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産後のマタニティブルーとは?症状と解消法は?夫や家族にできるサポートって?

[記事公開日]2017/03/29 [最終更新日]2017/03/22
■カテゴリー:産後
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出産前は、マタニティブルーって妊娠中に気持ちが落ち込むことだとばかり思っていました。
なので赤ちゃんが産まれたら、そりゃ大変だけど幸せいっぱいな毎日なんじゃないかと勝手に想像していたのですが…ところが現実は、とにかく涙もろくなるしイライラするし自分を責めたりと、精神状態がすこぶる悪かった気がします。
産後のマタニティブルーはひどくなると産後うつになってしまうこともあるんだとか。
そこで今回は、産後のマタニティブルーについてまとめてみました。

目次

  1. 産後のマタニティブルーとは?
  2. マタニティブルーと産後うつとの違い
  3. マタニティブルー解消法
  4. 夫や家族のサポートが重要
  5. まとめ

産後のマタニティブルーとは?


そもそもマタニティブルーとは、妊娠中や出産後に起こる一時的な感情変化のことをいいます。
産後の場合、出産後数日から始まって1ヶ月程度で自然に治っていくようです。日本人の場合、2人に1人の確率でマタニティブルーになるというデータもあるんだとか。
ちょっとしたことで涙が出たり、何もやる気がおきなかったりする時はマタニティブルーかもしれませんね。

マタニティブルーの原因は、体調とともにホルモンバランスが激変してしまうからです。たくさんのホルモンが作られていた胎盤が、出産すると体外に排出されてしまうので、ホルモンが急激に減少してしまうのです。
この変化は、自律神経やメンタルに大きく影響します。軽いうつ傾向になったり気持ちが不安定になったりもします。マタニティブルーはどんな人でもなる可能性があります。

マタニティブルーの症状

  • 情緒不安定で涙もろくなる
  • 食欲不振になる
  • 頭痛や倦怠感がある
  • 常にダルく疲労感がある
  • 夫にイライラする
  • 子育てに自信がなくなる

体のほうは、出産から1週間ほどで新たなホルモン環境に慣れるはずなのですが、寝不足だったり育児の疲れや出産の疲れが取れないというった条件が重なると、回復するのがもっと遅くなるかもしれません。
産後10日を過ぎても気持ちが晴れない場合は、出産した病院などに早めに相談した方がいいことも。我慢しているうちに本格的な産後うつになることもあるそうです。

マタニティブルーと産後うつとの違い


マタニティブルーと産後うつは同じようなイメージを持っていましたが、どうやら違うようです。マタニティブルーは病気ではなく、あくまでホルモンバランスの変化による一時的な症状のことをいいます。
では、マタニティブルーと産後うつというのはどういう違いがあるのでしょうか。

赤ちゃんがかわいいと思えなかったら危険!

産後うつは、マタニティブルーをきっかけに気持ちがふさぎ込んだり、眠気がとれない、何もする気力がないといったような本格的なうつ状態になってしまうことです。
赤ちゃんがかわいいと思えない状態になったら非常に危険なサインなのだそうです。
産後うつは早めに治療して治さないと重症化する可能性がありますし、自分自身をコントロールできない精神状態になってしまうこともあるようです。幼児虐待のような悲劇を招いてしまうことも…

産後うつは決してお母さんが悪いわけではありません。産後うつは治療が必要な心の病気なのです。
もし、マタニティブルーが産後1ヶ月以上たっても改善されない時には、産院に相談しましょう。

みんなはどうだった?マタニティブルー体験談

生後1週間くらいでマタニティーブルーになりました。
もう突然悲しくて泣いたり、赤ちゃんに泣かれるのが怖くて1人になれなかったり、新聞もテレビも見る気になれませんでした。
あの時期は本当に辛かったです。
でも親に甘え、夫に甘え、家事をやってもらい、1人で居ることがあまり無いようにしてもらっていたら、段々良くなりました。
2ヶ月を過ぎると少しずつ授乳間隔がありたり、笑ったりするようになります。
そして3ヶ月になる頃には授乳間隔が空いてかなり楽になりましたよ。
(引用:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0206/167777.htm)

わたしも最初の2週間ぐらいは特に、頭がおかしくなりそうでした!
でもだんだんキツさは軽減していって、1ヶ月で何とか泣かない日(自分が)の方が増えてきました。
2か月目はもっとラクに。それ以降、あやすと笑ってくれるようになると可愛くて仕方ない感じに。
今6カ月ですが、大変だけど、楽しい嬉しいと思えることもどんどん増えてきてます。
借りれる手は借りちゃった方がいいとおもう。大丈夫と思ったけどやっぱりきついからとかいって、赤ちゃんのためだとおもって助けを求めて下さい。
(引用:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0427/760202.htm)

1人目:朝まで寝れない日々がいつまで続くのかわからない。私に育てる事ができるのだろうか。仕事をやめて、社会から取り残された感じ。
2人目:私に2人を育てる力量があるのか経済的にやっていけるのか漠然とした不安に襲われました。
3人目:考えてる暇がありませんでした。
私、1人目産んで、抱っこの仕方もわかりませんでした。たまごクラブ読んでんですけどね。
わからない事だらけなのに、出産したら母親スタートで、頭がいっぱいになってました。よく泣いてました。
同窓会とかで、友達に産後の気持ちの話をしたら全員、何かしら不安な気持ちになったって言ってました。
(引用:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0427/760202.htm)

私自身、産後のことを思い出すと軽い産後うつだったのかなと…もともと生理前のPMSもひどい方だったし。
気分転換したくてテレビをつけると、ちょうどその時期はいじめの事件や幼児虐待のニュースばかりで、赤ちゃんをこれからちゃんと育てていけるのか、将来守ってあげられるのかとあれこれ不安になって、ボロボロ泣いてばかりいました。
保健師さんの訪問でも、ただ話しているだけなのに少し優しい言葉をかけられたら、わーっと気持ちがこみ上げてきて思わず泣いていたり…普段の自分では全く考えられない精神状態だったんだなと思います。

マタニティブルー解消法


幸い私の場合、夫が育児に協力的だったこともあり、なんとかマタニティブルーを脱出することができました。
夫には申し訳なかったのですが、不安やイライラを言葉にして(かなり夫に八つ当たりというか、ひどいことを言って…)昼間は赤ちゃんが寝ている時に川上未映子さんの「きみは赤ちゃん」という本を読んで、出産や育児ってみんな大変なんだなと共感して感動して泣いて…そしてすっきりするという繰り返しの毎日でした。

ついでに、はじめて産後クライシスについても知りました。離婚してしまう方もいらっしゃるんですよね…ちなみに夫とはまた仲良くできるようになったので、本のおかげかなと思っています。

マタニティブルーを解消するには、「これは今だけだから、しかたない」と思って焦らないことが大切なような気がします。
具体的には次のことを意識してみると、マタニティブルーから抜け出せるかもしれません。

体を休める

家事は手を抜いたって大丈夫です。ママの今の仕事は赤ちゃんのお世話です。
授乳以外はパパに任せて、しっかりと体を休めましょう。睡眠をとることで体力回復につながります。(パパが忙しかったら産後ヘルパーさんという手もありますので。)

泣いてもいい

何をみても涙が出るときには、思い切り泣いてしまった方がいいです。
泣くことで気持ちが癒やされたり、泣いた後は意外と気分もスッキリしますよ。

声を出して話す

声を発することは、息を吐き出すのでリラックスにつながります。深呼吸も忘れずに!
話す相手がいないときは、ひとりごとや赤ちゃんに話しかけるのでもOKです。母子手帳をもらう時に、自治体の産後のお悩み相談窓口等の連絡先も同封されていると思いますので、電話相談を利用してみるのもありですよ。

なにより大事なのは、赤ちゃんをかわいいと思えることです。たくさん抱っこしてスキンシップをたっぷりとりましょう。
そして頑張りすぎず、夜はパパにお世話を替わってもらってゆっくりリラックスする時間も大切ですよ。

赤ちゃんも生後2ヶ月になると予防接種が始まって忙しくなります。
外出する機会も増えてきますし、病院で同じ月齢くらいの赤ちゃんやママとほんの少し言葉を交わすだけでも、いい気晴らしになります。小児科のお医者さんは、基本的に優しい先生ばっかりなのでお話も楽しいですよ。

夫や家族のサポートが重要


マタニティブルーをひどくさせないためには、家族や周りのサポートがとても大切になります。
ママ自身、「自分がしっかりしなきゃ」とか「がんばらなくちゃいけない」と思わず、できる方は両親や兄弟、義両親をたよりにしてみることも視野に入れてみて下さい。

親が高齢だったり、頼れる人がいない(義母は頼りたくないなんてこともありますよね…)場合には、産後ヘルパーを利用するのもありです。地域の保健師さんに電話相談でもいいと思います。話を聞いてもらうだけでも、気持ちがふっと楽になります。
でも、やっぱりパパのサポートがとても大切です。

パパにしてもらいたいサポートは

育児休暇をとるのは難しくても、せめて少しでも早く帰宅してもらいましょう。
どうしてもパパの仕事が忙しくて、家事や育児の時間が取れないという場合でも、気持ちのうえでサポートすることの重要性をわかってもらうことが大切です。

できるだけ妊娠中からも産後のマタニティブルーについて説明しておきましょう。
その上で、ママの気持ちを落ち込ませる言動は控えてもらうようにするといいですね。「ママなんだからがんばれ」とか「みんなやってる」、「それじゃダメだよ」なんていう言い方ではひどく傷つけられてしまいます。
ネガティブな言い方は絶対にしないようにと伝えておきましょう。

まとめ


新生児期の赤ちゃんはほわほわと柔らかくていいにおいがしますよね。あっという間にほわほわしなくなります(笑)
快適なお腹の中から外の世界へ生まれて、赤ちゃんもきっと大変なんですよね~ずっと抱っこしててほしいのになんて思っているのかも。
赤ちゃんをみていると愛おしくて愛おしくて、でも不安や孤独感もつのってきて涙がでてきたり、今ではそんなマタニティブルーの時期が懐かしいです。

パパや家族のサポートがあるだけで、産後うつの発症率が大きく変わるそうです。地域の保健師さんでも産院の助産師さんでもいいと思います。マタニティブルーが産後うつになってしまわないように、ぜひ頼れる人は誰でも頼ってみて下さいね。

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