊娠しているかもしれない期間です。
妊娠を望んでいるなら、落ち着かない期間ですよね。
そのため、ちょっとした症状でもしかしたら妊娠しているかもしれないと一喜一憂してしまいがちです。
着床出血も妊娠超初期症状の一つとして、妊活ブログなどでよく出てきますよね。
ですが、着床出血は妊娠全体の2%と確率としてはとても低いものです。
また着床出血の量や期間は人によって大きく異なります。
そのため、妊娠している可能性がある場合には自己判断せず妊娠検査薬を使ったり病院を受診するようにしましょう。

オススメ記事

女性の悩みで多く聞かれるものの一つが、便秘です。 今では様々な便秘薬が販売されているので、これらを活用する女性も多いですよね。 しかし妊娠中の女性の場合には、そ...

妊娠中に、体重が増えすぎてお医者さんに怒られたなんてことをよく聞きますよね。私の場合つわりで何も食べられずに、なんと6キロくらい体重が落ちてしまったので、臨月手前く...

生理が始まった頃、毎月お腹が痛くなるし面倒くさいなぁ…特に、体育のプールや修学旅行に当たらなければいいなと思っていた記憶があります。働くようになってからは、仕事がハ...

2人目が欲しくて妊活中ですが、一人目が女の子だったので次はできれば男の子が欲しい! そもそも、アラフォーでの妊娠自体が確率低いのに性別までは欲張りかなとも思いつつ...

妊娠が進むにつれお腹もどんどん大きくなって、つらい腰痛に悩まされている妊婦さんも多くいらっしゃいます。 なかには症状が悪化して痛くて夜も眠れない、歩けないなど日常...

妊娠すると、自分だけの体ではなくなるので色々と気をつかうことが増えますよね。 その中の一つに食べ物があります。 アルコールやカフェインなど色々禁止されて、ストレ...

夫の友達宅におじゃました時、ふと「二人目考えてる~?」と言われ、そういえばそろそろかなと思い始めました。年齢が若かったら、まだまだあと2~3年はいいかなという所だと...

妊娠中には積極的に葉酸を摂取する様に、よく言われていますよね。 しかし葉酸は、どうやって摂取していったら良いのでしょうか。 また、何故摂取する必要があるのでしょ...

妊娠中、食の好みの変化には、本人さえもとまどうことが多々あります。 しょっぱいものやすっぱいものが衝動的に食べたくなったり、油っぽいものをまったく受け付けなく...

よくお産の痛みは、鼻からスイカを出すような痛みだとか、男性は耐えられないというのを耳にすることが多いと思います。私は2年前の娘の出産予定日あたり、いつ陣痛が始まるの...

NEW ENTRY

おすすめ産褥ショーツの選び方!帝王切開は全開タイプ、痛くないものを選ぼう

妊娠雑誌などの出産準備リストの中に必ず書いてあるものの一つに、産褥ショーツがあり...

子供の遺伝子検査の結果から何がわかる?費用は?どこの検査がおすすめ?

子供のためと思って習い事を始めても、なんだかあまり乗り気じゃない。 子供が何が...

抱っこ紐はいつからいつまで使える?新生児も縦抱きして大丈夫?

抱っこひもは近年人気が高まり、ここ数年は子育てママなら誰もが持っているアイテムに...

ママナチュレたんぽぽ茶の口コミを徹底検証!妊活や母乳への効果は?

たんぽぽ茶は妊娠中や授乳中の人に人気のドリンクです。 ノンカフェインで体に良く...

トイレトレーニングはいつから始める?平均年齢は?やり方やコツを解説

子供のおむつ事情は、ママなら気になりますよね。 お友達はもうおむつが外れている...

カテゴリー

ページTOPへ