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子供の偏食は治る?偏食がもたらす影響とは?工夫レシピも公開

[記事公開日]2017/12/21 [最終更新日]2017/12/20
■カテゴリー:子育て
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「トマトきらーい」「お肉はママが食べて」「ごはん残してもいい?」
子供の健康のために親としてはなんでもパクパク食べてほしいと思いますよね。でも、子供ってどうしても食べ物を選り好みしがちです。自分の幼少期を振り返ると子供のことを強く言えないな、なんて思ったりもしますが、かと言って子供の意思を尊重しすぎると単なる好き嫌いにおさまらず、大切な成長期に偏食を許すことになりかねません。
この記事ではお子さんの食育で悩むお母さんたちのために子供に苦手を克服してもらうアイディアをお伝えしています。
ぜひ参考にしてくださいね。

目次

  1. 子供の偏食はなぜおこるの?
  2. 子供の偏食がもたらす影響とは?
  3. 偏食のある子供も食べやすいレシピ
  4. 強いこだわりがある場合は専門家に相談も

子供の偏食はなぜおこるの?


「昨日はカボチャだったから、今日はほうれん草とお豆腐にしようかな」。離乳食がはじまり、子供の栄養を考えて試行錯誤する毎日がはじまります。思えば離乳食の時期からメニューやその日の体調によって、食べが良かったり悪かったりしましたよね。
0~1歳の頃には偏食ということはなく、単純に好き嫌いによるものですが、そもそもこの好き嫌いはなぜ起こるのでしょうか。

苦いもの、すっぱいものは苦手


母乳やミルクしか口にしていない赤ちゃんでも、カボチャ、玉ねぎ、にんじんなど甘みを感じる野菜はよく食べることが多いもの。しかし、ほうれん草やトマトなど苦味や酸味を感じる野菜は苦手な子が多いですよね。苦味や酸味を嫌がる理由は本能的なもので、身体に悪い毒や腐敗したものを察知して避けることができるため、という説があります。
しかし味覚には色々なものがあることを赤ちゃんのうちから慣れさせることも大切です。苦味や酸味を感じやすい食材でも少しずつ与えたり、他の野菜やおかゆなどと混ぜることで味を緩和させることができます。
離乳食の時期を終え、普通食が食べられるようになっても味覚はまだまだ変わりません。苦味や酸味を感じやすい食材は好きな食材と混ぜたり、食べやすい形状で調理するのがおすすめです。

トマトがトラウマになってしまった長男

筆者の長男はトマトが大の苦手ですが、これには離乳食期にトマトにあまり慣れさせなかったことが原因しているようです。離乳食をあまり食べなかったこともあり、全体的な離乳食メニューが食べやすいものに偏りがちでした。4歳となった今は、保育園での給食はなんでも食べ、家でもトマトにチャレンジすることもありますが、やはり現在でもかなり苦手意識はあるようです。離乳食の頃からトマトを色々な食材と合わせてみていたら違っていたかもしれないな、と反省しています。
反省を踏まえて、現在離乳食中の長女にはトマトと玉ねぎのスープなど、甘みを感じる野菜と組み合わせて調理したものを食べさせています。やはり、トマトには酸味を感じてちょっぴり嫌な顔をしていますが、回を重ねるごとに味に慣れているようです。

硬さ、大きさが苦手

味や食材は好きでも、硬さや大きさによって食べないこともあります。代表例はお肉です。特に鶏肉は調理後に硬くなりやすいため、食べにくさから嫌がる姿がよく見られました。そこでおすすめなのは、調理直後に味見をさせながら美味しさを実感させることです。大人でも、味見と称して一口食べる「つまみ食い」ってやたら美味しく感じることがありますよね。それをわざと子どもにさせるやり方です。
筆者が成功したのは、鶏肉ささみのボイル、チキンカツ、から揚げなど、噛む力のいる鶏肉料理が中心でした。鶏肉のささみは、できたてのしっとりホクホクのお肉にちょっぴり塩を振るだけの本当にシンプルなものですが、「おいしい!」と目を輝かせて食べていました。その後サラダにあえたり、他の食材と一緒に春巻きの皮に包んで揚げたり、サンドイッチの具材にしたり、色々な用途に使用できます。チキンカツやから揚げも、揚げたてなら柔らかくて子供も食べやすいですよね。小さくカットして、可愛いピックを刺せばなお喜びます。
出来立ての美味しさを実感してもらえれば、美味しさの刷り込みができるので、食卓に並べられた手料理を喜んでもらえるはずです。

子供の偏食がもたらす影響とは?


好き嫌いの程度を超えて、偏食となると問題は深刻です。野菜を一切食べない、お菓子しか食べないなど、偏食がもたらす影響にはどのようなものがあるのでしょうか。

  • 発育の遅れ
  • 肥満
  • 味覚障害

最も深刻なのは、栄養不足による発育の遅れです。それは身体の成長だけではなく脳の成長にも影響を及ぼします。また、パン類やお菓子ばかりを食べている子供は、栄養素が足りていないにもかかわらず、脂肪や糖質だけを摂りすぎることにより肥満につながることがあります。さらに、肉や魚介類、緑黄色野菜や大豆類などに含まれている亜鉛を摂れないことから味覚障害に陥ることもあります。
心と体を作る大切な成長期に、バランスの良い食事を摂れないことで、その後の健康をも左右する重大な影響を与えかねません。

偏食のある子供も食べやすいレシピ

とはいっても、どうしたら子供が喜んで食べてくれるの?と悩んでいるママさんも多いでしょう。筆者も本当に悩みました。我が家の場合は、保育園では頑張って良く食べてくるのですが、家での食事にむらがあり、食べる日と食べない日の差が激しいので一喜一憂の毎日でした。そんな長男が、必ずたくさん食べてくれるレシピを公開します!

具だくさん餃子

用意するもの(40個)

  • キャベツ、白菜、玉ねぎ、長ネギ、なす、ニラ、ピーマンなど好みの野菜(適量)
  • しいたけ(2個)
  • 豚ひき肉(150g程度)
  • 餃子の皮(40枚)
  • ごま油(大さじ1)
  • 酒(大さじ1)
  • 醤油(大さじ1)
  • しょうが(1片)
  • にんにく(お好みで)
  • 塩(少々)
  • こしょう(少々)
  • 水(50~70cc)

作り方

  1. 水気のある野菜をみじん切りにし、塩を振って水気を絞っておく
  2. 豚肉に塩、こしょう、すりおろしたしょうが、にんにくを加え、もみこんでおく
  3. 水気の少ない野菜をみじん切りにする
  4. 1と3を豚肉に加え、酒、ごま油、醤油を入れてよく混ぜる
  5. 餃子の皮に4を包んでいく
  6. フライパンに餃子を並べて火にかけ、温まったら水を入れて蓋をし、蒸し焼きにする
  7. 水が蒸発してきたら蓋を開け、ごま油をかけいれる
  8. 焼き目がしっかりついたら完成

下味をしっかりつけているので、子供にはそのままで美味しく食べられます。野菜は季節の葉物野菜などをメインに、あとはなんでも良いのですが、筆者は長男が苦手だったなすを加えてよく作ります。餃子になす!?と思いますが、意外にもジューシーに仕上がります。長男もこの餃子でなす嫌いを克服できました。
しょうがやにんにく、長ネギなどの香味野菜はお子さんの月齢に合わせて加えてください。油を少なめにしたかったので、フライパンには油なしで餃子を敷いていき、最後にごま油を少し垂らしてジューシーに仕上げたところ、とても美味しかったのでおすすめです。たくさん作って冷凍しておくと、忙しい時や食が進まず困った時に使えてとても便利ですよ。

強いこだわりがある場合は専門家に相談も

子供に強い偏食があると、親としてはどうしても克服してほしいという思いから、無理にでも食べさせようと強い口調で怒ってしまうことがありますよね。子どもの偏食を、わがままととらえることも多々あります。
しかし、近年、偏食と発達障害の関係について注目されています。

発達障害特有の感覚過敏が偏食につながる

(引用:http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/04/0405.html)

こちらはNHKの「おはよう日本」で報道された興味深い内容です。発達障害の子供たちの半数以上に偏食が見られるのですが、その偏食の原因は、発達障害の人特有の感じ方にあるそうなのです。
例えば、サクサクした衣のコロッケを「口の中を針で刺されているように感じられ」たり、「食べ物をかむ音が耳障りでがまんできない」など感覚過敏の傾向が原因となり、それが気になったり不快に感じるため食事が摂れないのです。
こういった感覚は親や近くの保育者であっても理解しにくいことが多く、わがままととらえられることもあるようです。その結果、食事を強要されたことがトラウマになってしまうケースもあるのだとか。
実際、もしわが子がほとんど決まったものしか食べられず、その状況を毎日見ていたとしたらどうでしょうか。親自身も食事の時間が苦痛になり、「また始まった…」とうんざりするような気持ちになるかもしれません。
偏食の原因は小さい頃の食育だったのでは、などと自分を責めるママもいるかもしれません。しかし、発達障害の子供の偏食は、好き嫌いやわがままの問題ではないとのこと。また、発達障害の子供の偏食は、工夫を重ねることで改善することができるようです。
発達障害の子供は、強いこだわりがあったり、はじめて経験することに極度の不安を感じる様子が見受けられるようです。
年齢と共に偏食の傾向が強くなったり、食べられない理由がどうも分からないといった場合は、専門家に相談することもできるでしょう。

まとめ

子供に好き嫌いがあると、なんとか克服してもらいたいと思うのが親心ですよね。でも、ふと自分を振り返れば、子供のように「これ食べられなーい!」とはやりませんが、大人になってもやっぱり苦手なものってあったりします。一つや二つ食べられないものがあっても、自然と味覚が大人になれば美味しく感じられるものもありますし、逆に子どもの頃は食べられたのに好みじゃなくなった、なんてこともありますよね。子供の頃に大切なのは、食事をしながら今日の出来事を話せたり、食卓を囲むあたたかい雰囲気の中に自分の居場所があると感じさせることなのかもしれませんね。その中で、食事を通して心と体を大きく成長させられるよう、親としてサポートしていきたいですね。

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