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手足口病の原因はウイルス?発疹などの症状は子供だけでなく大人も?

[記事公開日]2017/08/11 [最終更新日]2017/08/10
■カテゴリー:妊婦, 子育て, 病気, 赤ちゃん
■タグ:

子供がかかりやすい病気の一つとして、手足口病があります。
手足口病は名前は聞いた事があっても、実際どんな病気か知っている人は少ないのではないでしょうか。
今流行っている病気でもあるので、いざと言う時に慌てないためにもどんな病気なのか知っておきましょう!

目次

  1. 手足口病ってどんな病気?症状は?
  2. 手足口病だけじゃない!子供の三大夏風邪って?
  3. 手足口病の原因はウイルス?
  4. 手足口病にかかってしまったら?
  5. 子供だけでなく大人も感染する?
  6. もし妊娠中に手足口病になってしまったら?
  7. まとめ

手足口病ってどんな病気?症状は?

手足口病は夏季に流行するもので、だいたい7月に感染のピークを迎えます。
感染者の90%が5歳以下の子供となっており、子供の三大夏風邪の一つと言われているんですよ。

潜伏期間は3日~6日程度で、口の中や手、足に水疱性の発疹が現れます。
発疹は2~3mm程度で、痛みやかゆみを伴うこともあるのです。
そしてあまり強く掻いたりしてしまうと、飛び杼となってしまう事もあるんですよ。
また発熱する場合もありますが、感染者全体の約3割程度と多くはありません。
万が一発熱してしまっても、高熱が長く続くというケースはほとんどないとされています。

しかし口の中にも発疹ができる事が多いため、口内炎となってしまい飲食が難しくなってしまうケースも多くなっています。
この場合特に脱水には注意しなければならず、水さえも受け付けない場合にはすぐにでも医療機関での診察を受けていかなければなりません。

こうした症状は数日間で治ることがほとんどですが、稀に髄膜炎などの中枢神経系の合併症や心筋炎などの症状が出てしまう事もあります。
そして症状が治まってから1~2ヶ月後に、手足の爪が剥がれる事があります。
しかしこれはすぐに新しい爪が生えてくるので、ほとんどのケースで心配はいらないとされています。

手足口病だけじゃない!子供の三大夏風邪って?

手足口病は、子供の三大夏風邪の一つです。
この三大夏風邪、「手足口病」「ヘルパンギーナ」「プール熱」の三つとなっているんですよ。
どれも6月~8月に流行のピークを迎える事から、三大夏風邪と呼ばれているのです。

ヘルパンギーナって?

ヘルパンギーナは、3~6日の潜伏期間の後に39度以上の高熱が1~3日続きます。
それと同時にのどが赤く腫れてしまい、水疱がたくさんできてしまうのが特徴なのです。
そのためのどに強い痛みがあり、飲食が難しくなってしまう事があるのです。
のどの水泡は2~3日程でつぶれ、黄色っぽい潰瘍となっていきます。
これはコクサッキーウイルスA群というウイルスが原因で、まれに大人も感染する事があります。
また何度も発症するケースも多いので、毎年注意が必要となってくる病気です。

プール熱って?

プール熱は咽頭結膜熱と呼ばれ、アデノウイルスがプールの水を介して感染する病気です。
基本的に通年発症する可能性がありますが、プールへ入る機会の多い夏に感染が拡大していくのです。
潜伏期間は2~14日程と長く、のどの痛みや目の充血、そして39度前後の高熱といった症状が現れます。
熱は数日~1週間程続く事もあり、他にも頭痛や食欲不振といった症状が出る事もあります。

これら三大夏風邪はそれぞれ特徴があるので、毎年親が注意して見ていてあげなければなりません。
予め特徴を知っておくと、いざという時も安心ですよね。

手足口病の原因はウイルス?

手足口病はウイルス性の病気です。
しかし一度かかったら免疫が付いて二度とかからない、という訳ではないんです。
その理由は、手足口病を発症させウイルスが一つではないからなのです。

  • コクサッキーウイルスA6
  • コクサッキーウイルスA16
  • コクサッキーウイルスA10
  • エンテロウイルス71

主にこれらが、手足口病を引き起こすとされているウイルスです。
そのため一度かかっても、他の種類のウイルスによってまた感染してしまう可能性があるのです。

手足口病はどうやって感染するの?

手足口病は咳やくしゃみによる飛沫感染や、手が触れる事による接触感染により移ります。
これはウイルスの潜伏期間にも移る事があり、また回復後も1~4週間程は感染する可能性があります。
そのため感染を予防するのは非常に難しく、知らないうちに感染してしまう事が多いのです。
有効な予防策としてはマスクの着用や手洗い・消毒となっていますが、熱い夏に常にマスクを着用するのも現実的ではありませんよね。
こうした事から、予防が難しく感染が広がりやすい病気とされているのです。

手足口病にかかってしまったら?

手足口病にかかってしまったら、何よりも安静にする事が大切です。
現在医療機関においても手足口病の特効薬はなく、痛みがひどい場合の鎮痛薬などが処方されるのみとなっています。
そのため自宅でできる限り安静にして、治していくしかないのです。

手足口病では口の中に発疹ができてしまう事が多く、食事の内容には特に気を付けてあげなければなりません。
口内炎となってしまっている場合には、ほんの少しでも刺激があると飲食が難しくなってしまいます。
そのため、オレンジジュースや炭酸などといった飲み物も避けた方が無難です。
食事はお粥や豆腐、スープやゼリーなど、口にできそうなものから少しずつ口にしていきましょう。
熱すぎたり冷たすぎても刺激となってしまうので、ちょっとぬるい程度に仕上げてあげると良いですね。

手足口病になったら保育園は行けない?

手足口病は重症化する事は大変珍しく、ほとんどの子供が数日で軽い症状ののちに回復します。
また保菌期間も長く感染を完全に防ぐ事が難しい事から、インフルエンザの様に隔離の必要はないとされています。
しかし高熱がある場合はもちろん保育園などへの登園は控えて、自宅で安静にするべきです。
登園する目安としては、熱が下がってから1~2日程してからとされています。
また通常通りの食事が可能であるという事も、登園の目安となってきます。

子供だけでなく大人も感染する?

主に子供がかかるとされている手足口病ですが、稀に大人が感染してしまうケースもあります。
大人が手足口病を発症した場合、子供に比べて重症化する事が多くなっています。
40度近い高熱が出たり頭痛や筋肉痛、悪寒などの症状が出る事も多いのです。

そして発疹の症状も子供より重症化しやすく、痛みやかゆみを伴うケースも多いとされています。
口の中の発疹では痛みを伴う場合が多く、食事どころか水さえも受け付けなくなってしまう事もあるんです。
そして手のひらに発疹が出てしまうと、何かを持つだけでも痛みを感じる様になってしまいます。
さらに足の裏の発疹が出てしまった場合には、痛くて歩けないという事もあります。
また子供同様に、症状が治まった1~2ヶ月後に爪が剥がれてしまう事もあるんですよ。

大人が発症した場合でも、手足口病に特効薬はありません。
そこでなるべく口にできるものを摂取しながら脱水にならない様に気を付け、なるべく安静にして休むしかないのです。
だいたいのケースは7~10日程で症状は治まるとされているので、良くなるまで静かにしているしかないんですね。

もし妊娠中に手足口病になってしまったら?

大人が手足口病に感染する主なケースとして、子供が手足口病にかかって看病していたら移ってしまったという事が大変多くなっています。
感染者のほとんどが5歳以下の子供ですから、それも当然ですよね。
しかし大人の感染者の中には、妊娠中であるケースもあるのです。
妊娠中は免疫力が下がっている事もあるので、こうした感染症にはかかりやすくなっています。
そうは言ってもなかなか防ぐのが難しいのが、手足口病の特徴です。

妊娠中の感染症で心配なのは、胎児への影響ですよね。
手足口病の場合、稀に胎児異常や流産、死産などの影響があるとされています。
しかしこうした影響はごく稀とされており、感染したら必ず起こるという訳ではありません。
また高熱や飲食がままならない事から、胎児に何かしらの影響がある事も考えられますよね。
ですがこれらが胎児に影響する可能性も非常に低く、必要以上に心配する事はありません。
むしろ妊娠中はストレスが大敵となり胎児にも悪影響となるので、心配しすぎない事が大切と言えるのです。

特に子供が手足口病にかかってしまった場合には、母親への感染を防ぐのは非常に難しいと言えます。
しかし妊娠中である以上、なるべく感染を防ぐ努力をしなければなりません。
マスクを着用したり手洗い・うがいを徹底し、子供のおむつはしっかり密閉して捨てる等の対策が必要なのです。
また同じ食器やタオルを使う事は避け、こまめな換気をしていくと良さそうですね。
症状が治まっても保菌している期間が長いので、しばらくはこうした対策を徹底していかなければなりません。

そして妊娠中に手足口病にかかってしまったら、早めに医療機関を受診していくと良いですね。
ただし掛かりつけの産婦人科で受診する際には、事前に手足口病である旨を病院へ伝えておきましょう。
手足口病は感染症なので、妊婦が多く訪れる産婦人科では感染を広げない様な対策も必要なのです。
また一般の内科などにかかる場合には、必ず妊娠している事を伝えて受診していきましょう。

まとめ

手足口病は、子供がかかる代表的な病気の一つです。
その感染を予防するのは非常に難しく、感染してしまうのは仕方のない事とも言えます。
そんな手足口病は特効薬やワクチンがないのも特徴で、自然治癒を待つしかありません。

症状の程度は人によってそれぞれで、同じウイルスで感染しても軽度で済む場合と重症化する場合があります。
しかしいずれにしても数日で治る事がほとんどなので、なるべく安静にしている事が大切です。
万が一症状が重篤化してしまった場合には、早めに医療機関で受診をしていって下さいね。

また妊娠中に感染してしまったケースでも、医療機関で診察を受けて適切な対処をしていかなければなりません。
ですが基本的には誰もがかかる病気の一つなので、心配しすぎずに対処していきましょう。

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