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上の子可愛くない症候群はいつまで?二人目出産後の対処法&乗り越えたママ達の体験談

[記事公開日]2018/01/15 
■カテゴリー:子育て
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下の子が産まれてから、なぜか上の子がかわいくないと感じてしまうことを「上の子可愛くない症候群」と呼びます。
私自身も、上の子を大好きなはずなのにかわいくないという状態に陥り、いつまでこの状況が続くのかと不安でものすごく悩みましたが、最近そのサイクルから抜け出すことができました。
いま現在、上の子がかわいいと思えない…イライラする、そんな気持ちを感じているママはとても辛い時期ですよね。
私が参考にした本や、先輩ママ達の体験談を交えながら、上の子可愛くない症候群の具体的な対処法をまとめてみました。

目次

  1. 二人目出産後の「上の子可愛くない症候群」とは?
  2. 上の子可愛くない症候群はいつまで続くの?
  3. 上の子可愛くない症候群を乗り越えたママ達の体験談
  4. 上の子可愛くない症候群から抜け出す対処法
  5. まとめ

二人目出産後の「上の子可愛くない症候群」とは?


そもそも「上の子可愛くない症候群」は症候群とつきますが、深刻な病気などではありません。
育児ノイローゼのようなもので、最近ではネット上や雑誌でもよく取り上げられるようになってきました。
二人目を出産後に多くのママが抱える悩み、上の子可愛くない症候群になってしまう原因とはなんなのでしょうか。

上の子可愛くない症候群の原因

下の子が産まれてから、上の子にイラついたり可愛くないと感じてしまうのには、次の原因が考えられます。

  • 上の子が赤ちゃん返りして手がかかる
  • ホルモンバランスの変化で心も体も余裕がない
  • 母親として小さい赤ちゃんを守ろうとする防衛本能
  • 上の子がイヤイヤ期に突入
  • やることが増えて忙しい
  • 下の子に意地悪をする

今まで一人だけみていればよかったのが、退院後は子供二人のお世話が始まります。
赤ちゃんと一緒に寝て起きてができる上の子の時とは、状況が違いすぎるんですよね。
産後のホルモンバランスが崩れている状態で疲れますし、ただでさえイライラしたり睡眠不足のところへ、上の子のお世話が重なり、心身ともにいっぱいいっぱいになってしまうんです。

上の子の見方が変わってしまうのも原因

それになんといっても、産まれたばかりの赤ちゃんは可愛すぎます。
ふにゃふにゃでいいにおいがしてたまりませんから、小さい赤ちゃんを守りたいっていう母親の本能がこみ上げてくるんですよね。
そこで、すでに赤ちゃんではなくなっている上の子は、無条件で守りたいという対象とは違う存在になるのだとか。

また下の子が産まれると、上の子は実年齢より2歳プラスで大きく見えてしまうという説もあります。
上の子を育児の戦力として、ついつい期待して頼りにしてしまうなんてことも…

上の子可愛くない症候群にはこんなリスクも…

上の子可愛くない症候群は、以下のようなリスクが高まることも考えられるので、親としては注意が必要です。

  • 上の子が自己肯定感を持てずに否定的な性格に
  • 上の子が下の子を恨むように
  • 虐待につながることも

上の子可愛くない症候群がエスカレートしてしまうと、子どもの成長に悪い影響を与えてしまうことにもなりかねません。
母親がいつも怒ったり、イライラをぶつけていることで、上の子は自信を失っていき次第に追い詰められてしまいます。

上の子可愛くない症候群はいつまで続くの?


上の子に対して可愛く思えないという感情が芽生えてしまうと、ずっとこのままだったらどうしようと不安に感じてしまいます。
しかし一生続くわけではなく、あくまでも一過性のものなので安心してくださいね。
子どもたちはそれぞれ成長しますから、上の子のイヤイヤ期も終わります。
下の子も一人で遊んだりできるようになってきます。

上の子可愛くない症候群は比較的短い!?

上の子を可愛くないと感じる期間は、長くても2年程度と言われています。
子供にしてみれば、2年はとてつもなく長い期間です。
ママがいつも自分にばかりキツくあたったり、怒鳴ったりイライラしているということを、小さな体でひたすら受け止めるなんて無理ですよね。
かわいそうすぎます…

ママ自身が、「これはきっと、上の子可愛くない症候群なんだ」と自覚することで、対処が早くでき、上の子に辛い思いをさせる期間を短くすることができます。

上の子にイライラして大変だった3ヶ月間

私の場合は上の子(当時2歳8ヶ月の娘)が大好きで、妊娠中も出産後も下の子よりも上の子に気持ちが向いていたと思います。(逆に、下の子可愛くない症候群的な)
上の子も一生懸命にお姉ちゃんになろうと、オムツをとってきてくれたり赤ちゃんのお世話を手伝ってくれていたので、このままスムーズに子育てが進むと思っていました。

ところが下の子が2ヶ月になったころ、突然、上の子の全身にじんましんがでてしまったんです。
医師によると、「赤ちゃん2ヶ月か~お姉ちゃんだから我慢してることが多いんじゃないかな?ちょうどストレスがたまる頃だと思いますよ」と。

私が怒ることもありませんでしたし、まさか娘がストレスを感じていたなんて思ってもみませんでした。
こんなことでは母親失格だと深く反省し、娘に「無理しなくていいよ。もう我慢しないでね」と伝えました。
すると、その翌日から上の子が一気に赤ちゃん返りしてしまったんです…

私も上の子もどんどんエスカレート

上の子のヤキモチからくる下の子への意地悪が一気に開花。
「おっぱいあげないでー」と、授乳中にかぎって下の子を叩くかじるの攻撃が始まりました。
その後は、下の子を抱っこしていると「抱っこしてよー」と下の子の足を引っ張ったりかじったり…ついつい娘の攻撃から赤ちゃんを守るために、反射的に手がでてしまうことも多くなっていきました。

上の子からしたら、ママがかまってくれないから赤ちゃんに意地悪をする…するとママがきてくれる、でも怒ってばっかりいるという負のループ…
結局、上の子が泣くまで攻防は続くという具合になってしまっていました。

上の子の着替えやトイレのタイミングに下の子が泣くと、わざと必殺ぐにゃぐにゃ(体の力を抜いてまっすぐ立たない)を繰り出し、下の子の方に行かせないように時間稼ぎをされるのが、一番イラっとしましたね。

その度に怒ったことに落ち込み、あんなに大好きだった上の子に優しくできない自分を責め、今思うと育児ノイローゼっぽかったと思います。

それが、上の子が3歳になりイヤイヤ期が終わりに近づいてきたことと、色々と本を買い漁って対処法を実践したことで、永遠に続くかと思われた上の子可愛くない症候群も、ひとまず3ヶ月で解消されたのです。
具体的な対処法については、後の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

上の子可愛くない症候群を乗り越えたママ達の体験談


上の子が可愛くないという時期はいずれ終わります。
しかし、この時期に受けた心の傷が将来の人格形成に影響してしまうかもしれないとなると、なんらかの対処をしなくてはなりませんよね。
そこで、どうやって上の子可愛くない症候群を乗り越えたのか、先輩ママの体験談をいくつかご紹介します。

上の子との関係…先輩ママ達はどうやって乗り越えたの?

「上の子可愛いくない症候群」という名前に救われるケースも!

私は長女。弟がおり、母は弟ばかり可愛がっていました。
贔屓されて育てられ、弟は自己中心的に育ち、私は愛情不足で自信のない大人に育ちました。
すごく嫌だったので、兄弟は平等に育てたい!と意気込んでいました。
ところが、上の子にばかりイライラする時期がありました。
その時「上の子可愛いくない症候群」って言葉を知りました。
保健師に相談したら「誰でも通る道。今、一番つらい時なのよ。」と娘が生後4か月の時に言われました。

可愛いの。可愛いのだけれど違うの。
辛いの。イライラばかりしてるの。と辛くて仕方ありませんでした。けれど悩むのはお子さんが可愛いからなんだと思いますよ。
(引用:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/1025/782643.htm?o=0&p=2)

試してみたいこんな対策も!

赤ちゃんのミルクやオムツが終わったら、「追っかけタイム」。
何気ないフリして急に「あ!もしかしたあなたは…○○君じゃないですか?!」って言います。
向こうがこくりと頷くと「きゃーむぎゅってしていいですか?チューして良いですか?」ってやります。
相手がやめてくすぐったい重いって言ってから5秒くらいタイムオーバーしてやめます。
そういうごっこ遊びを最初は義務でやってたんですけど途中から楽しくってバカみたいに繰り返していたら…長子の赤ちゃん返りは結局無かったですね。
(引用:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2017/1002/821416.htm?g=05)

ネット上では、上の子を可愛く思えないというママの悩みに対して、誹謗中傷するレスも多くみられます。
母親失格だとか自分勝手だとか…。
きっと「上の子可愛くない症候群」というネーミングが、長子の大人達から反感を買ってしまうのかもしれません。
こればっかりは、自分自身が経験してみないとわからないこともあるということを痛感しますね。

上の子可愛くない症候群から抜け出す対処法


ここでは、実際に私自身が試してみた中で、効果のあったイライラ対処法をご紹介させていただきます。

具体的な上の子へのイライラ対処法

  • 上の子にどうして欲しいか聞いてみる
  • 上の子と二人でお風呂に入る
  • ぎゅーっと抱きしめて一番大好きだよと言う
  • いつもありがとうと笑顔で言う
  • 赤ちゃんの時の話をする
  • 上の子と一緒に生まれた頃の動画や写真をみる
  • いっぱい抱っこしてチューする
  • 父親(パパ)に子供の面倒をみてもらう

どうしたらいいのか悩んでいたので、直接上の子にどうして欲しいのか聞いてみると、「Uちゃんさみしい…もっと遊んで!抱っこしてよ~」と言われました。
そこで、とにかく上の子と二人だけの時間を意識して作るようにしました。

すると、徐々に気持ちも安定してきたのか、下の子への意地悪などもなくなってきたのです。
私が疲れている時には、パパに二人をみてもらってゆっくり眠るようにしたり、下の子だけパパにお世話してもらって、上の子と二人だけで出かけたり。
パパは女性ホルモンとか関係ないので、上の子も下の子も平等に見れているようで助かりました。

今では、下の子がゲボすると上の子がサッとよだれかけを替え、ガーゼでゲボを拭いてくれています。
少し前まで、下の子を叩いていたなんて想像できないくらいです。

イライラしないために参考にした本は

あれこれ悩んでいた私を助けてくれた本が、佐々木正美先生の「子育てお悩み相談室」でした。

ママがきょうだい平等に接すると、上の子は必ず不平等だと感じるものなのだそう。
上の子に優しくすればするほど、上の子は下の子に優しくなり、逆に上の子らしさを求めると下の子に優しくできなくなるのだとか。

本当にその通りでした。
赤ちゃんはどうしても手がかかりますので、上の子にはあまり手をかけられない分、少し多めに優しくしようと思うことでバランスが取れるのだそうですよ。

ふと、池川明先生の胎内記憶の本を思い出します。
「上の子に生まれてくる子は、勇気のある勇敢な戦士」だったか天使だったか忘れてしまいましたが…そういう一文がありました。
何かと我慢しないといけないことが多い上の子には、もっともっと優しくしてあげたいものですね。

まとめ


実は下の子を妊娠するまで、上の子可愛くない症候群のことは全く知りませんでした。
たまたま妊娠中に、鈴木おさむさんのブログで目にした時「そんなことってあるの?私にはきっと関係ない」と思っていたのですが、下の子が産まれてから、まさか上の子にイラッとしてしまうなんて…
上の子もママの豹変ぶりに、さぞかしビックリしたことでしょう。

もし、下の子が生まれて上の子にイライラするな…と感じていたら、ぜひ上の子に優しく接してあげてみて下さいね。
そしてママが疲れている時は、家事はほどほどに!
一時保育やパパに子供をみてもらって、ママ自身をいたわる時間を作ってみてもいいと思いますよ。

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