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赤ちゃんの卵アレルギー!たまごボーロで湿疹・嘔吐の症状は即病院?

[記事公開日]2016/06/29 [最終更新日]2018/08/27
■カテゴリー:子育て, 病気, 赤ちゃん
■タグ:

赤ちゃんは生後5ヶ月頃から離乳食デビューします。
小さじ1杯の10倍がゆから始まって、次に7~8ヶ月に訪れるのがの壁…

赤ちゃんのお肌が弱かったりすると、卵アレルギーがあったらと心配になりますよね。

なんとうちの子、おやつのたまごボーロで湿疹や嘔吐の症状が出てしまったのです(泣)

加工してるのに?こどもが食べるお菓子なのになんで??と焦って調べてみると、どうやら卵ボーロはゆでたまごよりアレルギーが出やすいんだとか…

そこで今回は、卵アレルギーが疑われる場合の対応や、実際に小児科医に言われたこと、アレルギー検査の結果などをまとめてみました。

目次

  1. 赤ちゃんの卵アレルギーって?
  2. 卵アレルギーの症状<体験談>
  3. 卵アレルギーでの受診目安
  4. 卵アレルギー!医師によって考えが違う?
  5. たまごボーロはアレルギーが出やすい!?
  6. 卵等の食物アレルギー予防について
  7. まとめ

赤ちゃんの卵アレルギーって?

大人で卵アレルギーって聞きませんが、赤ちゃんの場合はアナフィラキシー・ショックを起こすなんてことも聞きますよね。
卵アレルギーとは、一体どのようなものなのでしょうか。

ここではまず、卵アレルギーについて見ていきましょう。

卵アレルギーについて

3大アレルゲンと言われているのが、卵・牛乳・小麦です。

どんな食品でもアレルゲンになる可能性はありますが、鶏卵では卵白のタンパク質成分がアレルギーの原因になることが多いです。

卵は、加熱の温度が高く長時間なほど、アレルギーが出にくいため、はじめて卵を食べさせる場合は、必ず固茹での卵の黄身からにします。(ゆで時間は20分ほど)

赤ちゃんに食物アレルギーが多い理由

食物アレルギーとは、卵等の特定の食品を食べたり飲んだりすることによって起きるアレルギー反応です。

赤ちゃんの場合、腸管や消化機能が未発達で免疫機能も不十分なので、アレルギーが起きやすくなります。

アナフィラキシー・ショックに注意!

アナフィラキシー・ショックとは、アレルゲンと接触した直後に起きる急激なアレルギー反応のことです。

  • 唇の腫れ
  • 蕁麻疹
  • 湿疹
  • 下痢
  • 嘔吐

上記のような症状がみられ、喉が腫れて呼吸困難や意識障害が起きショック状態になり、死亡することもあります。

このような症状の時には、すぐに救急車を呼んで下さい。

卵アレルギーの症状<体験談>

うちは、私もパパも食べ物のアレルギーは何にもないから、7ヶ月の娘も大丈夫だろうと思っていたのですが…

ある日、友達がくれたたまごボーロを、美味しそうにパクパクと食べていた娘が、突然吐いて口の中に指を入れて咳をし始めました。
びっくりして、たまごボーロを取り上げて口の周りを拭くと、真っ赤っ赤に腫れてばぁーっと湿疹がでてしまったのです。

数時間後に赤みが引きましたが、きっと本人はすごく苦しかったと思います(泣)

ママたちの卵アレルギー体験談

egg02

次に、赤ちゃんの卵アレルギーを経験された方の体験談をご紹介します。

7か月後半のリンゴちゃん

たまごボーロを4~5粒程食べ終わったところで突然機嫌が悪くなり、お昼ご飯の半分ぐらいを嘔吐。

リンゴが大泣きし始め、顔が腫れて瞼もほぼ開かないぐらいに別人になっていた!!!これはヤバい!!!!!!直感で思った私は、そのまま119番にコール。

病院に着き診察してもらうと、やはり卵アレルギーだろうとのこと。
医師は「何でか分からないけど、卵ボーロってアレルギーが出やすいんですよ…」と。
(引用:http://tasoringo.com/diary/%E5%8D%B5%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%A7%E5%A4%A7%E9%A8%92%E3%81%8E/)

生後10か月児のママ

生後10か月です。
8か月のとき、固ゆでした卵黄を茶さじ1杯食べさせたところ、その2時間後から6回嘔吐し、2回下痢しました。

1週間後も同量の卵黄で同様の症状になり、小児科で1歳までは卵を除去するよう指示されました。

一方、市のアレルギー講座では「摂食開始を遅らせることに意味はない、むしろ悪い。最近は、1歳前に摂食開始したほうがよいという考え方も出ている」と言われました。
(引用:http://www.mcfh.or.jp/netsoudan/article.php?id=1170)

アレルギーは、それまでなんともなかった我が子が、急に泣き出したり吐いたりするので、親もパニックになってしまいます。
同じような経験をされたママさんもいらっしゃると思いますが、ほんとに驚いてしまいますよね…

卵アレルギーでの受診目安

初めて湿疹や嘔吐などの症状が出ると、ママもパパもびっくりしてしまいますよね。

卵に限らずですが、何らかの食物アレルギーが疑われる時は、念のため小児科で診察を受けておくのが安心です。

初めての時は軽い症状でも、次に食べた時に強いショック症状が起きる場合もあるそうです。
自己判断で軽視しないで「おかしい」と感じた時には、すぐに病院へ行きましょう。

受診の目安は

至急受診

  • 食べたあとにぐったりしている
  • 呼吸困難になる
  • 激しく咳き込む
  • 繰り返し吐く
  • 繰り返し下痢をする

診療時間外でも受診

  • 食べた後に全身にブツブツが出た
  • まぶたや唇が腫れた

診療時間内に受診

  • 食べた後に部分的にブツブツが出た

うちの娘の場合は、口の周りの赤みが時間とともにひいていったので、「診療時間内に受診」という形をとりました。
が、判断できない時は念の為、時間外でも受診した方が懸命です。

医師も「こんなことくらいで」とは言いませんし、何より大事な赤ちゃんのためですからね。

卵アレルギー!医師によって考えが違う?

娘のたまごボーロ事件のあと、すぐにあった健診で、医師に卵について聞いてみました。

小児科の先生が言うには…

すると、「口の周りが汚れて、接触性皮膚炎を起こしたんじゃないかな?心配なら、かたゆでの黄身からはじめて、白身は1歳になってからでいいんじゃない」と。

ところが、卵黄をほんの少し、耳かき1さじ分くらいの量ですらダメでした。
娘は、異様に嫌がり、手で掴んで床に投げ捨て…だましだまし口に入れると、時間差でばぁーっと顔全体に赤い湿疹がでてしまうのでした。

どうやら娘は、卵アレルギーらしい…

次に、風邪をひいた時に診てもらった総合病院の小児科では、「血液検査してアレルギー調べた方がいいよ。なんなら除去するとかも。あ、でも栄養偏るから、絶対に勝手に除去とかしないでね」と言われました。
が、そこの先生は、お薬てんこ盛りでちょっと不安だったので検査はしませんでした。

卵アレルギーは、小さいうちが肝心!

その後、たまたま全身の乾燥性湿疹でお世話になっている、別の小児科の先生に聞いてみると、「少しづつ食べさせた方がいいよ」と。

生後5~10ヶ月くらいまでは、人間の体が色々なアレルゲンに対して受け入れOKな時期なのだそうです。

逆にこの時期を過ぎると、体が拒否体制に入ってしまうんだとか。
そうなると手遅れで、結果的に卵アレルギーを作ってしまうんだそうです。

ショック…
すでに娘は10ヶ月すぎ。

健診の時の医師が、卵はもう少し後でいいんじゃないというアドバイスで、うちの子の受け入れ可能な時期はすぎちゃったじゃないのーっと、卵を避けてきたことを後悔…

アレルギー外来がおすすめ!

お医者さんによって、アレルギーに対する考えも知識も違うので、いくつか他の病院でも診てもらった方がいいかもしれません。
できれば、アレルギー外来の方がおすすめです。

食物負荷試験といって、医師のもとでアレルギーの原因となる食品を食べていくという検査を行ってもらうことができ、なにか症状がでても、すぐにその場で対応してもらえるので安心です。

たまごをずっと食べないでいるのもちょっと…ですし、恐る恐る自宅で食べさせてみるというのも、やっぱり怖いですからね。

たまごボーロはアレルギーが出やすい!?

上の図は、母子健康協会のHPの「食物アレルギーの基礎知識と対応(2)」に掲載されているものです。

たまごボーロはたった1つぶでも危険!

同志社女子大学生活科学部食物栄養科学科教授の伊藤節子先生の記事の中で、卵ボーロについて書かれているものがありました。

卵白アルブミンを見ますと、12分の固ゆで卵よりも、卵ボーロのほうが4、5倍多いのです。
ですから、固ゆで卵を1個使った負荷試験が陰性でも、卵ボーロ1、2 個で蕁麻疹や咳が出ることがあるのです。よく経験することです。(引用:http://www.glico.co.jp/boshi/futaba/no79/con04_03.htm)

アレルギー検査で陰性だとしても、たまごボーロでアレルギーがでるだなんて…驚きです。

卵アレルギーだけど、なんとか美味しいたまごボーロを食べさせてあげたいという方は、卵なしボーロを作るか購入してみては。
味もたまごボーロと変わらず美味しいですよ。(クックパッドにレシピ載ってます♪)

卵黄のみのたまごボーロも売られていますが、製造過程で卵白を完全に取り除くことができないので、卵白アレルギーがある場合は要注意です。

卵等の食物アレルギー予防について

egg04

アレルギーの原因物質をアレルゲンといいます。
アレルゲンは、ショック症状などの重篤なケースになることもありますので気をつけましょう。

アレルゲンかどうか見定める3ポイント

  1. はじめての食品は、1さじから(卵は固茹で耳かき1さじ程度)
  2. 嫌がる場合は要注意!自己防衛かも
  3. 変わった食品(甲殻類、魚卵、山芋等)は、早くから食べさせない

食物アレルギー予防の考えが変わった!

以前は食物アレルギーの発症が心配な食材は、赤ちゃんに与える時期を遅らせるのがいいと考えられていました。

しかし、それは予防効果がないと判明。
むしろ時期の先送りは、食物アレルギーの発症につながる可能性があるという考えが、現在の主流になってきているようです。

研究結果もあり!

これを裏付ける研究結果が、2015年2月にイギリスで発表され、日本のアレルギー学会を含む世界の学会10学会が声明を発表しています。

ただ既に、食物アレルギーと診断されている食品を、医師の指示以外で与えるのは厳禁です。
しかし、どんな食材もやみくもに与える時期を遅らせずに、少量ずつ様子を見ながら与えるようにしましょう。

実家への帰省時には要注意!

日頃ママやパパが、卵の調理法や与える量に気をつけていても、ご実家への帰省時は要注意です。

卵アレルギーと診断され、医師から除去するように言われている場合には、危険ですから絶対に帰省する前に伝えておきましょう。
「アレルギーで、食べたら死んじゃうこともあるから、食べ物は与えないでね」と!

軽い卵アレルギーでも、注意は必要です。
じいじばあばの時代は、卵アレルギーなんてまずなかったそうで、無理やり食べさせようとしてきたりします。

いとこのお菓子をもらって食べたり、目を離したすきに、おばあちゃんが半熟とろとろの美味しそうな卵雑炊を食べさせようとしていたり…
恐怖すぎますよね…

そんな時は無理に抵抗せず、「お腹いっぱいだから大丈夫です」と、やんわり断って、次の食事は絶対に目を離さないように気をつけましょう(笑)

アレルギー検査結果とその後

ちなみに、娘が2歳の時のアレルギー検査では、ばっちり卵白とオボムコイドがクラス2という結果に…
(卵白に含まれるオボムコイドは、最もアレルゲン活性が強くて、加熱しても変わらない強者。)

たまごは、しっかり20分固茹でという指導を守り、3歳になった今では、生玉子以外ではアレルギー症状がでなくなり、幼稚園のお弁当の玉子焼きも残さず食べられるようになり、一安心。

まとめ

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今回は卵アレルギーとたまごボーロについてでしたが、いかがでしたでしょうか。

赤ちゃんに卵アレルギーのような症状がでた場合には、早めに病院を受診するようにしてくださいね。
また、自己判断での除去は禁物です。

信頼できる医師と出会って、安全な食生活をおくれるように願っています。

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