大豆といえば『畑のお肉』といわれるように、女性に必要なあらゆる栄養分がギュッとつまっていることで知られていますよね。大豆製品はたくさんありますが、実はこれも大豆なの?というものもあります。大豆にはどんな栄養があるのかご存知ですか?一度にたくさん摂取することが難しい場合は、簡単に大豆の良い成分をとれて、毎日続けられる大豆サプリメントを使うのもおすすめです。気になる大豆サプリメントの飲むタイミングや副作用についてもご紹介していきます。
目次
大豆とは?

大豆はマメ科の一年草で、私たちが食べる部分は種にあたります。大豆は納豆やお豆腐など、日本人にはとても身近な食品ですが、どんな栄養分を含んでいるのか詳しく知らない方も多いのでは。大豆にはこんなに豊富な栄養素が含まれているんです!
どんな栄養を含んでいるか
大豆100g中に、最も多い栄養素がタンパク質。このタンパク質は大豆100g中に、なんと約33%も含まれ、その他に炭水化物が28.8%、脂質21.7%、水分11.7%、灰分4.8%が含まれています。
さらに大豆は食物繊維も豊富。大豆100g中には食物繊維が15.9g含まれ、エネルギーとしては433 kcalもの栄養が摂れる非常に優れた食品なのです。
参考文献:大豆(乾燥)100g中の栄養成分(五訂日本食品標準成分表(大豆・米国産)より)
タンパク質が33%と言ってもそれがどれほど凄いのかわかりませんよね?他の食品と比べてみましょう!
(100g中のg数)
- うなぎ(かば焼)23.0g
- 牛肉(ミノ)24.5g
- さんま(焼き)24.9g
- まぐろ(びんなが)26.0g
- あじ(焼)27.5g
- 牛肉(腱/すじ)28.3g
このように大豆はお肉やお魚よりも、タンパク質が大変豊富!同じ量をとるなら、低脂肪でタンパク質も豊富な大豆を利用する方が、身体に優しいということはもうおわかりですよね。大豆が身体にいい!と言われるわけは、高タンパクなのに低脂肪だから。これだけ効率良くタンパク質が摂れて、脂肪分が少ないのなら、女性には大変便利な食材ですよね。
大豆を加工して作られた食品の紹介

大豆を使った製品は、どんなものがあるのかご存知でしょうか?誰もが知っている代表的な食材から、「これもそうなの?」という食材までご紹介しましょう。
毎日使う大豆食品の代表格が、納豆、豆腐、厚揚げ、油揚げがありますが、他にはおから、凍り豆腐、ゆば、枝豆、もやし。加工食品だと、きな粉、いり豆、味噌、醤油、豆乳などが大豆製品になります。
納豆
大豆を蒸して、納豆菌を加えて容器や藁(わら)に入れ、発酵しやすい温度で熟成したものです。大豆本来の味がして、大豆を煮ただけのものより消化吸収が良いのが特徴。身近な食品ですが、好き嫌いがあり摂取が難しいときも。
豆腐
大豆食品といえば、豆腐といえるほど代表的。大豆を蒸して水分をしっかり切るときに豆乳が絞られますが、これには栄養素がたくさん含まれています。豆腐はそれより栄養素が凝縮しています。木綿と絹では、木綿の水分量が少ないため、グラム単価にすると栄養価は高くなります。
厚揚げ
木綿豆腐を揚げて加工したものです。豆腐のうまみがギュッと詰まっていて、煮物にすると良い味がでます。
油揚げ
豆腐を薄切りにして、油で揚げたものです。厚揚げとはスライスした薄さが違うため、中まで揚がっています。
おから
豆腐を作る時に豆を絞りますが、その時でるしぼりカスをいいます。カスと言ってもタンパク質は2割も残っているので、栄養価が高いです。冷凍して、随時解凍しても使えます。
凍り豆腐
高野豆腐ともよばれ、豆腐を低い温度で凍らせたもので、乾燥しているのでミネラルが豊富で煮ると消化がとてもよいのが特徴。
ゆば
豆乳を温めた時にできる、表面の黄色い膜を棒ですくったものをいいます。タンパク質を脂質が固まったもので、京料理やお吸い物など上品な和食料理に使用されます。
枝豆
加工食品ではありませんが、実は枝豆は収穫時期をおいておくと大豆になります。大豆と同じくらいのタンパク質含量で、ビタミンCも入っているので、ダイエット中にはとても便利な食品。
もやし
もやしの先についているのが大豆で、「大豆もやし」といいます。生では臭みが強いので、加熱して調理するのに向いています。
大豆イソフラボンとは?

大豆には「イソフラボン」という成分が含まれているとよく耳にされると思います。イソフラボンってどんな働きをするのでしょう。
女性に適している理由
なぜ大豆が女性の身体に適しているのかというと、大豆の化学構造が女性ホルモンであるエストロゲンに良く似ているからです。だから大豆の中にあるイソフラボンは別名「植物性のエストロゲン」とも呼ばれていています。女性ホルモンは、2種類のホルモンに分かれていて、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)で成り立っています。
エストロゲンは、女性らしい丸みをおびた身体をつくったり、排卵時に受精しやすいように子宮内膜を厚くして着床を助けたりするだけでなく、骨の形成を促進して、血管の収縮を抑制していきます。また、自律神経系を整えて、感情の浮き沈みを緩和するといった作用があるのです。イソフラボンには、こうしたエストロゲンに似た作用があるので、女性に適していると言えるのです。
大豆サプリのおすすめを紹介!
大豆のサプリメントでおすすめの商品をご紹介しましょう。
サントリー「大豆イソフラボン+亜麻リグナン」
サントリーから発売されている「大豆イソフラボン+亜麻リグナン」は、イソフラボンだけでなく、欧米でパンやクッキーに練りこまれてなじみの深い、亜麻の種からリグナンという成分も配合。年齢を感じ始めた中高年の女性には特におすすめです。2つの美容成分だけでなく、さらにビタミンEを配合することで、うるおいを与え女性らしさをさらにアップさせます。
一日3粒を目安に継続して飲みましょう。今なら定期お届けコースが大変お得です。
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大塚製薬「エクオール」
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引用:https://www.otsuka-plus1.com/shop/formlp/equelle_lp_b1.aspx?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=equelle_cpc701&wapr=58d506b5
大塚製薬の「エクオール」は、大豆イソフラボンの成分を身体に取り入れることができる方と、そうでない方があるため、イソフラボンの形でなく大豆イソフラボン由来の「エクオール」で補おうというサプリメントです。エクオールは、大豆イソフラボンを腸内細菌が変換して「ダイゼイン」とし、エクオールを作っています。
このエクオールを作れる人は日本人では50%しかおらず、あとの50%の方はエクオール含有のサプリメントを使用するとエクオールを直接摂取することができます。
1日4粒でエクオール10mgが補充できます。更年期障害に悩む方や、女性ホルモンが低下した中高年の方に、おすすめです。
キッコーマン「からだ想い 基本のサプリ」
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引用:http://www.kikkoman-karadaomoi.jp/
1日たった2錠を飲むだけで、日常で不足しがちな女性に必要な成分を補うことができます。「大豆」と「ぶどう」から抽出したイソフラボンとポリフェノールを配合。ポリフェノールの王様と呼ばれる「プロアントシアニジン」を200mgも配合しています。さらに中高年の方に不足しがちな「鉄分」「カルシウム」を補うために葉酸とビタミンDも配合。トータルバランスで女性の身体を守ります。
今なら初回限定でなんと50%割引。1瓶でおよそ1か月服用できます。
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ディアナチュラ大豆イソフラボンwith レッドクローバー
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引用:https://www.asahi-fh.com/products/supplement/dear-natura/
アサヒフードアンドヘルスケアから販売されている大豆イソフラボンは、他社製品より若干イソフラボンの量が多く、しかもお安いので使いやすいサプリメントです。大豆胚芽に含まれるイソフラボンと、レッドクローバーのイソフラボンとが入って、もちろん香料、保存料、着色料も無添加です。1日1粒飲むだけで、中高年の女性にありがちなお悩みを助ける栄養補助食品。若々しさを保つために、簡単に続けられる価格が嬉しいですよね。
>>アサヒ公式サイトはこちら
大豆イソフラボンプラス
引用:http://www.fancl.co.jp/Items/Detail?category=02&item_code=5200a
健康食品や化粧品で有名なファンケルのイソフラボンを使ったサプリメントは、大豆イソフラボンだけでなくアマニリグナン、GABAを配合した吸収の良いイソフラボンになっていて、中高年の健康を支えてくれます。今なら健康・得楽便という定期お届けサービスでお求めやすい価格になっています。
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大豆サプリを飲むタイミングは?
一般的にサプリメントは健康補助食品であって医薬品ではないので、飲む量やタイミングなどに厳しい規定はありませんが、大豆のイソフラボンの性質から、できるだけ飲む量は規定量を守る必要があります。そして飲むタイミングなどは、特に気にすることはありません。ただ朝食後に飲むと決めていれば、飲み忘れがないので継続して飲めるでしょう。
大豆のとりすぎはよくない?

「大豆製品は身体によい」と昔から言われていますが、本当に食べれば食べるほど身体によいのでしょうか?
適切な摂取量とは
農林水産省のホームページでは、イソフラボンを摂取する際の注意事項を示しています。それによると、イソフラボンを摂取する時は、過剰摂取には注意しましょうと謳っています。
普段大豆製品を意識して好んで食べる方は、サプリメントで補う必要はありません。中年以降は、女性ホルモンが低下してきますから、食品で大豆製品を食べられない方には、手軽にイソフラボンを補充できるのでとても助かりますね。食品安全委員会では、イソフラボンの一日の摂取量の上限は70~75 mg/日で、サプリメント等の摂取上限は30mgとしています。サプリメントのイソフラボン含有量を確認して、30mgを超えないように摂取しましょう。また大豆製品をたくさん摂るようなら、サプリメントは規定量より少なめにとるとよいでしょう。
副作用はあるのか
大豆イソフラボンを摂取しすぎると、すぐに健康被害が起こるということはありません。長期間大量にイソフラボンを摂取した場合は、エストロゲンが高い状態が続くのと同じことになりますから、子宮内膜症を起こしやすくなります。また過去に乳がんを患った方や家族に乳がんの病歴がある方は、がんが増殖するリスクを考えて、摂取は制限するほうがよいと食品安全安全委員会で報告されています。
まとめ
年齢が高くなると今まで通りに生活していても、あちこち不調がやってきますよね。それでも今までのように活き活き活発に生活したい!という方には、大豆イソフラボンが配合されたサプリメントは、強い味方になるでしょう。食事で補おうとすると、たくさんの食品を摂取しなくてはいけませんが、サプリメントなら簡単に毎日摂取し続けることができますよね。大豆の摂りすぎに注意して、上手にサプリメントを活かして生活に彩りを添えませんか?