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男性の育休はいつから?パパ育休中のママの心得とは?期間や取得率も

[記事公開日]2017/08/01 [最終更新日]2017/07/31
■カテゴリー:子育て, 産後
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「イクメン」という言葉が定着するようになり、男性の育児参加が当たり前の時代になりましたね。街で見かける抱っこひも姿のパパも、もはや特に珍しいものではなくなりました。男性自身の育児に対する参加意欲もますます高まり、子育てについてのパパの役割も変わり始めています。
この記事では、実際に1か月の育児休暇を取得した筆者の夫の体験談を交えて、男性が育児休暇を取得するメリットやママ側が気を付けたいことなどをお伝えします。
これから妊活を考えている方、現在妊娠している方、パパが育休を検討している方などにぜひ読んでいただきたい記事です。

目次

  1. 男性の育休取得率ってどのくらい?
  2. 男性の育休っていつから?期間は?
  3. 男性が育児休暇を取得しにくいわけ
  4. 男性が育休を取得するメリットとは?
  5. パパが育休中のママの心得とは?

男性の育休取得率ってどのくらい?


厚生労働省によると、2016年度の男性の育児休暇の取得率は3.16%。前年度より0.51ポイント増え、過去最高だったようです。
皆さんはこの数字、どうとらえますか?
これだけ「イクメン」が浸透しているにも関わらず、あまりに少ないのでは…と思われた方もいるのでは。これでも過去最高なのですから、増えたことを喜ぶべきなのでしょうか。
実感としては、私の身近な人で育児休暇を取得した男性はほんの数名。「イクメン」という言葉がスタンダードになりつつも、現状は育休取得率に直結しているわけではないようです。厚生労働省では、2020年までに男性の育休取得率を13%とすることを目標にしているようですが2017年度以降、どのように増えていくのかも見守りたいですね。

男性の育休っていつから?期間は?


ところで、男性は育休をどのくらいの期間取得しているのでしょうか。
厚生労働省の2015年度の調査によると、男性は5日未満が56.9%と半数以上だったようです。
いつから取得しているのかは定かではありませんが、もし妻が入院中から取得していたとしたら、もはや何の意味もありませんよね。本当の育児は退院後にスタートします。3時間おきの授乳やオムツ替え、沐浴などの赤ちゃんの世話に加え、家事もこなしていかなければなりません。妻の体調の回復を考えると夫の育休期間として理想的なのは、退院後から開始し、1か月~3か月ほどといったところでしょう。
現在、制度として育児休暇を申請できる企業はたくさんあります。また、家庭内でも男性にやってもらいたい仕事は山ほどあります。それなのに男性は、なぜ育休を取得しないのでしょうか。

男性が育児休暇を取得しにくいわけ

男性の育児参加の意欲が高まっているにも関わらず、育児休暇を取得しにくい理由には何があるのでしょうか。主に4つの理由を挙げてみました。早速見ていきましょう。

キャリアダウンを恐れるため

女性も育児休暇から復帰した後、「これまでとは違う部署に異動になった」「やりたい仕事から外された」といった話を聞くことがありますが、男性にも同じことは起きています。しかし、これには実際に仕事を進める上では仕方のない側面もあります。これから長期休暇を取得する人に大きな仕事を任せるわけにはいかないのも事実なのかもしれません。育児休暇を申し出た途端に、これまでのキャリアとまったく関係のない部署に異動になる、昇進が遅れるなどのキャリアダウンやキャリアストップを恐れるため、育休を申し出ることができないのが大きい理由のようです。
そのため、職場に支障が出ない程度の少ない日数のみ育休として取得する人が多いようです。

男性からどう見られるかが気になる


男性の育休取得率が3.16%。ということは、職場でも育休を取得している人は100人に3人程度ということになります。職場において圧倒的に少数派になる勇気を持てないという男性も多いでしょう。また、育児に意欲的に参加する人に対して好意的な目が向けられるばかりではありません。男性の中には、仕事を優先しないととらえて批判的な人もいます。
色々な目が向けられる中で育休を取得することは、女性が考えるよりもずっと勇気が必要なことなのかもしれません。

妻が里帰りをするため出番がない

そもそも妻が夫をまったくあてにせず、夫婦で産後の生活について話し合いをする前から里帰りを決めているケースもあります。里帰り出産によって、退院後の家事の負担がないため、妻にとって体調の回復を早められる大きなメリットがあります。しかし、「うちの夫には家事・育児は期待できない」と早々に諦めることによって、夫が育児休暇を取得することを検討すらしていない場合もあります。育児や家事に参加することは、夫の意欲だけの問題ではなく、夫を必要としているという妻の姿勢も、大きく関わってくる場合があります。

家事・育児は妻がするものという固定観念

あなたのご家庭では家事はご夫婦で分担されていますか?普段から家事をやっている男性なら、育休中も家事や育児にいそしむ夫の姿をイメージしやすいですよね。しかし、ほとんど家事に携わったことのない夫であればどうでしょうか。
私の夫は家事をほとんどやっていませんでした。しかし、それには妻である私にも原因があったように思います。例えばお皿洗いをお願いすると、洗い方が雑だったり、拭き上げまでやらなかったり…などやり方や細かい点で文句を言いたくなってしまい、それなら最初からお願いしない、ということになり、その結果、家事のほとんどを私が担当していました。そして、その積み重ねが夫婦の間に役割分担を作り、夫を家事のできない男性にしてしまったと思っています。家事だけでなく、これから始まる育児も妻の仕事と役割分担が決まってしまえば、それがいつしか固定観念になってしまう可能性もあります。もちろん、夫婦で納得して役割分担を決めていらっしゃる家庭もあります。しかし、我が家の場合は共働きであったにも関わらず、いつの間にか…家事は私がやるようになっていました。

ところが、夫が育休を取得することでそんな固定観念がひっくり返るようなことが起きます。

男性が育休を取得するメリットとは?


男性にとって、育休を取得することは社会的に勇気がいることであり、家庭内でも初めておこなう仕事ばかりで未知の世界へ足を踏み入れるような感覚なのかもしれません。それでも、育休を取得し家事・育児に集中することで大きなメリットがあります。

夫婦で上の子どものケアができる

我が家の場合、夫に育児休暇を取得してもらった最大の理由は、上の子どもの環境を変えたくなかったからなのですが、この点とても良かったと感じています。ただでさえ、ママの入院で情緒不安定になる中、毎日の生活リズムが変わることは上の子どもにとって大きなストレスになると懸念していました。そこで、夫婦で話し合い、子どもの環境を変えないために夫が育児休暇を取得して私の入院中から育児休暇を開始することにしました。入院中も子どもを毎日保育園に通わせ、保育園から帰宅すると夫と近所を散歩したり、大好きな虫捕りに出かけたりして一緒に過ごす時間を大切にしていたようです。入院中にちょうど保育参観や保護者会があり、夫が参加しました。保育園の行事に主体的に参加したことで、夫の育児への意識も変わったようでした。
退院後、赤ちゃんと一緒の生活が始まり、上の子は少しママに甘えることが増えましたが、大きな赤ちゃん返りもなく、続けていつもどおりの毎日を過ごすことができました。

夫の育児での置いてきぼり感がなく、家族の絆が強まる

私は一人目の出産のとき、1か月ほど里帰りをしてから自宅に戻りました。里帰りをする前には夫と私は同じ育児レベルだったはずなのに、里帰りをしていた1か月で、その差が開き始めたのを感じました。もしかしたら、夫が育児に参加するチャンスを奪ってしまったのかな、と思ったことを覚えています。もちろんその後、赤ちゃんとの生活が始まるので挽回もできます。しかし、一人目で余裕のない最初の1か月を夫と共有できなかったことを個人的に後悔していました。
今回、実家に頼らずに出産し、退院後も自宅で過ごしたことは大変ではありましたが、夫が新生児の世話に関われたことはとても良かったと思っています。上の子のケアも含め、夫婦での会話が増え、家族の絆が強まったのを感じました。

妻と気持ちを共有できて信頼を得られる

これまでは言葉に出さずとも、「しょせん家事」と思っていたことが態度でバレバレだった夫。しかし、朝から晩まで家事と育児に追われる生活を体感してみて、考えは大きく変わったようです。
起床後、朝食の用意、保育園の準備、上の子どもを保育園に送り、洗濯、掃除、昼食の準備、買い物、洗濯物たたみやお風呂洗い、夕食の準備、上の子どものお迎え…。
文字にしてみると尽きることがないですね。夫は料理もほとんどやったことがありませんでしたから、クックパッド片手に毎日違うメニューを考えるのにとても苦労していました。また、延々と繰り返される家事を日々こなすことにモチベーションを維持するのも大変と言っていました。
上の子が帰ってくると、手がかかって家事が進まずイライラしてしまったり、これまで子どもと過ごせる癒しの週末が、はじめて怖くなったと言っていたのも印象的でした。
これらのことって、ママなら経験していることばかりですよね。でもまさか家事や育児の苦労について夫と気持ちを共有できる日が来るとは思いませんでした。このことは、夫婦の信頼関係を強めることにつながりました。

パパが育休中のママの心得とは?


パパが育休中にママが気を付けることはただ一つ。「口を出さないこと」です。
料理にしても掃除にしても買い物にしても、夫の好きなタイミングで好きなようにやってもらい、クオリティーについてはとやかく言わないことが大切です。正直に言って、黙って見守るにはちょっとした忍耐力が必要です。しかし、ずっと続くわけではないですから、グッと我慢しましょう。
夫のやり方に不満があるときには、夫を観察して自分とは違うところを面白がるのがストレスを溜めない良い方法だと思いました。買ってくる調味料などは、自分と好みが違うものをチョイスしてきますが、それも楽しんでしまうのがおすすめです。また、自分より上手なことは手放しで褒めるのがとても良い方法でした。例えば、私の夫の場合は、几帳面な性格のせいか食材の切り方が意外に綺麗だったので、そのことを褒めると非常に気分を良くしていました。また、お菓子作りが上手だったので、そのことも褒めると、育休中に何度かおやつ作りに挑戦し、育休が明けた今でもたまに作ってくれるようになりました。
夫が、慣れない家事やこれまで関われていなかったレベルでの育児をがんばっていることを認めて、すべてを任せてしまいましょう。そして、適度に褒めてモチベーション維持につなげましょう。

まとめ

これから出産を考えておられる皆さん、「私の夫は家事ができない」と思って夫に頼る選択肢を最初から捨てていませんか?
私も最初はそのように感じていましたし、実際にどうなるのか分からず不安もありました。しかし、「案ずるより産むが易し」との言葉通り、やってみると意外とどうにかなるものです。それに、育休中に感じたメリットの方がはるかに大きいと感じました。夫が育休に踏み切るには、妻側からの期待も必要です。ぜひ、検討してみてくださいね!

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