スマホが子供に悪影響!親に問題が?幼児のスマホ依存をやめさせる方法
スマートフォンやタブレット端末が普及している現代では、学習教材にタブレットが用いられていたり、子供にとってインターネットは身近な存在になっています。
同時に2017年頃から「スマホ育児」だとか、「幼児の成長に及ぼす影響」についても、メディアやネットニュースで度々取り上げられていますよね。
そんな中、子供のスマホ依存を心配されているママも多いようです。
そこで今回は、1歳でスマホデビューしてしまったうちの子の体験談を交えつつ、スマホがどのように悪影響なのか、またスマホをやめさせる方法についてもご紹介します。
また2歳~3歳にかけて、面白いくらい簡単に、子供が自分からスマホを手放してくれるという実体験も追記しましたので、ご参考までにご覧頂ければと思います!
目次
- 1歳でスマホデビュー!スマホ依存が心配に…
- 子供のスマホ使用率アンケート
- スマホばかりは危険!子供に与える影響
- 子供がスマホをいじりたがるのは親に問題あり?
- スマホを子供に与えることは賛成?反対?口コミまとめ
- 幼児のスマホ依存をやめさせるベストな方法
- 子供とスマホの上手な関わり方
- まるで魔法!子供が自らスマホを手放す方法!?体験談
- まとめ
1歳でスマホデビュー!スマホ依存が心配に…
当時、娘は1歳9ヶ月、私のスマホに興味を持ったのは10ヶ月頃だったと思います。
幼児にスマホを使わせることに不安が…
うちの子の場合は、You Tubeで「いないいないばあ」の動画を見せてしまったことがきっかけでした。
そのうち「ケータイ!ケータイ!」と言って、スマホばかりを探すように…
やがて、お気に入りのワンワンの動画を、自分で選んで見れるまでになってしまいました。
私自身でスマホを見せておきながら、このままでは目が悪くなったら嫌だし、脳にも悪いというのを聞きくので、怖くなってやめさせようと色々調べてみることに。
するとNHKの子育て番組の調査では、76%(1,600件以上の回答のうち)ものママ達が子供にスマホを使わせているのだとか。
子供がスマホを使い始めた年齢では、やっぱり1歳が一番多くて約4割弱も占めていました。
(引用:https://www.sukusuku.com/contents/51244)
さらにアプリの使い方でも、ドキッとする記事を見つけました。
周囲の大人の関わり方によって、子供に影響の違いが…
幼児のデジタルメディアの使い方が二極化してきているという現象があります。
この二極化は、アメリカの調査では「アプリギャップ」と言われています。高所得者層の親はアプリ選びに慎重であることに加え、 コンピュータゲームでも語彙やアルファベットの習得の機会と捉えて一緒に活動するのに対し、低所得者層の親は文章なしの簡単なゲームなどを選ぶことが多く、子どもの使用に関与しない傾向があるという結果が出ています。
(引用:https://www.sukusuku.com/contents/31622)
とくに低年齢の場合は、影響が大きく出る可能性があるのだとか…
親がどんなものを見せるのかが、いずれ子供の将来にも関わっていくとなると、大きな問題ですよね。
子供のスマホ使用率アンケート
(引用:https://internet.watch.impress.co.jp/img/iw/docs/1060/671/html/cao01.png.html)
また、幼児のスマホ利用について、気になるアンケートがありました。
平成27年7月発表の総務省の調査報告書によると、親が子供にスマホやタブレットを見せたり、使わせたりしている割合は以下のようになっているみたいです。
●0歳児の1割が情報通信端末を利用(保護者が見せたり使わせたりしている場合を含む)しており、その割合は年齢とともに上昇する。
0歳児と1歳児は10%台、2歳児と3歳児は30%台、4歳児から6歳児は40%台、小学1~3年生は51.8%、4~6年生は68.7%。●同一年齢で比較した場合、第一子よりも第二子以降の方が利用率が高い。
第二子以降の0歳児は21.0%が利用。(http://www.soumu.go.jp/main_content/000368846.pdfから引用)
いかがでしょう。
0歳児の約1割が、スマホやタブレットを使っているということですよね。驚きです。
2歳~3歳になると3割の子が使っているんですね…といっても私の娘も10ヶ月から使っているわけですから、私と同じように幼い頃からスマホを与えてしまった親御さんは少なくないということですね。
他の記事で見かけたのですが、スマホはバリバリ使えるけどまだ話せない子もいるという…。びっくりです。
スマホの技術が進化していく世の中で、もちろん性能も良くなり大人もどこに行ってもスマホばかりを手にしているわけですから、子供もそりゃ気になりますよね。
年々スマホを使う子供の割合は増えていくのでしょう…
そこで次に、スマホが子供に与える影響を見ていきましょう。
スマホは危険!子供に与える影響
大人や若者のスマホ依存はよく聞きますが、小さい子供もスマホ依存になってしまう可能性は十分あると思います。
テレビは親が見る番組を選びますが、スマホはタッチすればアプリを開けますし、自分の写真や動画、またゲームやYou Tubeなど夢中になってしまうのも分かります。
じゃあロックすればいいのではと思ったのですが、何度も適当に入力されると解除できなくなると困るし…。
結局のところ、スマホを触らせてしまった私が悪いのですが。
スマホが幼児に与える影響で、あれこれ怖いことが言われていますが、その中で気になったことをいくつかまとめてみました。
スマホの何が幼児に悪影響なの?
子どものほうがブルーライトの影響が大きい
ブルーライトの光には少しチラつきがあって、ピント合わせのために目が疲れてしまいますが、子供は疲れの自覚がないため視力の低下に繋がる恐れがあります。
大人は瞬きをしますが、子供は集中していると瞬きしないんだそうです。
目が乾いて痛みがあったり、目が重い、物がぼやけて見える等の症状があれば早めに眼科へ。
電磁波が脳に吸収される?
携帯電話は、2011年にWHOで発がん性を持つ危険有害物質に指定されています。
こどもの頭蓋骨は大人よりも薄いので、脳が電磁波の影響を受けやすいらしいのです。
子供の脳は2歳までに3倍の大きさになるので、この時期に脳に過剰な刺激を受けてしまうと、かんしゃくや学習障害、注意欠陥や認知の遅れなどを引き起こすと言われています。
枕元に置くのはNGですね。
発達の遅れや肥満、精神的な病につながる
体を動かすことが減ってしまうので、なんらかの発達障害になったり、肥満から糖尿病や心臓病、精神不安やうつ病、自閉症などの原因になりうるのだとか。
他にも、寝る前に使うことで深い睡眠が取れずに成長に悪影響を及ぼしたり、スマホ自体がバイキンだらけなので感染して肺炎を起こす危険性だったり、ネット依存症など危険なことだらけでした。
スマホがここまで普及したのは近年なので、実際にはまだどういう影響がでるか立証できていないそうですが…。
とにかく、後になって何か病気等になることは絶対に避けたいものです。
それに、「目が痛い」などと子供が自分で伝えられるのは2歳位からではないでしょうか。
やっぱりスマホは、触らせないにこしたことはないですね。
子供がスマホをいじりたがるのは親に問題あり?
何を言っても言い訳になってしまいますが…。
娘が可愛すぎて、しょっちゅうスマホで写真や動画やらを撮りまくっては、再生したりパパにLINEしたりしていたので…
娘にとって赤ちゃんの頃から、スマホの存在は身近なものだったと思います。
スマホ依存とまではいきませんが、新しいiPhoneで色々楽しくて…そりゃ~親が面白そうにスマホを使っていたら、子供が興味を持つのは当然ですよね。
娘よ…ごめんなさい。
スマホに子守をさせるのはNG!?
はじめは触ったりかじってみたりしていたのですが、娘の動画を見せると、私の声がうれしいのかキャッキャと喜ぶように。
妹に子供が生まれてお手伝いに通っていた時、忙しくてつい子供番組の動画に頼ってしまったのが原因です。
そこからはあっという間に、操作を覚えて器用に使いこなしているではありませんか…娘にとってスマホは、自分で好きな動画を選んで見れる小さなテレビか、めっちゃ面白いオモチャだと思っているのでしょう。
一応、電話だということはわかっているようで、「もちもち~」と電話するマネをして、しばらくしゃべって遊んでいることもありますが…。
子育て番組や育児雑誌で、「スマホは15分まで」とあったので、10分位したら「ケータイ終わりよ」と言うと一旦は返してくれるのですが、1日に何度か動画を見たがるように…
スマホに味をしめてしまったら、なかなかやめさせるのは難しいです。
はじめから子供の前で、スマホを見ないようにしていれば良かったのですが、ネットスーパーやらAmazonの買い物はスマホが便利だったのでついつい使っていました。
私自身が、スマホもPCも大好きなので、はじめから注意が必要でした…反省。
はじめから、子供が勝手にスマホを使えるようになるわけではないので、やはり親が気をつけなくてはなりませんね。
日本小児科医会でも注意喚起が!
日本小児科医会では、近年のメディアとの長時間の接触は、人類が今まで経験したことがないものとなるので、心身の発達過程の子供への影響が懸念されているとしてポスター等で注意を呼びかけています。
- 子育てアプリでの対応は赤ちゃんの育ちを歪める可能性あり
- スマホやタブレット等の接触時間が大事!親子の会話や体験の共有が減るため
- 親がスマホに夢中で安全に気配りができない
スマホを子供に与えることは賛成?反対?口コミまとめ
ここでは、「スマホを子供に与えることに賛成か反対か」という口コミを集めてみました。
賛成派と反対派でわけてまとめました。
子供にスマホ!賛成派
自宅や実家など少々うるさくしても平気なのに始終スマホを与えっぱなしは、さすがによくないと思っています。
しかし、電車やバスの中、レストランなど騒ぐと周りに迷惑がかかる場面ではスマホでおとなしくなるなら与えるべきです。先日バスの中で2歳くらいの子が大騒ぎしていました。お母さんはあやす様子もなくおもちゃも与えず知らんぷり。
見かねた隣の席の女性がスマホの画面を見せたところ、あっという間におとなしくなりました。こういう場合はスマホを見せることは仕方ないと思います。
(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0519/762802.htm?o=0&p=2から引用)
スマホの使用には賛否両論あると思いますが、私は「バランスを取って使用させる派」です。
私は、時々外食もします。
お出かけもします。
上の子もいます。一番小さい子のみに合わせて「迷惑かける年齢のうちは家から出ない」なんてできません。
我が家では、外出時の「特別」と教えた上で、幼児教育アプリなどを使わせています。
おもちゃをたくさん持ち歩かなくても、絵本、お絵かき、躾のアニメ、ひらがな・数字の勉強…それらがタブレット(もしくはスマホ)1つで済みますから、ただでさえ荷物の多いパンパンのマザーズバッグには助かります。
(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0519/762802.htm?o=0&p=2から引用)
どんなものだって、上手に利用すれば、便利でこの上なく良いものだし、下手に使えば、この上ない厄災をもたらすと思います。
幼児向けの教育アプリとか、動画など、言語や社会性の発達を促すものを「適度」に与えれば、幼児教育の塾などに大枚はたくより、効率良く学べるでしょう。
一方、のべつ幕なしでスマホばかりで毎日すごさせれば、社会性との基礎が育たず、困った状態になる子もいるでしょう。
何れにしても、他人が、たまに数時間会っただけで、どうこう判断できるものでもないので、親が自分と子供の「適度」を試行錯誤で見つけていくしかないと思います。
(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0519/762802.htm?o=0&p=2から引用)
子供にスマホ!反対派
子供にとって良いと思って、スマホを渡している大人はいませんね。
みな、「悪いとは分かっているけど」という感じです。
そういう親は楽がしたいのです。
そりゃ、スマホが子供の相手をして、子供がおとなしくしていれば親は自分の好きなことをできる。うちは小学生と幼稚園児がいますが、携帯は触らせません。
DSなどのゲーム機も買っていません。食事中は食事中のマナーを教えないといけません。
静かにしてればいいってものではないです。外食でも、待ち時間に何をするかって、
どれだけ親が相手するかにかかっています。大変です。
でも、そこで手を抜いてしまってはいけない。小さな声で手遊びしたり、お絵かきできるものを持参したり、時には外に連れ出して気分転換させたり、自分が食べ終わってなくても、子供がぐずったら外に出たり。
家でも一緒です。
食事中はテレビを見ないとか、最低限のルールは決めるべき。食事って、食卓を囲むみんなで話をしながら楽しく食べるもの。
(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0519/762802.htm?o=0&p=2から引用)
子供を静かにさせる為にスマホを使う事に反対です。
静かにしていなければいけない場所は、静かにしていなければいけません。
子供と小さな声で話したり、絵本を見せたり、折り紙やお絵描きさせたり、いろいろな方法がありますよね。
選択肢がたくさんある方が融通が利きます。
スマホはそれだけです。先日もファミレスで幼児に動画を見せて、ママ達がおしゃべりに夢中になっていました。
動画の音声は絞っているとはいえ、こちらに聞こえていました。いずれ動画からゲームに移行し、依存症になる場合もあると思います。
経済格差が叫ばれていますが、親の賢さによって、マナーやスマホに対する依存度の格差も開いて来ると思います。大人にとってスマホは便利ですが、子供にとっては単なる動画・ゲーム機でしかないところが怖いと感じています。
(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0519/762802.htm?o=0&p=2から引用)
最近、外に出ると大人がずっとスマホを触っているように見えます。
身近な大人がスマホをずっと触っているのを見ていたら、子供はそれが普通…になってしまうのでは?
見ていると本当に異様ですよね…。我が家は夫婦がガラケーなので、子供(小1)はスマホに触ったことがありません。
ゲーム機も与えていません。幼児にスマホ、よく思いません。スマホ中毒の大人にもよく思っていません。
(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2016/0519/762802.htm?o=0&p=2から引用)
いかがでしたか?
賛否両論まとめてみましたが、見た感じはやはり「反対派」の意見の方が多く感じました。
しかし賛成意見の中にも、「親がスマホばかりに気をとられすぎていることから、子供がスマホに興味を持つ」という指摘も複数ありました。
本当にその通りだと思います。
私もこれからは、娘の前ではスマホをすることをやめようと強く思いました。
静かにタブレットで動画を観ている子どもたちに違和感…
これは先日、近所の温泉に行った時のことです。
食事処でふと周りを見渡すと、3~4歳の子がタブレットで動画をじっとみていました。
へぇ~さすがイマドキの子供は違うね~なんて思っていたら、他に何人もスマホやタブレットばかりを見ておとなしくしている子が…。
10年前とかには考えられない光景ですよね。
昔は、畳のお食事処なんて子供が走り回って、親に注意されてるっていうのが普通だったのに…今の子供は静かです。
う~ん…人それぞれですが、私は会話をしたいかな…。
ちなみにうちのパパは娘には絶対スマホを触らせませんが、娘がそばにいても平気で動画をみています。
ダメダメと言って絶対に使わせないという意思はすごいですが、それでは馬の前にニンジンぶら下げてるようなもんなので、ソッコーやめさせようと思います(笑)
幼児のスマホ依存をやめさせるベストな方法
スマホが悪影響だということはわかっても、すっかりスマホを使いこなせるようになってからはどうしたら良いのでしょう。
実際にどうやってやめさせたらいいのかを教えてくれるサイトがなかったので、自分で調べて実践してみました!
娘にスマホを使わせないようにして3日目ですが、今のところいい感じです。
ネットでは「子供にスマホを使わせるなんてバカ親だ」「親が楽しようとしている」的な辛口の意見が多かったですね…
ズシッと深く、反省と後悔をしながら何か良い方法はないかと探した結果、効果的な方法にたどり着きました。
子供の前でスマホを使わない
親が楽しそうに使うから子供もマネシたいんだと思うので、とにかく子供に見えない所にスマホを移動しました。
普段、連絡が来るのはパパだけなので、お昼休みに届くLINEには娘がお昼寝中に返信しました。
スマホがないことで泣くかな~と思ったのですが、私が使っていないと興味はないようで案外平気でした。
スマホ壊れちゃったと伝える
調べていた中で多かったのが、「スマホ壊れちゃったの」と電源を切って子供に渡すというものです。
動かなければ面白くないので、スマホスマホと言わなくなるそうです。
これもいいかもと思ったのですが、やっぱりウソはバレるので私はやりませんでしたが。
動画アプリを削除する
動画のアプリやゲームを削除すると、子供にとってはつまらないものになってしまうので、それほどスマホに執着しなくなるそうです。
これも、私が動画を見たくてタブレットを買ったので、試すことはしていませんが。
泣こうがわめこうが渡さないという方や、何分までというルールを決めて徹底している方もいました。
だいたい2~3日でやめさせられたという人が多いみたいです。
私は泣かれると弱いので、とにかく娘の気がスマホに向かないようにしてみました。
ネットも買い物も、写真のアルバムも全てスマホだったので、私的にちょっとしんどかったですが、その分絵本を読んであげたりDVDを見て一緒に歌ったり踊ったり、間が持たなくなったら外にでかけました。
スマホを使わせないようにしてから、娘がおままごとをしたり、読んでほしい絵本を自分で持ってくる回数が増えました。
たま~に電話として使うことはあるので、スマホは「もしもし」の道具だよと教えてあげようと思います。
時間を決めてルールを守らせる
「15分使ったらやめようね」と事前に約束させ、我が家にはルールがあるということを自覚させる方法もあります。
小さい子供には、少し大変なことかもしれませんが、将来的にしっかりルールを守る子に育つ傾向も期待できます。
保育園、幼稚園、小学校、中学校と規則がある中で生きていくことに抵抗も持たせないためにも、効果的だと思います。
私の娘ももう少し大きくなったら、時間を決めてスマホを使わせていこうと思っています。
最初は言うことを聞かなくても、親が辛抱強く続けていくことで、子供もそれが当たり前と感じるようになるのではないかと思います。
他に夢中になれることを見つけてあげる
今の時代、幼少時から英語に触れさせる親御さんは多いはず。
英語でなくても、ひらがなやカタカナなどの知育玩具に早くから触れさせてあげたり、勉強やスポーツ、音楽などに触れさせてあげると自然と興味を持つ子も多いです。
これからの自分の趣味や特技を見つけていくのにも役立つと思います。
我々大人もそうですが、何もすることがないからついついスマホをいじってしまう人が大多数ですよね。
子供も、最初は初めて触れるスマホやタブレットに、魅力を感じ夢中になるかもしれませんが、趣味やスマホより楽しいものを見つけた時に機械離れするはずです。
子供がスマホをねだりはじめたら、「キャッチボールしない?ピアノやってみる?」と代案を提案していくことが大切ですね。
心が折れそうになる時もありますが、ぜひ頑張っていきましょう。
子供とスマホの上手な関わり方
スマホが普及するまでは、動画はテレビで見ていましたよね。
「幼児にとってテレビは良くない」という風潮は、以前アメリカ小児科学会の否定的な意見が日本でひろがったからなのだそうです。
ところが最近になってアメリカ小児科学会で、メディア利用時間と発達との因果関係の結論は出ていないと言っているそうです。
結局はテレビとどう関わるかが問題で、テレビを通じて良いコミュニケーションが取れているのなら、健康的な家庭だったら長時間見ていたとしても問題はないのだそうです。
もちろん見せっぱなしで放置はいけませんが、晩ごはんの支度等で手が離せない時には、ほんの15分でも助かりまよね。
スマホ子守もあり?!
ベネッセの「乳幼児の親子のメディア活用調査」によると、ママがスマホを使っている2歳児の2割以上がほぼ毎日スマホと接しているのだそうです。
外出先での待ち時間には50%以上のママが子供にスマホを使わせているんだとか。
レストランや電車で騒がれると迷惑かけちゃいますもんね…。
(引用:http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=1818&page=2)
この調査によると、今のところスマホ利用が、子供の成長に悪い影響を与える傾向は、まだ見られていないのだそうです。
逆にスマホを使うママの方が、こどもとのコミュニケーションに積極的で、外遊びや絵本読みの時間を多くとっているという結果でした。
子供にスマホを使わせる際の注意点
スマホの使いすぎや自由に使わせるのは問題ですよね。
子供は自分で見る時間をコントロールできないので、目にも健康にも良くないです。
寝る前や食事の時は使わせない、動画は1話だけ、何分まで等のルールを決めて使い方を少し工夫することが大切です。
ニュース等では「幼児にスマホは問題だ」とか「子守をスマホにさせるな」というネガティブな報道が多いです。
でも悪いことばかりではありません。
うちの娘は人見知りで、児童館の読み聞かせや手遊びは嫌がります。
でも動画で「グーチョキパー」や「ヒゲじいさん」を勝手にみて、うたって踊れるようになりました。
歯磨きやお返事も真似して本とっても楽しそうにやっていますので、その点は良かったですね~。
今のところ、外ではとりあえず抱っこしておけば静かなので助かっていますが、そのうちじっとしていられなくなったら、スマホでしまじろうTVでもみせようかな…。
まるで魔法!子供が自らスマホを手放す方法!?体験談
ここからは、子供にスマホをやめさせたいママにとってお役に立てればと思い、少しだけ追記させていただきますね。
これならスマホとうまく付き合えるかも!
その後うちの子が、2歳から3歳にかけて、面白いくらい簡単に、しかも自分からスマホを返してくれるという魔法のような体験をしました。
たまたまNHKの子育て番組で、専門家の方がおっしゃっていたことを実践したところ、劇的な変化が!
キッチンタイマーをセット!
専門家の方は、「時計の針が、この数字まで動いたら終わりね」などと、スマホをみていい時間を、子供がわかるようにしてあげると良いと言っていました。
時間は、子供が満足できるくらいの15分程度が良いとのこと。
うちの娘は、とにかくキッチンタイマーを自分で止めたがるので、それを上手く利用してみました!
2~3歳は言葉も通じるようになって、なんでも自分でやりたい時期ですよね。
スマホスマホという時には、キッチンタイマーを15分にセット!
「タイマーなるまでみてもいいよ。ピピピッってなったら止めてね~」と言うと、その時間だけ集中するので満足するみたいです。
タイマーが鳴ると、はりきってピッと止めて、「はい、どうじょ!」と、スマホやタブレットを自分から返してくれます。
テレビでみせる!
Wi-FiやAmazonTV、ケーブルTVなどなど、動画サイトはテレビでみせるというのも一つの手ではあります。
画面も大きいですし、ママも一緒に観て、みせたい動画を選んであげることもできますよね。
充電切れて疲れちゃったんだってという!
スマホやタブレットの場合、強制終了もありです。
その時に、無理やり奪い取るのではなく、さり気なく長押しで電源OFFに!
そして、「スマホさん、疲れてちゃったんだって~充電させてあげよ♪」と伝えると、「そうだね!」と言って返してくれます。
おすすめはキッチンタイマーです。
ぜひ、試してみて下さいね♪
まとめ
今回は、スマホと幼児の関わり方や、スマホをやめさせる方法についてでしたが、いかがでしたでしょうか。
もし、お子さんがスマホがないとぐずって大変とお困りでしたら、家族全員が家の中で少しスマホを使うことをセーブしてみるといいかもです。
家族の会話が増えて楽しいですよ♪
ITmedia NEWSにあった記事ですが、相模女子大学の七海陽准教授(学芸学部子ども教育学科)の説明によると、とくに3歳頃からは、人のまねをして覚える観察学習というのが大きな役割を果たすそうです。
スマホ育児においては、下記に気をつけましょう。
- 幼児期は善悪を同時に学んでしまうので、コンテンツ選びは重要!
- You Tubeなど動画サイトを見せる際には、親も一緒に!
しまじろうやアンパンマンのように、伝えたいものがあったり、愛や思いやりを持って製作されているわけじゃない、意味のわからない動画はNGですよね。
子供って言葉遣いも行動も、あっという間に完コピしちゃいますから(汗)
でも、ママもいつも一人で子供と向き合っているとしんどくなりますよね。
そんな時は、ぜひスマホに助けてもらったっていいじゃないですか~!
また外出時のいざという時に、あまり罪悪感を感じずに上手にスマホを活用してみては。