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出産後の離婚率が高い理由と原因は?後悔しないために今出来る事

[記事公開日]2016/09/07 [最終更新日]2017/10/18
■カテゴリー:子育て, 産後
■タグ:,

好きな人との子どもが産まれたら、より幸せな家族になると疑わなかったはずなのに何故か上手くいかない事が多くあります。
実際、第一子出産後の離婚率は上昇傾向にあると言われています。

しかし、何故幸せの真っ只中である出産後に離婚が増えてしまうのでしょうか?
原因や理由はあるのでしょうか?

又、そうした危機に陥った時、何か対処法はあるのかを解説していきます。

目次

  1. 出産後の離婚率が高い?!
  2. 出産後離婚の理由と原因
  3. 産後クライシスとは?!
  4. 後悔しないための方法5選!
  5. まずはこれから!解決法まとめ
  6. まとめ

出産後の離婚率が高い?!

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厚生労働省の調査によると、出産後2年以内に離婚に至るケースが大変増えてきています。
その離婚率は、実に3割を越える35.1%にもなるのです。

これは、10組の夫婦の内3~4組が離婚するという事になりますね。
更に離婚した家庭のうちの76.5%は、出産後10年以内の離婚であるという結果も出ているのです。

女性の社会進出もあり、険しい道になったとしても女性1人で生きていけるような環境になっているのも理由の1つだと思われます。

また、別の調査においては、出産前には夫婦共に約7割が相手を愛していると回答していました。
しかし出産2年後に同夫婦に回答を求めると、妻を愛しているという夫は約5割、夫を愛しているという妻は約3割に留まる結果が出たと言います。

著しく愛情が減少してしまう「出産後2年」ですが、一体何が原因なのでしょうか。

出産後離婚の理由と原因

出産後2年以内の離婚に関して、理由と原因を見てみましょう。

出産後離婚の理由

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出産後離婚の理由には様々ありますが、代表的なものを調べてみました。

  • 愛情がなくなった
  • 価値観が合わなくなった
  • お互いに対する理解がなくなった
  • 将来への不安
  • DVや経済的な問題

これらは、離婚を決断した夫婦全般においても非常に多い理由です。

私の親は離婚していますが、理由を聞くと母はこう言いました。

「全然、育児に協力してくれなかった」
「子供のことを考えて行動してほしかった」
「教育に対する価値観が違いすぎた」

聞くと色んな理由はあれど、「子供」というワードが多いんです。
このように、子供に対する気持ちや価値観の違いで離婚するケースは私の家族だけではないかと思います。

今の世の中は親が離婚していると話してもさほど驚かれることはありません。
「あぁ、よくいるよね」と言われるのです。
片親を哀れんで欲しい訳では無いのですが、この「離婚はよくあること」みたいな世の中になったのは悲しい話ですよね。

何が原因なの?

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出産を境にして仲の良かった夫婦が離婚へと向かってしまう原因は、やはり環境の変化が大きそうです。

  • 夫婦共に子どもが最優先となる
  • 妻がイライラして怒りっぽくなる
  • 夫が育児や妻に対して無関心
  • 配慮に欠けた言動が増えてしまう
  • 2人だけの時間を取りにくい

夫婦にとっては、特に第一子の出産・育児は全てが未知の世界です。
子供の事が最優先になってしまうのは、仕方のない事かもしれません。
しかし夫婦がお互いへの気遣いを怠ってしまっては、上記の様な事が離婚の原因となっていってしまいます。
そしてこうした原因が重なり解決できないまま進んでしまうと、結果的に離婚へと繋がってしまう事になるのです。

産後クライシスとは?!

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これまでお話ししてきました「出産後の約2年で夫婦の愛情が冷めてしまう」事を、「産後クライシス」と言います。
その名の通り、「産後危機」を意味しています。
そんな産後クライシスですが、一体どうして起こってしまうのでしょうか。

産後のホルモンバランス

その主な理由の一つに、産後のママのホルモンバランスが挙げられます。
妊娠前は卵胞ホルモンと黄体ホルモンがバランス良く分泌されていましたが、妊娠すると黄体ホルモン等の特定のホルモンのみが多く分泌される様になります。

そんな状態が出産までの約10ヶ月間続き、出産が終わると出産前の状態まで戻ろうと急激にホルモンバランスが変化していくのです。
それにより自律神経が不安定になり、情緒不安定になりやすくなってしまいます。

そのため産後のママは、ホルモンのバランスが崩れていて大変不安定な状態です。
また始めての事ばかりの育児に追われ、寝る事も満足に出来ない日が続くのでなかなか安定した心を維持する事が出来ないのです。
こんな状態では、普段ならうまくいくものも上手くいきませんよね。

パパが産後クライシスを知る大切さ

産後クライシスに陥るママの状況を、パパはなかなか理解する事が出来ません。
そうした中で少しずつすれ違いが起こってしまうと、だんだんと夫婦間の距離が離れてしまうのです。

だからこそ、パパはこの産後クライシスというものを知る必要があるのです。

パパは、実際に体が変化したり出産を経験する事は出来ません。
ママが「妻」から「母」になっていくのを見て、だんだんと自覚するケースが多いのです。

だからこそ、出産を経て「父親」となるまでには時間がかかってしまいます。
しかし、ママはそんな事を言っている暇はありませんね。

このママとパパのズレを理解し、対処していかないと最悪「離婚」へと向かってしまいます。

この様に、産後クライシスの原因には「出産後に避けては通れない夫婦それぞれの変化」があると言えます。
ではこの産後クライシスを乗り越えていくためには、どうしたら良いのでしょうか。

後悔しないための方法5選!

後々後悔しないために、お互いどういう対応をしていけばいいのか?
解決法を5つご紹介します!

1.産後のそれぞれの変化を理解する

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前述にもありました様に、産後は夫婦それぞれ大きな変化を経験します。
ママはホルモンバランスの乱れや生活リズムの乱れ等、心身共に疲れ切っている状態が続きます。
パパはそんなママを見て、今まで自分に向いていた愛情が子どもに取られてしまった様な感覚になってしまう事があると言います。
そんな子供に対しての嫉妬から、心にもない事を言ってしまったりストレスを溜めてしまう事になるのです。
この様にお互いが心身共に疲労状態にあると、心の余裕がなくなって衝突が起こってしまうのです。

そこで、まずは相手の状況の変化を理解する事から始めましょう。
パパはママの負担が掛かっている心と体についてを考え、ママはパパに対する接し方を考えてみます。
お互いが「自分だけが辛い」と思っていては、状況は悪化するだけなのです。
また、他の家庭と比較しない事も大切です。
産後の変化は人それぞれによって、大きく違います。
他人に比較したところで、なんのヒントにもならない事を忘れずにおきましょう。

2.夫婦のコミュニケーションを大切にする

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子供が産まれると、全てがこども中心で動く様になります。
すると、だんだん夫婦2人だけでのコミュニケーションが減ってきてしまいます。
こうして会話やスキンシップ等のコミュニケーションが無くなってしまうと、人は「愛情が薄れた」と感じます。
また実際はそんな事なくとも、相手にはそう間違って伝わってしまう事も多いのです。
そんな環境を生まないためには、夫婦二人のコミュニケーションがとても大切になってきます。
出産以前の2人の関係が一時的にでも戻ると、お互いの疲労も少しずつ癒されていく事でしょう。

また一緒にいる期間が長くなればなる程、「言わなくても分かるでしょ」と思ってしまう傾向があります。
しかし自分の言葉で、しっかりと伝えなければ伝わる訳がないのです。
特に何か手伝って欲しい時には、具体的にやって欲しい事を説明してお願いする様にしましょう。

3.思いやりの心を忘れない

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夫婦になると、だんだんと素直に感謝の言葉を伝えられなくなってしまうものです。
そこでちょっとした事にでも、「ありがとう」と伝える様に心がけてみましょう。
感謝の言葉は、相手の心にとても優しく伝わります。
ずっと一緒にいる相手だからこそ、思いやりを持って感謝の言葉を伝えていくと良いのです。
ありがとう以外にも、「お疲れ様」「大変だったね」「嬉しい」「助かった」等も伝えていきましょう。

4.自分だけで完璧にやろうとしない

育児は、孤独感を感じる事が多いものです。
毎日家にこもりっきりで、言葉の通じない赤ちゃんと二人っきり。
なかなか相談できる相手もいないと、育児本や雑誌、ネット等で育児の情報を得るママが多いですよね。
そうした情報を取りいれると、実際にはなかなかその通りに運ばずにイライラしてしまう事もあります。
また真面目に頑張ろうとするママ程、完璧に育児と家事をこなそうとします。
しかしママ一人で全てを完璧にこなす事は、限りなく不可能に近いのです。
そういった環境は、ママをどんどん孤独にしてストレスばかりを溜めこんでしまう事になってしまいます。
ママは一人で抱え込まずに、実家や友人を頼る勇気を出してみる事も大切です。
また育児や家事は、50点でOKと思う様に心がけていきましょう。
全てを完璧にこなす事よりも、子供に愛情を注ぐ事の方が大切だったりするのです。

5.ストレスを発散できる方法を見付ける

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ストレスは、発散しないとお互いどんどん溜まる一方になってしまいます。
始めての事ばかりでなかなか気の休まらない状態ですが、ストレスはこまめに発散していく事が大切です。

とは言っても旅行へ行ったり一人でのんびり映画を見に行ったり等は、小さな子供がいるとなかなか出来ませんよね。
そこで、さっと出来る自分なりのストレス発散方法を作っておくのです。

ママ側のストレス解消といえば、例えばこんな方法はいかがでしょうか。

ママのストレス解消例

  • こどもと一緒に昼寝をする
  • お気に入りの美味しい飲み物やお菓子を食べる
  • 好きな音楽をかける
  • 好きな歌を歌いながら家事をする
  • ママ友や仲のいい友人に愚痴をいう

まとまった時間の取れない育児中は、ちょっとしたスキマ時間でストレスをちょこちょこ発散させていきましょう。
ほんの少しの時間でも、こまめに何度も息抜きをすると効果は絶大です。
自分だけの時間が取れなくても、「ながら休憩」が出来る様に心がけていくと良さそうです。

また、女性は喋る生き物なので「愚痴」は大事なことでもあります。
愚痴ることで、後々「そんなに考えることでもなかったな」とあっさり切り替えられますしね。

パパのストレス解消例

一方、パパ側のストレス解消は、喋るよりむしろ黙々とできるもののほうが良いでしょう。

  • 子供と遊ぶ
  • 料理を始めてみる
  • 朝に身体を動かす
  • 釣りやゴルフなど、趣味に打ち込む

たまには趣味などで家のことを忘れるのはパパも大事です。
まずはママの休日を作ってあげて、その後「◯◯に行きたいんだけど、次は1日休日もらってもいいかな?」とお願いすれば嫌な顔されることは無いと思います。
料理が趣味になると、自分も楽しいしママも助かりますね!

まずはこれから!解決法まとめ

上記をまとめて、まずはそれぞれどのように考えていくのがよいのか?
個人的な意見も交えたのでぜひ見てください

お父さんサイドの解決法

ホルモンバランスのせいにする

男性が、女性の気持ちを「理解できない」のは当たり前のことです。
だからこそ、「ホルモンバランスは崩れるもの」と考え、ホルモンバランスのせいでママが冷静になれないから仕方ないことなんだと思いましょう。
何か言われても、カッとしないことがまず一歩です。

子供よりまずは「ママ」

ママは産後ピリピリするのは、守ってあげなければならないという母性本能によるものもあるかと思います。
しかし、ママを守ってくれる人はパパしかいません。
今育児に必死なママは自分のことは二の次なので、まずはパパが一番に大事にしてあげましょう。

お母さんサイドの解決法

「なんで」を無くす

ママが子供に対して当たり前にする事を、男性は分からない・気づかないなんてことは全然あります。
「なんでやってくれないの?」「なんで分からないの?」と思うかもしれませんが、これはNGワードです。
素直に「◯◯やってくれたら嬉しい」とお願いをしましょう。

パパを褒める&認めましょう

何かやってもらった時、「コレくらい私はいつもやってる」と思わずに純粋に褒めましょう。
行動を起こそうとしている事を認めて、一言声をかけてあげるだけでも相手の感じ方は全く違うものですよ。

それでも離婚を考えているあなたへ

色んな手を尽くして、後悔しないように改善しようと相手と向き合ったがどうしてもダメだったという場合もあると思います。

そんな時は、第三者の意見を少し聞いてみましょう。

個人的には、家族よりも心療内科カウンセラーの人がおすすめです。

家族ですと、中立の立場でアドバイスできる人は少ないので、全く別の第三者が一番的確なアドバイスをしてくれます。
相談すると落ち着いたり、自分が見えていなかったと気づくこともありますのでぜひ一度相談してみてください。

まとめ

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産後クライシスは、産後の夫婦には避けては通れないハードルとも言えます。
しかし2人だけだった夫婦関係から、子供のいる「家族」になるための試練でもあるのです。
この危機を乗り越えてこそ、強い絆が生まれるとも言われています。
そのため、産後クライシスは夫婦にとって必要な時期であるとも言えるのです。

しかし産後クライシスは、夫婦にとっては大変辛い時期です。
この時期になったら、その時の感情だけで動かない事を心がけておきましょう。
まずは冷静になり出来る事をやってみて、自分の心身のケアも忘れずに行いましょう。
そして夫婦で頑張っていくにしても離婚するにしても、一人で抱え込まない事が大切です。
家族や友人に頼れない環境であれば、地域の支援等を利用しても良いでしょう。
今後の自分や子供にとってより良い判断をするには、まずは普段通りの自分に戻る事が大切なのです。
その上でパートナーとの関係を見極めて、後悔のない判断をしていきましょう。

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