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妊娠中に病気になったら?気になる症状と胎児への影響は?風邪は何科に行く?

[記事公開日]2017/04/12 [最終更新日]2017/04/04
■カテゴリー:妊婦, 病気
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妊娠中はただでさえ疲れますし、体調も崩しやすくなっています。
風邪も引きやすい状態なので予防等も大切です。妊娠初期からつわりの時期なんかは、特に気をつけたい病気もありますし、お腹の赤ちゃんへの影響も心配ですよね。
そこで今回は、妊娠中にかかる可能性のある病気と対処法についてまとめてみました。

目次

  1. 妊娠中にかかると困る病気
  2. 風邪をひいたら何科に行く?
  3. 胎児への影響が気になる病気は?
  4. 妊娠中の風邪やインフルエンザ予防に
  5. まとめ

妊娠中にかかると困る病気


妊娠すると、ホルモンの作用で免疫力が低下します。お腹の中の赤ちゃんを攻撃してしまわないようにしているんだそうです。そのため、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなるのです。高い熱が出たり喉が腫れたりすると普段でも辛いものですよね。

風邪の場合は?

ウイルスによる風邪の場合は、鼻水や鼻づまり、くしゃみ等が主な症状です。
発熱があっても37度台で、安静にしていれば2~3日で治ります。ただし、細菌感染が加わると症状が長引いて重症化することもあります。高熱や喉の痛みや咳などの症状が加わったら早めに受診しましょう。

インフルエンザの場合は?

インフルエンザは、突然の高熱や頭痛、関節痛などの全身症状を伴います。
風邪よりもずっと重症で、肺炎になりやすい疾患です。インフルエンザウイルスそのものが、胎盤を通じて赤ちゃんに悪影響を及ぼす心配はありませんが、ときには命に関わることもあるので早めに受診しましょう。

そういう私自身、2回ほど風邪をひいてしまいましたが…
なるべく妊娠中は、風邪もインフルエンザにもかからないように予防することが一番大切ですね。また市販の薬の中には注意が必要な物もありますので、自己判断ではなく医師に処方してもらうのが安全です。

風邪をひいたら何科に行く?


娘を妊娠中、まんまと主人の風邪が感染ってしまって治るまでしばらくかかった記憶があります。その時は鼻水と喉の痛みが酷くて、かかりつけの耳鼻科で漢方薬を処方してもらいました。
でも、妊婦なので本当は産婦人科に行くべきだったのでしょうか。妊娠中は何科を受診したらいいのか、気になったので調べてみました。

妊娠中に受診するなら

妊娠中に病院にかかる際は、まずはかかりつけの産婦人科に電話で問い合わせてみるというのが鉄則のようです。
総合病院や複数の科がある病院であれば、他の科を紹介してもらうこともできるので手間が省けます。

万が一、ただの風邪ではなくインフルエンザだったりすると他の妊婦さんに感染してしまう可能性もありますし、新しいウイルスに感染することも考えられるので、とにかくマスクをしっかりしていくことも大事ですね。

胎児への影響が気になる病気は?


風邪に似た症状だったとしても、実は他の危険な感染症の場合もあるんだとか…
胎児への影響が気になる病気にはどういったものがあるのでしょうか。

風疹

妊娠中にママが感染すると、お腹の赤ちゃんにうつり「先天性風疹症候群」になることがあります。
妊娠初期ほど影響が大きく、赤ちゃんに心臓の病気や難聴、白内障などが起こることもあります。妊娠初期の風疹抗体価検査で免疫があるか調べますが、もし抗体がない場合は妊娠20週までは人混みを避けるなどの感染を防ぐ注意が必要です。

トキソプラズマ

トキソプラズマとは、ネコなどの寄生虫で糞などを介して、主に口から感染することがあります。
また最近では生肉を食べることによる感染もあるようです。妊娠初期や中期にはじめて感染すると、流産や早産を引き起こしたり赤ちゃんの脳や目に障害が起こる可能性があります。ただし確率はとても低くまれなので心配しすぎる必要はないようですが、妊娠中は念のため生肉は食べないようにしましょう。

水ぼうそう

水痘帯状疱疹ウイルスによる病気で、かゆみを伴う発疹が主な症状です。
妊娠初期に感染すると、赤ちゃんが「先天性水痘症候群」になる可能性が。お産直前に感染した場合は、生後に「新生児水頭症」になることがあり重症化することもあるようです。
ただし水ぼうそうは成人の95%は免疫を持っているので、妊娠中に感染することはまれですが、心配な場合は血液検査で免疫があるか調べることができます。

りんご病

りんご病は「伝染性紅斑」といって、パルボウイルスによって起こります。
発熱や関節中などの症状が見られて、ほっぺがりんごのように赤くなります。妊娠20週未満にはじめて感染すると、赤ちゃんに重度の貧血や水腫が起こったり、流産や早産の原因となる可能性があります。子どもがかかりやすく予防接種はないため、人混みや子どもの多い場所は避けたほうが安全です。

B型溶連菌感染症

B型溶連菌(GBS)は、普段から膣や外陰部にいる常在菌です。
感染しても妊娠への影響はありませんが、出産時に赤ちゃんが感染すると「新生児GBS感染症」になり、呼吸困難や髄膜炎、肺炎などを起こす可能性があります。妊娠中期や末期には必ず検査を行って、GBSがあるとわかったら陣痛や破水が起きた時から出産が終わるまで、抗生物質を点滴で投与して赤ちゃんへの感染を防ぎます。

私が出産をした時のことですが、今思うとB型溶連菌感染症になっていたのかもしれません。点滴で抗生物質を投与されていましたし、出産した後に助産師さんから「良かったね~赤ちゃんに感染してなかったわよ」と言われました。え?っ何が?という感じでしたが、陣痛が痛すぎて説明されたのを忘れてしまっていたのかもしれませんが…
とにかく妊娠初期や後期には感染症に注意が必要です。いま妊活中の方は、妊娠する前に風疹抗体価検査などをして、抗体がないようでしたら早めに予防摂取を受けておくことも忘れずに。


妊娠中の風邪やインフルエンザ予防に

妊娠中にかかりやすい風邪やインフルエンザ予防についてご紹介します。

家族みんなの予防法

外から帰宅したら手洗いうがいを徹底することが大切です。また人混みはなるべく避けるようにしましょう。
もし家族が風邪などにかかってしまったら、家の中でもマスクは必須です。また感染した人は部屋を別にしましょう。

ママの予防法

バランスのとれた食事をこころがけ水分補給はしっかりしましょう。睡眠時間をたっぷりとって、部屋を乾燥させないように湿度は50~60%を目安にして下さい。
もしママが風邪などにかかってしまったら、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。十分な睡眠をとって体力をキープして、食欲がなくてもできるかぎり水分補給はしましょう。

また、妊娠中でもインフルエンザワクチンはいつでも摂取できます。安全かつ有効とされているので、ぜひワクチンで予防しましょう。

胎児への感染予防でできること

感染予防について正しい知識を身につけておくことも大切です。

  • 妊娠中は家族にワクチンで予防しましょう!
  • 食事の前や生肉を扱った時、ガーデニングの後にはていねいに手洗いしましょう!
  • 体液には注意が必要!
  • しっかり加熱したものを食べましょう!生ハムやサラミ、非加熱のチーズにも注意!
  • 人混みは避け、熱や発疹のある子どもには注意しましょう!

風疹や麻疹、水痘やおたふくかぜのワクチンを妊娠中に摂取することはできません。抗体をもっていなかったり、抗体値が低い場合には同居の家族に麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種してもらいましょう。
尿や唾液、体液には感染の原因となる微生物が含まれることがあるので、自分の子どものオムツでも使い捨ての手袋を着用するか、オムツ替えの後にていねいに石鹸で手を洗うことが大切です。しっかりと加熱したものを食べ、生野菜はしっかり洗うようにしましょう。

まとめ


感染症の中には風疹のように、ママに症状がなくても感染していることもあります。予防接種をしても抗体がつきにくいという場合も…
大切な赤ちゃんと自分の体を守るために、日頃からマスクや手洗いなどできることはしっかりすることが大事です。パパや同居のご家族にも協力してもらって、感染症を予防するためにワクチン摂取をしてもらいましょう。
そして何か気になることがあれば、そのままにしておかないで早めにかかりつけの産婦人科に電話で問い合わせてみて下さいね。

私自身、風疹の抗体値が低かったため、ひたすらマスクマンだったので、妊娠初期は周りから見たらただのあやしい人だったと思います(笑)でもそのおかげもあって、主人からの風邪以外はかかりませんでした。
妊娠中のママみなさんがマタニティライフを健やかに過ごせて、元気な赤ちゃんを抱っこできることを心から願っています。

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