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子供の歯並び!悪いと何に影響する?原因は遺伝?矯正はいつから?

[記事公開日]2018/03/20 [最終更新日]2018/03/19
■カテゴリー:子育て
■タグ:

子供の歯並び、これからどうなっていくのか心配というママも多いはず。
とくにママやパパの歯並びで、気になるところがあるという場合はなおさらですよね。
歯並びってどのくらい遺伝するの?乳歯だからまだ大丈夫?などなど…
実は先日、娘が定期検診で出っ歯っぽいということが判明、なんと普段何気なくやっているクセに原因があったんです(汗)
歯科衛生士さんいわく、クセについても知っておくだけで、歯並びが悪くなることを予防できるんだそう!
そこで今回は、子供の歯並びについて気になることをまとめてみました。

目次

  1. 子供の歯並びが悪いと何に影響する?
  2. 子供の歯並びが悪いのは遺伝が原因?
  3. 子供の歯並びを良くするための対策!
  4. 子供の歯並びを矯正するならいつから?
  5. まとめ

子供の歯並びが悪いと何に影響する?


子供の歯並びは、親としてはとても気になることの一つですよね。
歯並びが悪いことでどのような影響があるのでしょうか。

そもそも歯並びが悪いってどんな状態をいうの?

悪い歯並びの前に、まずは良い歯並びの基準からお伝えしますね。
良い歯並びのことを正常咬合(せいじょうこうごう)といって、上下の前歯の理想の状態については以下のようになります。

歯並びが良い状態

  • 上の前歯が下の前歯より2~3mmほど前にでている
  • 上の前歯が下の前歯の1/3ほど覆っている
  • 上下の前歯の中心が合っている
  • 上下の前歯の隙間が並行
  • 左右対称で真っ直ぐ生えている

「芸能人は歯が命」なんて言われていますが、最近では歯並びの悪かった芸人さんが歯列矯正するケースが増えていますよね。
口元が明るくなって美人になったり男前に見えたり、ずいぶんと印象が変わります。

では次に、歯並びが悪いといわれる状態を見ていきましょう。

叢生(そうせい)<乱ぐい歯や八重歯・ガタガタとした歯並び>

歯が重なってデコボコに生えている状態で、近年では多く見られます。
顎の小さいお子さんは注意が必要です。

開咬(かいこう)<オープンバイト>

奥歯は噛み合っていても、前歯が噛み合わない状態をいいます。
サ行やタ行の発音がうまくできないことがあります。

受け口(反対咬合)

反対咬合(はんたいこうごう)といって、下の顎や歯が前に出ていることを指します。
開咬にもみられたように、サ行やタ行の発音がうまくできないことがあります。

出っ歯(上顎前突)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)といって、上顎の前歯が突出している状態を指します。
下顎の成長が十分でない場合に、出っ歯に見えることもあります。

すきっ歯

空隙歯列(くうげきしれつ)といって、歯の間に隙間のできている状態です。
乳歯の場合は、永久歯に生え変わる時に必要な隙間なので心配いりません。

他にも、過蓋咬合(かがいこうごう)といって上の前歯で下唇が隠れてしまう状態や、額変形症(がくへんけいしょう)という顎が極端にずれてしまう状態もあります。

悪い歯並びによる影響とは?

子供の歯並びや、かみ合わせが悪いことによる影響はこんなことが考えられます。

  • 虫歯や歯周病のリスクが高まる
  • サ行やタ行の発音に問題をともなう
  • 口呼吸になりやすい
  • 顎が痛む
  • 肩こりや腰痛の原因に
  • 口元がコンプレックスに

歯並びが悪いと歯磨きでの磨き残しが多くなり、虫歯になりやすくなってしまううえ、全身にまで悪い影響を及ぼしてしまいます。
またどうしても、口元はパッと目に付きやすい部分になります。
笑顔に自信がなくなったり、滑舌が悪くなったりすることを気にして、ストレスを抱えてしまうことも少なくないようです。

子供の歯並びが悪いのは遺伝が原因?


では、子供の歯並びが悪くなってしまう原因は何なのでしょう。
親の歯並びが悪いと、子供にも遺伝してしまうのでしょうか。

歯並びに遺伝はどう影響する?

歯科専門クリニックのコラムでは、歯並びの遺伝について次のようにありました。

子供は容姿や骨格、体質など多くの要素を親から受け継ぎます。
もちろん、歯の大きさや質、顎の骨の形や大きさなどは、親から子に受け継がれますから、これらが歯並びに影響を与えることは間違いありません。
(引用:http://takagi-ds.com/report/170525/)

とくに、出っ歯や受け口は遺伝する可能性が高くなるそうです。
両親どちらかがそうだった場合には、お子さんは小さいうちから定期検診を受けておきましょう。
矯正が必要かどうかの判断が早めにできるので安心です。

また遺伝とは関係なく、先天的なものが影響することもあります。

  • 上唇小帯の異常→上唇の裏側中央にある筋みたいな組織が長すぎるとすきっ歯に…
  • 歯の先天的欠如→本来生えるべき歯が生えないために、隣の歯が移動してしまうことも…
  • 過剰歯→本来生えない歯が過剰に生えて、本来生える歯を圧迫…

歯並びに遺伝が影響するのは3割程度

歯並びの良し悪しは、遺伝だけで決まるというわけではありません。
歯並びに遺伝が影響するのは3割程度といわれていて、あとの7割は生活習慣などの環境が要因となります。
ここでは、子供の歯並びを悪くしてしまう生活習慣を見ていきましょう。

口呼吸

口周りの筋肉の発達にも悪影響を及ぼすため、出っ歯になりやすくなることも。
また、口が乾燥して唾液が減り、虫歯になりやすくなってしまうので注意が必要です。
鼻の病気が潜んでいる可能性もあるので、一度耳鼻科を受診してみては。

よく噛まない食生活

やわらかい物ばかりの食事や、よく噛まないで食べていると、口周りの筋肉が十分に成長しません。
よって顎の骨が成長できず、永久歯が並ぶスペースが確保できないために、デコボコとした乱れた歯並びになってしまいます。

乳歯の虫歯を放置

乳歯が自然に生えかわる前に虫歯で抜歯すると、その周りの歯が移動してくるため、永久歯が生えるスペースがなくなってしまいます。
よって永久歯がずれたり、真っ直ぐ生えなかったりする原因になります。
乳歯の虫歯はいずれ生えかわるからといって、放置はたいへん危険です。

子供の歯並びを良くするための対策!

(引用:https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/1000/101717.html#header)

子供の歯並びを悪くしてしまうのが、意外にも癖でした。
生活習慣の中で、何気なく行っている子供の癖がクセモノなんです!

歯並びに悪影響を及ぼす癖を予防しよう!

指しゃぶり

指しゃぶりは、前歯を前方に押していることになるので、開咬や出っ歯のリスクが高まってしまいます。
2~3歳までの指しゃぶりは、精神安定的な役割をしているので、無理にやめさせることはありません。
乳歯の段階で歯並びが軽く悪い程度なら、自然に治ることが期待できるようです。
徐々にクセがでないように、ママパパが遊びに誘ったりして工夫してあげましょう。
5歳を過ぎても行っているようなら、かなりの悪影響を及ぼす可能性があるので、一度歯科医院に相談してみては。

舌で歯を押す・舌を突き出す

これも指しゃぶりを同じように、前歯を押すことになるので、歯並びの悪化につながってしまいます。
唇を噛むのも、上顎が前にでてしまう癖がつくことになります。

ほおづえをつく

片方の顎に力がかかるため、顎がゆがんでしまい歯並びを乱すことにつながります。
子供は無意識でやっていることが多いので、5~6歳頃からは気をつけてやめさせてあげましょう。

片側だけで噛む

どちらか一方で噛む癖をつけてしまうと、顎の左右の成長バランスが乱れることにつながります。

左右のバランスが悪い姿勢

足を組んだり、腕組みや猫背などは、体の骨格に歪みが生じて歯に負担がかかり、歯並びが悪くなることにつながります。

また、タオルやおしゃぶりの噛み癖にも気をつけましょう。
顎の成長や歯並びに問題が生じることもありますので、注意が必要です。

普段、子供が何気なく無意識でやっている癖が、こんなにも歯並びに影響してしまうなんてびっくりしますよね。
子供の癖は、日頃から親が気をつけて、さりげなく直してあげることが大切ですね。

子供の歯並びを矯正するならいつから?


生活習慣の中で、なるべく子供の癖に気をつけていたとしても、遺伝や先天的な影響だったりで歯並びが悪くなってしまうということもあります。
そういった場合、子供の歯並びの矯正はいつからすれば良いのでしょうか。

子供の矯正治療は適切なタイミングで!

日本小児歯科学会では次のように述べています。

子どもは成長発育をしているので、上下のあごの骨のバランスを整えやすく、あごの骨やその他の発達に影響を及ぼすような症例は子どものときから歯科矯正治療を開始した方が良い場合があります。
先天性欠如歯や埋伏歯などを早期に発見による適切な対応や症例によっては、歯が生えるスペースを確保して歯を抜かないですむ場合もあります。
(引用:http://www.jspd.or.jp/contents/main/faq/faq07.html#faq_d0701)

子供のときから矯正治療を始めることで、虫歯や歯周病などの予防知識も身につくとのことです。

また日本歯科矯正専門医学会によると、子供の歯列矯正においては早ければ良いというわけではないようです。
症状や年齢だったり、心の問題などで治療のタイミングを考えて、適切な治療計画を立てる必要があるのだそうです。

子供の矯正は、6歳から小学校中学年までの一期治療と、小学校高学年から中学生くらいまでの二期治療に分かれます。
一期治療では、顎の骨格の矯正が中心となり、二期治療では歯列矯正が中心となってきます。
(引用:http://haisha-yoyaku.jp/docs/hamigakids/column/column015.html)

日本歯科矯正専門医学会のHPで、全国の歯科矯正専門医を検索することが可能です。
子供の矯正治療をお考えの際には、できれば小児歯科、矯正歯科の専門医または認定医を選ぶようにしましょう。

まとめ


今回は子供の歯並びについてでしたが、いかがでしたでしょうか。
ぜひ乳歯の時期から、定期的に歯医者さんに通って健診を受けるようにしましょう。
歯磨きの指導やフッ素塗布はもちろんですが、歯並びを悪くする癖が見つかるきっかけになることもあります。
乳歯のうちは歯並びの良し悪しは、なかなか素人目にはわかりにくかったりもしますよね。
定期検診に通いながら、ママパパもぜひ正しい知識を身につけて、子供にきれいな歯並びを作ってあげましょう。

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