健康が気になる人が始めている噂の「ごぼう茶」。
この記事では、今話題のごぼう茶についてとことん掘り下げます。
含まれる成分やおすすめランキング、気を付けたいポイントもご紹介します。
読めばあなたもごぼう茶のとりこになってしまうかもしれませんよ!
ごぼう茶の成分とは?

「ごぼう茶」とは野菜のごぼうを乾燥、焙煎させてお茶にしたものです。
人工的に作られたものとは違い、野菜のごぼうを使っていますから、栄養成分も天然のものを期待できます。
ごぼうに含まれる成分と聞いて、まず食物繊維を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、ごぼうのパワーはそれだけではないんですよ!
それでは、一般的なごぼう茶に含まれる成分をご紹介していきます。
ポリフェノール
赤ワインなどに含まれていることで有名なポリフェノール。
実はごぼうの灰汁にも含まれています。
料理の食材として使用する際は、灰汁抜きをしてしまうことが多いため、家庭料理でごぼうからポリフェノールを摂取するのは難しいですよね。
しかし、市販のごぼう茶には水で灰汁抜きをせずポリフェノールを残すよう加工しているものが多くみられます。
サポニン
ごぼうの皮に含まれているサポニンは、ごぼう茶の中でも主要な成分の一つです。
不要な悪玉コレステロールを排出する役割を果たします。
こちらも料理の時には、削いでしまう皮に含まれている成分ですので、ごぼう茶で摂取できるのは嬉しいですよね。
イヌリン
また、水溶性食物繊維のイヌリンも大事な成分です。
利尿作用を促したり、腸を整える働きがあります。
カリウム
ミネラルの一種であるカリウムは、ナトリウムとバランスを取りながら体内の細胞を正常な状態に保つ働きをしています。
カリウムを摂取することによって、血圧を下げる働きがあります。
ごぼう茶おすすめランキング6選!
ごぼう茶には魅力的な成分が含まれていることがわかりました。
しかし、市販のごぼう茶はたくさん種類があり、どれを買ったらよいのか迷いますよね。
市販の数あるごぼう茶の中からおすすめランキング6選を発表いたします!
早速見ていきましょう!
1位 サントリーの健康 黒豆ごぼう茶
まずおすすめなのが、サントリーウエルネスの「健康黒豆ごぼう茶」です。
昔から日本人にとって馴染み深く、お正月には縁起物として食される黒豆と、ごぼうをブレンドした健康茶です。
黒豆は、通常の大豆の2.5倍もの重さのある高級種の丹波黒を採用。
また、ごぼうは滋味たっぷりの土で育ったごぼうは宮崎県小林産。
シンプルな素材だからこそ、栄養や味へのこだわりが商品の質につながりますね。
その他、ビタミンやミネラルが豊富なタンポポの根、ルイボス、桑の葉の3種のハーブをブレンドされているのもポイントです。
2位 あじかんの「焙煎ごぼう茶」
あじかんの「焙煎ごぼう茶」は、ごぼうを独自の焙煎方法でお茶にしています。
ごぼうの皮付きのまま加工しているため、その成分を余すところなくお茶にしているのが魅力です。
他の素材を加えず、ごぼう本来の香りやごぼうの成分にこだわりたい人に特におすすめです。
まずは少しだけ試してみたい人のために、7包入のお試しサイズがあるのも嬉しいですよね。
3位 有機高原のごぼう茶
こだまいきいき農場の「有機高原のごぼう茶」は、その名の通り有機栽培にこだわったごぼうを使用しています。
ごぼうは広島県の世羅郡産。
2年以上農薬を使っていない土地を耕し化学肥料を使用せず、雑草は手で取り除いています。
さらに、厳しい審査に合格して「有機JAS」認定された自社工場で加工されているため、品質に安心感が持てますよね。
品質だけでなく、モンドセレクションで3年連続金賞受賞している味のクオリティもおすすめのポイントです。
4位 恵巡美茶
手軽に飲むのにぴったりなのが、こちらの粉末タイプのごぼう茶「恵巡美茶」。
2位のこだまいきいき農場の商品で、有機栽培にこだわったごぼう茶を粉末タイプで楽しむことができます。
粉末タイプにすることで、水溶性食物繊維を余すことなく摂取できるため、その量は普通のごぼうの約9倍だとか。
粉末タイプのため、ティーポットで蒸らすなどの手間がいらず、職場などでも手軽に飲めるのが嬉しいですよね。
5位 伝統爽快なた豆茶
次におすすめなのが、こちらの「伝統爽快なた豆茶」。
国産のごぼうに京都産の赤なた豆、黒豆、さらに90種類の発酵酵素を配合した独自ブレンドの健康茶です。
生命力の強いなた豆や成分豊かなごぼうなど、素材の風味にプラスして美味しさにこだわっているのが嬉しいポイントです。
やはり、健康茶と言っても、毎日続けるには美味しくないと厳しいですよね。
メインはなた豆ですが、ごぼう茶の風味も楽しめるためおすすめです。
6位 デルモッティ
ごぼうの香りがどうしても苦手…という人には、こちらの「デルモッティ」がおすすめです。
ごぼうだけでなく、キャンドルブッシュやローズヒップなどのハーブや、しょうが、ラズベリーを加え、女性に好まれる味に仕上がっています。
さらに腸内環境を整える乳酸菌もプラスされているのも嬉しいポイントです。
色々な成分が含まれているお茶がお好みの場合は、女性には良いことづくめのブレンドティー「デルモッティ」がおすすめですよ。
ごぼう茶の副作用とは?
身体に嬉しいごぼう茶、さっそく始めてみよう!と思われた方もいらっしゃると思うのですが、注意点もあります。
ごぼう茶に含まれるサポニンという成分について補足説明をします。
サポニンは、ごぼうが土の中の細菌に負けないために自ら作り出している成分です。
実は、これをたくさん摂取しすぎると以下のような副作用を起こすことがあります。
- 血液中の赤血球を破壊する
- 悪玉コレステロールと一緒に善玉コレステロールを排出してしまう
- 栄養の吸収を阻害する
また、自覚症状としては以下が挙げられます。
- 食欲不振
- 吐き気
- 下痢
- 喉の渇き
- 疲労感
- 倦怠感
体力が落ちている人やもともと胃腸の弱い人、高齢の方は特に飲み方に気を付けましょう。
また、ごぼうはキク科の植物ですので、植物アレルギーのある方には上記の副作用とは別に注意が必要です。
疑わしい場合には、かかりつけの医師に相談されるか、先にアレルギーテストを受けられることをおすすめします。
副作用の出ない飲み方は?
副作用の話で驚かせてしまったかもしれませんが、基本的に市販のごぼう茶には副作用が頻発するほどの量のサポニンは含まれていません。
しかし、一日に飲む量については、各商品に記載されている一日の目安量を参考にし、規定の量を守るようにしてください。
また、先にお伝えしたように、もともと胃腸の弱い方や、最近疲れやすくなったなど体力が落ちていることを自覚されている場合は注意してください。
一日の目安量を守っていても、身体に合わないと感じた場合には飲むのを中止し様子をみてくださいね。
妊婦さんが飲んでもいいの?
お腹の赤ちゃんのために食べ物や飲み物に気をつけている妊婦さんはごぼう茶を飲んでも良いのでしょうか。
まず、気になるのがカフェインですよね。
妊娠中のカフェイン摂取には賛否両論あり、極力摂取しないほうが良いという意見もあれば、リラックス効果もあるので一日一杯程度なら良いという意見まで様々です。
ごぼう茶にはカフェインは含まれていませんので、妊婦さんも安心して飲むことができますよ。
また、カロリーオフの商品も多いため、妊娠後期のカロリー摂取が気になる妊婦さんにもおすすめです。
また、妊娠中には便秘に悩まされる妊婦さんがたくさんいらっしゃいますが、ごぼう茶にたっぷり含まれる食物繊維で便秘やむくみの解消も期待できるため、この点もおすすめです。
しかし、前述したとおり、副作用として下痢や吐き気の可能性もあります。
ご自身の体調と合わせて飲んでみることをおすすめします。
心配な場合はかかりつけの産婦人科医に相談してみるのも良いでしょう。
まとめ
ごぼう茶には体に良い成分がたくさん含まれていることがわかりましたね。
夏には、キーンと冷やしたビール…といきたいところですが、今年は代わりにごぼう茶で暑さをしのぐのも良いのではないでしょうか。
今日からごぼう茶で健康生活、はじめてみませんか?