妊娠中のつわり対策!いつから?辛い時の食事と仕事の乗り切り方!
妊娠するまでは、つわりというとドラマでよく見る妊娠発覚のシーンをイメージしていました。「うっ」とトイレに駆け込んで吐く…だけだと思っていたのに、現実のつわりは長く辛い体験でした。人によっては全くつわりがなかったという方もいれば、分娩台までつわりが続いて地獄だったという人もいます。
今つわりま只中の方、これからつわりの時期に入りそうという方、特に通勤など働きながらのマタニティライフは本当に大変ですよね。そこで辛いつわりの乗り切り方のポイントをいくつかご紹介します。
目次
妊娠中のつわり体験談
私の場合は妊娠4週頃から異常な寒気と微熱がありました。その後、妊娠8週目(3ヶ月頃)あたりから急に船酔いみたいにぐるぐるムカムカと胃が気持ち悪くなって妊娠16週(5ヶ月)あたりまでずっとつわりが続きました。その間は、一日ロールパン1個とアクエリアスのみで過ごし4キロ程痩せました。にんにくやネギ等の香味野菜のニオイが強烈に耐えられなかった記憶があります。他の妊婦さんはどうだったのでしょう。
reiさん
長女を妊娠した時は6週目から軽く吐き始め、8週目で心音確認できる頃には殆ど食べれなくて、1日中トイレにこもってました。睡眠中でも突然気持ち悪くて目覚めトイレ直行。体重も1週間で4k落ち、即入院。点滴を受けるも体力が落ちているからかそれも辛くて。お腹と背中がくっつくんじゃないかと思いましたが、7ヶ月を迎える頃にはおさまりました。みゃんちゃんさん
上の子のときは、6か月まで食べづわり、その後も生まれる前日までむかむかしていました。産後、気づいたらおさまっていました(当たり前ですが)。みかさん
毎日吐いて吐いて臭い全てダメ、横になる以外は何にもできない。来客、携帯着信全て無視、ほぼ鬱状態。モモさん
何も食べられず、無理矢理飲んだ水分さえも吐いてしまいました。毎日毎日胃液を吐き続け、吐きすぎて喉が切れて血を吐きました。身長166センチで45キロだった体重が37キロまで落ち、入院になりました。raisuさん
鼻は犬のように敏感になり、油モノは食べられなくなり、食欲自体もなく、少し体調を崩しただけで一日で3キロ痩せました。(引用:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2008/0522/184870.htm)
みなさん、つわりの重さはそれぞれですが、やっぱり体調が悪いのは辛いですよね。あの頃は、毎日ネットでつわりがいつまで続くのか調べ、他の妊婦さんのつわり体験談を読んでは「いつかは終わるんだ!早く終われ~早く終わってくれ~」と念じていました。このつわりとは一体なんなのでしょうか。
妊娠中のつわりの原因は?
つわりがなぜ起きるのか、まだはっきりとはわかっていないそうです。有力な説として以下のことがあげられます。
体の急激な変化
hCGの影響
妊娠すると子宮の中にできる絨毛からhCGというホルモンが多量に分泌され、嘔吐中枢などを刺激するためではないか(hCGとはヒト絨毛性ゴナドトロピン)
ホルモンバランス
妊娠に伴ってホルモンバランスが急激に変化することで、自律神経が不安定に
アレルギー反応
母体が赤ちゃんを異物と判断してアレルギー反応を起こすのでは
不安感
精神的なものも強く影響するようで、妊娠出産に不安があったり家族関係等にトラブルを抱えているなど
つわりはいつからいつまで続くの?
多くは生理が遅れて妊娠に気づきはじめる頃から、つわりの症状が出始めます。胃がムカムカして吐き気があったり嘔吐や倦怠感から、微熱や頭痛に肩こり、匂いに敏感になるなど人によって症状は様々です。中には食べ物の好みが変化したり常に何か食べていないと気持ち悪い人もいます。
主なつわりの症状は
吐く・吐き気がする
つわりの代表的な症状。
においに敏感になる
自律神経のバランスの変化により、匂いを感じる神経が過敏に。
眠い・体がだるい
いくら寝ても眠いと感じ、何をするにもだるくて億劫に。
イライラ・頭痛
風邪をひいたような頭痛やちょっとしたことでイライラ。
最も多いのは、妊娠4~15週位に不快感があるケースです。8~9週位が一番辛い時期です。ただ、つわりの時期や程度には個人差が大きく、10週くらいで終わる人もいれば、出産までずっと続くという人もいます。
症状が強い場合は要注意!
- 妊娠前より体重が5キロ以上減っている
- ほとんど何も食べられない日が続いている
- フラフラする
- 吐いてばかりいて日常生活が送れない
妊娠悪阻かも
一日に何度も吐いて脱水症状を起こしたり、食べられないために栄養障害を起こして体が衰弱してしまうことがあります。この状態が妊娠悪阻(にんしんおそ)です。長く続くと赤ちゃんへの影響が心配なので点滴などの治療が必要になります。
辛いつわり対策!食事と仕事の乗り切リ方
つらりがひどい時期は今まで難なくこなしていた家事や仕事がつらくなります。この時期の赤ちゃんは本当に小さく栄養のことを心配する必要はありません。ママより優先的に赤ちゃんに栄養がいく仕組みになっているので、食べられるものを少しでもいいので食べたい時に口にするようにしましょう。
食事作りや買い物は
料理をしている時のニオイがダメという方も多いです。つわりがひどい時期は無理せずに冷凍食品や出前、食材の宅配等を上手に利用しましょう。外食も気分転換になりあまりつわりを感じなかったという人もいます。
仕事を乗り切るには
つわりの時は通勤電車やオフィスのニオイに敏感になり気分が悪くなることも多いです。早めに上司に妊娠を伝え無理をしないようにしましょう。責任感が強い人ほど無理をしがちですが、赤ちゃんのためにしっかり休憩を取って可能なら短時間でも横になるようにしましょう。
母性健康管理指導事項連絡カードを提出
男女雇用機会均等法では、妊娠中つわりなどで体調が悪い時は時差通勤や勤務時間の短縮が認められています。産婦人科に母性健康管理指導事項連絡カードがあるので、必要事項を記入してもらって勤務先に提出しましょう。
まとめ
最近ではマタハラで会社を辞めたというニュースを目にすることも多いですが、私の場合はあまりのつわりの酷さを見かねた上司が仕事内容を軽くしてくれました。おかげでなんとか仕事も続けることができ、無事につわりの辛い時期を乗り越えられました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
つわりの辛さは本人にしか分からない事なので、妊婦さんは本当に大変です。まずご自身の体調を一番に考えて無理をしないようにしましょう。