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排卵と妊娠のメカニズムを徹底解明!排卵タイミングはおりものでわかる?

[記事公開日]2018/05/27 [最終更新日]2018/05/23
■カテゴリー:妊活
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近年、芸能人が妊活をカミングアウトしたりドラマになったりと、妊活に注目が集まっていますね。
もちろん中には、何の問題もなく望んだ時に子どもを授かることのできる人もたくさんいます。
ですが、もしかして妊娠できなかったらどうしようと不安があるなら、まずは妊娠のメカニズムを知るところから始めてみましょう。
ここでは、妊娠につながる第一歩、排卵に注目して考えていきたいと思います。

目次

  1. 女性の生理周期から排卵日を予測する
  2. 妊娠するってどういうこと?
  3. 妊娠しやすいのはいつ?
  4. 排卵を知るための8つの症状
  5. 妊活の第一歩、タイミング法

女性の生理周期から排卵日を予測する


基本的なことかもしれませんが、女性には毎月生理がありますよね。
この毎月の生理が、子どもを授かるためのものだというのは誰でも何となくイメージできると思います。
妊娠するためには、生理周期から排卵日を予測することがとても重要です。

オギノ式

女性の生理周期から排卵日を予測する方法を、発見した人の名前を取ってオギノ式といいます。
オギノ式は、黄体の寿命を14日として排卵日を計算する方法です。
生理開始日をスタートとして、生理周期から14日引いた日数が経過した日を排卵日と計算します。
このようにオギノ式では、女性の生理周期から排卵日を予想することができるのです。

基礎体温

オギノ式からもう一歩踏み込んだ排卵日予測方法は、基礎体温をつけるということです。
基礎体温表をつけると、体温の低い低温期と体温の高い高温期に分かれていることが分かります。
もし、このように低温期と高温期に分かれておらずガタガタのグラフになる場合は、排卵していないことが考えられます。
生理開始日あたりから低温期が始まり、低温期の最後に最も体温が下がる最低体温日があります。
その後体温が高い高温期に入ります。
排卵はこの最低体温日の前1日~後2日の4日間のいずれかに起こる可能性が最も高いとされています。
高温期はおよそ14日間続き、妊娠していなかった場合は再び生理が始まり低温期に入ります。

排卵日検査薬

生理周期や基礎体温から排卵日を予測することは可能ですが、さらにその精度を高めるための道具として、排卵日検査薬があります。
排卵日検査薬は、ドラッグストアなどで購入することができます。
基礎体温の最低低温日前後で、排卵検査薬を使ってみましょう。
数ヶ月使ってみることで、基礎体温と自分の排卵のタイミングやルールがつかめてくるはずです。

妊娠するってどういうこと?


妊娠するというのは、つまり赤ちゃんがお腹に宿るということですよね。
では、具体的に子宮の中で何が起こり妊娠が成立するのでしょうか?

排卵

妊娠するためには、まず排卵が起こる必要があります。
卵巣にある卵胞の中の成熟した卵胞から卵子が外に飛び出します。
それが排卵です。

卵子が移動する

飛び出した卵子は、卵管采と呼ばれる器官に移動します。
そこで精子と出会うのを待ちます。

卵子と精子が出会い受精卵になる

卵管采までたどり着くことのできた一握りの精子が卵子にたどりつきます。
そしてその中から1匹が卵子にもぐりこみ、受精卵になります。

受精卵が移動する

受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら卵管内を移動します。
受精卵になったからといって、それが必ずしも順調に成長していくとは限りません。
中には細胞分裂が上手く行われず自然淘汰されるものもあるのです。
運よく成長を続けられた受精卵は5~6日程度をかけ胚盤胞と呼ばれる状態になり子宮にたどり着きます。

着床が始まる

子宮にたどり着いた受精卵は、子宮内膜の中にもぐりこみます。
これが着床です。
着床は5日程度かけてゆっくり行われると考えられています。

妊娠の成立

受精卵がしっかりと子宮内膜にもぐりこみ、母体から栄養を吸収しながら成長し始めます。
こうしてようやく妊娠が成立するのです。
排卵してから妊娠が成立するまでは、およそ2週間程度かかると考えられています。

妊娠しやすいのはいつ?


オギノ式や基礎体温で排卵日を予測することができます。
では、妊娠しやすいのは一体いつなのでしょうか?
それには、精子と卵子の寿命が関係しています。

卵子が受精可能な時間

卵子が生きていられる時間はとても短く、その寿命は排卵されてから16~24時間だと言われています。
その中でも受精できる時間は12時間程度です。

精子が受精可能な時間

精子は卵子より長く生きることができます。
健康な精子は、36~48時間生存してると言われています。
中には5日間生きていたという報告もあります。
精子が受精能力を持つのは、射精後7時間程度してからです。

妊娠しやすい日

精子に比べて卵子の寿命が短いことから、排卵が起こった時点で精子が卵管采にいる状態が理想的です。
そのため、最も妊娠しやすい日を1日選ぶなら、排卵日の2日前が最もいいタイミングと言うことができます。
ですが、ピンポイントで排卵日を予測するのはとても難しいことです。
そのため妊娠の確率を上げるには、排卵日が近づいたら2日毎にタイミングを取るようにすれば、常に受精の力を持った精子が卵子を待つ状態を作ることができます。

排卵を知るための8つの症状


排卵日をピンポイントで特定することは難しいですが、症状によって予測することはできます。
その症状と基礎体温や排卵日検査薬を照らし合わせることで、排卵日の予測をより確実にすることができるのです。
ここでは、排卵を知るための症状を8つご紹介しましょう。

おりものの変化

おりものとは、子宮や膣からの分泌物です。
細菌が入るのを防いだり、精子が子宮にたどり着くのをサポートします。
そのため、排卵期にはおりものに変化が見られます。

  • 量が増える
  • 無色透明
  • 粘度が高い

特にこの変化は排卵の直前に起こると言われており、排卵が起こるとおりものは急激に減ります。

排卵痛

排卵時には、生理痛のような痛みや卵巣の痛みを感じることがあります。
これは卵子が卵巣から飛び出してくる際の痛みだと言われています。
全く痛みを感じない人もいれば、生理痛よりも排卵痛の方が痛いという人もいます。

出血

排卵前後には、少量の出血をすることがあります。
これは、排卵が起こる際に卵巣の壁を破って卵子が飛び出すため、その際に起こる出血と考えられます。
それ以外にも、分厚くなった子宮内膜がホルモンバランスの関係で少し剥がれ落ちてきている可能性もあります。
どちらも出血は少量です。
ただし、この時期に生理並みの出血がある場合は、他の原因も考えられるので病院で見てもらうようにしましょう。

食欲の増大

排卵前後から生理が始まるまで、食欲が増す、甘いものが食べたくなるという人もいます。
これは、この時期女性ホルモンのプロゲステロンが分泌されるためです。
妊娠に備えて、体に栄養を蓄えるためだと考えられます。

イライラや落ち込み

排卵前後には急激にホルモンバランスが変化します。
それが、イライラや気分の落ち込みなど、精神的な面に影響を及ぼします。
PMDD、月経前不快気分障害とも呼ばれます。
この症状は、生理が始まった途端に治まります。

眠気

プロゲステロンは、体を休めるように指令を出すため眠気を感じることがあります。
その眠気は、睡眠薬を服用する以上のものだと言われています。
またこの時期は高温期のため熟睡するのが難しい状態です。
そのため、眠っても体のだるさが取れないという悪循環に陥ることも珍しくありません。

頭痛や胃痛

ホルモンバランスの乱れは、様々な体の不調をもたらします。
普段から頭痛や胃痛に悩んでいる人は、排卵前後や生理前にはそれらの症状がいつも以上に顕著に現れる場合があります。

胸の張り

排卵が起こると、受精の有無に関わらず体は妊娠の準備を始めます。
そのため胸が張ったり痛みを感じることがあります。

妊活の第一歩、タイミング法


妊活と言っても、なんとなく赤ちゃんが欲しいと考えはじめる程度から病院に通って治療する人まで様々ですよね。
その第一歩が、タイミング法です。
タイミング法とは、排卵日を予測してその時期に夫婦生活を行うことを言います。
では、タイミング法にはどのような方法があるのでしょうか?

自分で排卵日を予測する

近年はブライダルチェックが一般的になりつつあり、結婚した時点で不妊が分かっている場合もあります。
また年齢によって妊娠を急ぐ場合ははじめから病院で妊活を行う人もいるかもしれません。
ですが特に不妊などが分かっていない場合には、まずは自分で妊娠しやすい日を予測するところから始まります。
基礎体温をつけたり、排卵検査薬や体調の変化を元に排卵日を予測します。
排卵日に合わせてタイミングをとることで、少しでも妊娠の確率を上げることができるのです。

病院で排卵日を予測してもらう

自己流でなかなか妊娠しなかった場合や早く赤ちゃんが欲しい場合には、病院で排卵日を予測してもらうことができます。
基礎体温などから排卵日を予測し、その数日前に内診で卵胞のサイズを測ることで確実に排卵日を予測することができます。
タイミング法での産婦人科の診察は保険適用なので、1回の診察あたり2000~3000円程度、1周期あたり1万円程度で行うことができます。
生理不順などで自然な排卵を待つのが難しい場合は、排卵誘発剤を使ってのタイミング法という方法もあります。

どれくらいで妊娠するもの?

男女共に不妊因子がない場合には、正しいタイミング法を行った場合9割が半年以内、ほぼ全員が1年以内に妊娠するというデータがあります。
正しいタイミング法とは、排卵日予測が正しかった場合のことを示しています。
そのため、年齢にもよりますが6ヶ月間妊娠しなかった場合には何らかの不妊因子が隠れている可能性があるのです。
その場合には、闇雲にタイミング法を続けるのではなく一度詳しい検査をしてみるのが妊娠への近道かもしれませんね。

まとめ


妊活はとてもデリケートな問題です。
この記事を読んでいただいた人の中には、自分の方が先に妊活を始めたのに、後に結婚した友達が先に妊娠して焦りを感じたことのある人もいるかもしれません。
自然に妊娠しても妊活や不妊治療を経て妊娠しても、授かる命は同じです。
妊活は、自分の体のことをよく理解することから始まります。
この記事が妊娠へ繋がる第一歩になれば幸いです。

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