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妊娠は高齢だとリスクの確率が高い?障害の不安も?3人目でも不安?

[記事公開日]2017/11/25 [最終更新日]2017/11/24
■カテゴリー:妊活
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女性が多く社会で活躍している現代では、一昔前に比べると妊娠・出産が高齢になる傾向が強くなっています。
しかし高齢になればなるほど、妊娠にはリスクが伴うと言われていますよね。
実際には、どんなリスクがどれくらいあるものなのでしょうか。
その対策も含めて、ご紹介していきます!

目次

  1. 高齢での妊娠のリスクとは
  2. 障害を持って産まれる可能性は?
  3. 高齢での3人目出産でもリスクあり?
  4. 高齢の妊娠での対策6選!
  5. まとめ

高齢での妊娠のリスクとは

女性は、何歳であっても妊娠ができる訳ではありません。
元々女性の体内にある卵子の数は決まっていて、この卵子がなくなってしまえば自然妊娠はできなくなってしまいます。
女性は出生時に約200万個もの卵子を持って産まれてきますが、排卵が始まる頃には約20~30万個ほどに減ってしまっているんです。
もちろん排卵が始まった後も毎日卵子は減っていき、卵子がなくなると閉経となるのです。
こうして排卵される卵子の数は一生のうちで約400個ほどとされており、この卵子が健康であればあるほど妊娠しやすくリスクの少ない妊娠が可能となるんです。
ちなみにこの卵子は、12歳頃から50歳頃までに排卵されていきます。

高齢って何歳から?

ここで気になるのは、一体何歳からが「高齢」になるかと言う事です。
日本産婦人科学会において高齢の定義は、35歳を過ぎてからの初めての妊娠となっています。
そのため、高齢とは35歳を基準として考えていくと良さそうですね。

卵子は、加齢とともに体内の組織とともに老化していってしまいます。
つまり、加齢にともなって妊娠が難しくなってしまうとされているのです。
20代では9%ほどであった不妊率も、40代になると29%ほどにまで上がってしまうんですよ。
こうして、高齢になると自然妊娠できる確率が下がると言われているのです。
ちなみに自然妊娠の限界とされているのは、目安として42歳頃です。
しかし中には50代でも出産した女性もいるので、妊娠できる可能性はゼロではありません。

高齢妊娠のリスク

高齢妊娠は、自然妊娠の可能性が低くなるだけではありません。
主に下記に挙げる3つのリスクが、非常に高くなってくるのです。

1.妊娠高血圧症候群になりやすい

血圧が上がり尿タンパクが出る、妊娠高血圧症候群。
むくみなどの症状が出やすい事も、この病気の特徴です。
妊娠高血圧症候群が悪化すると、難産になってしまったりと母子ともに出産のリスクが高くなってしまいます。

2.流産、早産しやすい

妊娠しても流産してしまう可能性は、高齢になればなるほど急激に確率が上がります。
全体の妊娠における流産の確率は15%ほどとされていますが、30代後半では20%、40代になると40%にまでなるのです。
また前置胎盤や常位胎盤早期剥離などを起こしやすく、早産や切迫早産になる確率も高くなってしまいます。

3.染色体異常が起こりやすい

卵子が老化している事で、染色体異常が起こりやすいのも高齢妊娠の大きなリスクの一つです。
中でも先天的な染色体異常の症例では、ダウン症が代表的ですね。
20代での妊娠では1667万分の1であったダウン症発症の確率は、30代では952分の1、40代では106分の1となるのです。
そして50代近くなると、14分の1の確率にまでなると言われているんですよ。

高齢出産が増えている?

女性の社会進出などを理由として、最近では晩婚化が非常に進んでいます。
この晩婚化こそ、高齢出産が増えている大きな理由となっているのです。
1980年の平均初婚年齢が男性27.8歳・女性25.2歳だったのに比べ、2014年では男性31.1歳・女性29.4歳まで上昇しているんです。
これに伴い、子どもを生む母親の年齢もどんどんと高齢化しています。
2014年時点での出生時の母親年齢は、第一子が30.6歳、第二子が32.4歳、第三子が33.4歳となっているのです。
一昔前まで「高齢」の定義は、30歳以上の初産婦となっていました。
しかしこうした晩婚化と医療技術の発展を背景に、35歳へと引き上げられたのです。

障害を持って産まれる可能性は?

こどもが産まれながらに障害を持っている理由は、染色体の異常である場合が多くなっています。
この染色体異常、高齢になればなるほど確率が上がってくる事は有名ですよね。
しかし若いからといって、染色体異常にならないという訳ではありません。
卵子の老化が理由だとされている染色体異常ですが、決してそれだけが理由ではないのです。

染色体は人間の肌の色や瞳の色などを決める、いわば設計図の様なものです。
その数は46本で、父親と母親から23本ずつ譲り受けていきます。
しかしなんらかの理由でこの染色体に異常があると、障害を持って産まれてくる事になるのです。
この染色体異常、20代では526分の1の確率で起こります。
これは加齢とともに増加するもので30代になると385分の1、40代になると66分の1、50代近くなると8分の1にまでなります。

染色体異常は出生前に分かる?

染色体異常は、その多くを出生前に調べる事ができるとされています。
もちろん全てではありませんが、現代では医学の発展に伴って分かる事も増えてきているのです。
超音波検査で分かる事もありますし、羊水を採取して調べる「羊水検査」を行う場合もあります。
また、絨毛検査や新型出生前診断、母体血清マーカーテストと言った方法もあります。
これらによって多くの染色体異常を調べる事ができますが、検査できる時期は妊娠18週頃までがほとんどです。
種類によって検査可能時期も変わってくるので、早めに医師に相談してみると良さそうですね。

高齢での3人目出産でもリスクあり?

日本産婦人科学会では、経産婦においての高齢妊娠の定義はありません。
しかし世界産婦人科連合においては、35歳以上の初産婦と40歳以上の経産婦を高齢出産としています。
この年齢の差は、経産婦の出産の進みが速い事などが理由とされているんですよ。
ただし妊娠・出産時のリスクは、初産婦の高齢出産と同様となっています。
特に妊娠中や染色体などのリスクは、初産婦・経産婦問わず加齢とともに高くなります。
それが例え二人目、三人目だったとしても、高齢出産である事も変わりはないのです。

高齢の妊娠での対策6選!

高齢で妊娠をするならば、より健康な体作りが大切となってきます。
そのためには、これからご紹介する6つの対策を実践していきましょう!

1.栄養バランスの良い食事

健康な体作りには、栄養バランスの良い食事が欠かせません。
あらゆる栄養を豊富に摂り、より健康な体を作っていきましょう。
中でも、葉酸は妊娠前から積極的に摂取していく必要があります。
食材から摂りにくい葉酸などの栄養素は、ぜひサプリを導入して摂取していきましょう。
またビタミンDが少なくなっていると、卵子数が減少するとも言われています。
さらにビタミンEなども、妊活にはとても良いとされているんですよ。
抗酸化作用のある栄養素も、ぜひ積極的に取り入れていきましょう。

2.生活リズムを整える

生活リズムが乱れていると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
ホルモンバランスを整えておく事は、妊娠をスムーズにするためにとても重要なポイントです。
毎日朝は早めに起きて、食事はなるべく同じ時間にとりましょう。
そして夜は早めに就寝して、しっかりと睡眠時間を確保する事が大切です。
できれば7~8時間は就寝して、体をしっかりと休めていきましょう。
しっかりと体を休める事ができれば、体内の細胞も修復されて健康が維持できるのです。

3.適度な運動

適度な運動をすると、体調を整える事に繋がります。
また免疫力のアップや血行促進作用もあるので、妊活に運動は欠かせないものなんですよ。
更に着床率がアップするとも言われているので、ぜひ毎日の生活に運動は取り入れていきましょう。
激しい運動はなかなか難しいかもしれませんが、ストレッチやジョギング、ウォーキングだけでも効果的ですよ。

4.ストレスはこまめに発散する

ストレスが溜まると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
しかしストレスと言うのは、毎日少しずつ気付かないうちに溜まってしまっていくものです。
そのためストレスを予防するというよりも、毎日こまめに発散していく習慣をつけていくと効果的です。
趣味の時間を持つのも良いですし、ゆっくりお風呂に入るのも良いですね。
また瞑想なんかを取り入れても、ストレス発散には大変有効ですよ。
特に加齢とともにホルモンバランスは乱れがちとなるので、積極的にストレスを解消していきましょう。

5.体は冷やさない

体が冷えてしまうと、血行が悪くなり代謝も下がってしまいます。
更に免疫力も下がってしまうので、健康を維持するためには体を温めておく必要があるのです。
特に高齢での妊娠を考える場合には、血行をなるべく良くしておかなければなりません。
そのためには、なるべく常に体を温めておく工夫をしていきましょう。

6.積極的に夫婦生活の時間を取る

妊娠の確率が格段に下がってくる高齢期では、積極的に夫婦生活の時間を取る必要があります。
確率が少ないからこそ、どんどんとチャレンジしなければならないのです。
しかし妊娠の事ばかりに気を取られずに、愛のある夫婦生活の時間を取る様にしていきましょう。

まとめ

妊娠・出産は、どんな年代の女性にとってもリスクが付いて回るものです。
しかし高齢になればなるほど、そのリスクは高くなってきます。
特に高齢での妊娠の場合には、赤ちゃんにリスクがある事も多いのが心配ですよね。
そんなリスクをなるべく低くするには、日頃からの体作りが非常に大切です。
また健康な体作りの対策は、女性だけでなく男性も必要なものなんですよ。
女性だけが対策を頑張っていても、男性が健康からかけ離れていてはリスクは高くなってしまうと言えるのです。
妊娠は、夫婦二人で作っていくものです。
だからこそ夫婦二人で健康な体を作り、高齢でもリスクを最小限にしていけると良いですね。

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