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断乳と卒乳はどっちがいい?メリットは?時期や違い、やり方を紹介

[記事公開日]2018/04/26 
■カテゴリー:子育て, 赤ちゃん
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ママにとっても赤ちゃんにとっても、授乳は至福の時間です。
しかしどんどんと大きくなっていく子供に、いつまでも授乳をしている訳にはいきません。
そこで誰もがぶつかるのが、授乳終了の壁です。
ママにとっても赤ちゃんにとっても成長の一歩となる、授乳の終了。
いったいいつ、どの様に進めていけば良いのでしょうか。
また、断乳と卒乳の違いについてもご紹介していきます。

目次

  1. 母乳の必要性
  2. 断乳と卒乳の違い
  3. 断乳と卒乳のメリット・デメリット
  4. 断乳と卒乳の上手なやり方とは
  5. まとめ

母乳の必要性

母乳には、赤ちゃんが成長してくための栄養が全て詰まっています。
特に月齢の浅い赤ちゃんにとっては、母乳だけが栄養源となります。
毎日たくさん母乳を飲んで、その栄養だけで大きくなっていくのです。
ママの体は、赤ちゃんの成長のための成分を全て配合した、最高の食事を作ってくれているんですね。
しかし赤ちゃんが大きくなってくると、母乳の栄養だけでは足りなくなってしまいます。
そこで、離乳食を進めていって食事からも栄養が摂れる様にしていくのです。

母乳には、成長のための栄養という役割以外にも重要な意味があります。
それは、赤ちゃんの心を育むという事です。
授乳は、赤ちゃんとママが密着して行います。
そのため赤ちゃんは、ママの温もりを存分に感じる事ができるのです。
また授乳しながらママの顔を眺める事もでき、赤ちゃんにとっては最高に幸せな時間と言えます。
この時間が、親子の愛をより深めてくれるとも言われているんですよ。
ただし、母乳をあげてないからと言って親子の絆が薄れるという事ではありません。
母乳をあげていなくても、スキンシップで親子の愛は深めていく事ができます。

さらに、おっぱいを吸う事は赤ちゃんの顎の発達を促します。
生まれたばかりの赤ちゃんは、顎がまだない子が多いものです。
母乳を飲むためにしっかりと吸う事は、顎の発達に繋がり骨格形成にも大きな影響をもたらすのです。

断乳と卒乳の違い

授乳は、いつまでも延々としていくものではありません。
ある程度子供が大きくなってくると、そろそろ終わりにしようと考えるママも多い事でしょう。
授乳をやめるためには、二つの方法があります。
それが、断乳と卒乳です。
断乳とは、ママが「もう授乳をやめる」と決めて授乳を終える事を言います。
それに対して卒乳は、子供が自分から授乳を辞める事を言うのです。
ただし赤ちゃんとママそれぞれの事情を加味して進んでいく場合もあるので、断乳と卒乳を明確に分けることは難しくなっています。

授乳を終える時期

断乳するにしろ卒乳するにしろ、授乳には必ず終わりがあります。
授乳を終える時期は、1歳~1歳半が半数以上となっています。
次いで、生後半年~1歳で授乳を終えるケースが多いのです。
しかし中には、3歳以降まで授乳しているケースもあります。
大半の場合は3歳までに授乳を終えますが、3歳以降まで授乳していても問題はありません。
ママも子供も負担がないのであれば、基本的には授乳を終わらせなければならない理由はないのです。
ちなみに世界保健機関では、2歳すぎまでは母乳育児を推奨しています。
日本においても、厚生労働省が発表した「授乳・離乳の支援ガイド」には、子供の個性に合わせて進めていくと良いとされているんですよ。
そのため、一概に授乳はいつまでが良い、と言えるものではないのです。

授乳を終える理由とは

授乳を終える理由は、大変多くあります。

  • 歯が生えてきた
  • 離乳食が進んだ
  • あまり欲しがらなくなった
  • 下の子を妊娠した
  • 薬を服用する必要があった
  • 復職

歯が生えてくると、授乳時に歯が当たって大変痛いものです。
そのため歯が生えてくると、授乳を終えようかと考えるママが多くいます。
また離乳食が進むと、おっぱい以外からしっかりと栄養が摂れる様になります。
こうなれば、栄養面ではおっぱいは必要なくなるのです。
子どもがおっぱいをあまり欲しがらなくなるケースでは、自然と卒乳ができる可能性があります。
そして下の子の妊娠が始まると、ホルモンバランスや子宮収縮の関係で授乳を終える様に指導される事が多くなっています。
さらに授乳中は薬の服用が限られるため、薬の服用が必要な場合は授乳を終了するケースもある事でしょう。
ママが仕事に復帰する場合も、授乳を終了する理由としては多くなっているんですよ。

断乳と卒乳はどっちが良い?

断乳と卒乳は、どちらでもママと子ども次第で好きな方を選んで問題ありません。
それぞれの家庭で事情があるので、家庭に合った方法をとっていきましょう。
最近では、卒乳を推奨する考えが主流となってきています。
子どもの意思を尊重するという意味で、自然と卒乳するのを待つのです。
しかしこれには、ママの負担が非常に大きくなってきます。
いつ終わるのか分からない授乳は、時にストレスとなってしまう事もあるのです。
そのため、無理に卒乳を選ぶ必要はありません。
ママが一番だと思える方法ならば、それが最善と言えるのです。

断乳と卒乳のメリット・デメリット

断乳と卒乳には、それぞれメリットとデメリットがあります。
それぞれ、詳しく見てみましょう。

断乳のメリット・デメリット

断乳のメリットは、ママの好きな時に授乳を終えられるという点にあります。
授乳をするためには、ママの体に大きな負担がかかってきます。
授乳せずに放っておけばおっぱいは張ってしまい、痛い思いをするんですよね。
そのため、ママとこどもは一心同体と言っても過言ではありません。
こどもはママのおっぱいを飲む欲求が強く、ママはこどもに授乳する事でおっぱいが張らずにすむのです。
これはメリットでもあり、状況によってはデメリットになってしまいます。
長時間、こどもと離れる事が難しくなるからです。
そこで、例えばママの仕事が始まるタイミングで断乳を選ぶママが多くなっています。
断乳ならば、復職のタイミングでしっかりと授乳を終える事ができる訳です。

これに対してデメリットは、ママもこどもも我慢しなければならない期間があるという事。
おっぱい好きのこどもなら尚更、ある日突然大好きなおっぱいを飲めなくなってしまうと辛いものです。
ママも、泣いているこどもを見るのは何より辛い事ですよね。
しかしこの辛さを我慢できなければ、断乳は成功しません。
また断乳後数日間は、おっぱいが張って乳腺炎になりやい事もデメリットと言えます。

卒乳のメリット・デメリット

卒乳のメリットは、こどももママも辛い期間を過ごす事なく自然と授乳が終わる事です。
こどもが自然とおっぱいから離れていくので、気持ちの面でもとても穏やかです。
さらに徐々にこどもが飲まなくなるので、ママのおっぱいも徐々に減っていって乳腺炎になる可能性も低くなります。
こどもも十分満足するまで授乳できるので、これ以上良い事はないでしょう。

しかしいつ来るか分からない卒乳を待つのは、ママにとって少し大変な部分があります。
授乳にストレスを感じていないママであれば良いですが、何かしらで授乳に対するストレスがある場合は尚大変な事でしょう。
これだけは、卒乳におけるデメリットと言えそうです。

断乳と卒乳の上手なやり方とは

では断乳と卒乳の上手なやり方も、それぞれ見ていきましょう。

断乳の進め方

断乳は、まずいつから断乳をするのかを明確に決めていきましょう。
なるべくママも子供も体調が良く、時間にも心にも余裕がある日を選びます。
そして、その日までは子供に「○日になったら、おっぱいはバイバイだよ」とこまめに話しておきましょう。
まだ言葉の意味が分からない子供でも、なんとなくママの雰囲気で意味が分かるものです。
そのためこうして声掛けをする事で、子供も心の準備ができるのです。
それと並行して、ママは少しずつ授乳の回数を減らしておきます。
こうして授乳の量を減らしておくと、断乳後のおっぱいの張りが辛くなりにくくなりますよ。
最後の断乳の時も、「これが最後だよ」と語りかけ、存分に飲ませてあげましょう。
記念に、写真や動画を撮っておくのもおすすめです。

そしていざ断乳の日になったら、確固たる決意で授乳しない事が大切です。
最初は、おっぱいが欲しくて泣き叫ぶ子も多くいるんです。
そこで根負けしてしまえば、断乳はふりだしに戻ってしまいます。
最初の3日間は断乳の山場なので、ママも子供も頑張り時です。
この3日間は、なるべくおっぱいから興味をそらしてあげると効果的ですよ。
またこの辛い期間こそ、パパにも協力してもらいましょう。
3日間が過ぎれば、ほとんどの場合で断乳は成功と言えるのです。

卒乳の進め方

卒乳の場合は子供が自然とおっぱいから離れていくので、特に進め方はありません。
生後9ヶ月~3歳半には、おっぱいを欲しなくなるとされているので、この期間は自然卒乳が見込めます。
しかし中には、ママが卒乳へと導いていくという方法もあります。
その場合は、少しずつおっぱいから興味をそらしてあげると有効です。
昼間は外で思いっきり遊ばせてあげれば、おっぱいの事を思い出す暇もない事でしょう。
そうして少しずつおっぱいから距離を取ってあげれば、いずれ自然と卒乳してくのです。

まとめ

授乳は、こどもの成長に欠かせない要素です。
体の成長はもちろん、心の成長にも重要な役割を果たしてるからです。
しかし、いつかはおっぱいから卒業する日が来るもの。
それをいつにするかは、ママとこども次第と言えます。
現在では卒乳が勧められている傾向がありますが、必ずしも卒乳が良いという訳ではありません。
ママとこどもにとって最善の方法を取っていく事が、何より大切なのです。

断乳・卒乳をしたら、こどもとより一層スキンシップをたくさんしてあげましょう。
いままで授乳によって深いスキンシップをしていた訳ですから、これがなくなってしまうと特にこどもは寂しくなってしまうものです。
これを埋めるためには、たくさんだっこをしてあげると良いのです。
断乳・卒乳は、ママにとってもこどもにとっても、互いに子離れ・親離れの第一段階とも言われます。
特に断乳は、辛い時期を乗り切ってこそ成長できる部分があるものです。
少し大変な時期はありますが、上手に乗り切ってママもこどもも成長していきましょう!

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