正月の過ごし方!家族・カップル・一人・独身それぞれのアンケート結果は?
クリスマスのワクワク感を引きずったまま、その一週間後にはお正月を迎えます。あなたはお正月の過ごし方をもう決めましたか?
家族で過ごす人、カップルで過ごす人、一人で過ごす人、独身の人…。お正月の過ごし方は人それぞれ。毎年何をしようかと迷っているうちに、ゴロゴロして終わったと言う人も少なくないはずです。
そこで今回は、王道の過ごし方はもちろん、おすすめの過ごし方を紹介します!
目次
お正月の過ごし方は変わった!
かつては年末になるとお正月の為の買い出しをしたり、しめ縄を飾ったり、おもちをついたり、お節料理を作ったり…。お正月になれば着物を着て、家族全員で初詣へ出かけたり、凧揚げや羽子板、福笑いで遊んだり…。正しい日本のお正月です。
でも近年は、社会の変化と共にお正月の過ごし方も変わってきました。
アンケート結果1位はまさかの…
年末になると様々な媒体で「お正月の過ごし方」のアンケートが行われます。少し古いデータになりますが、ニフティが2014年の末に実施したアンケートの結果をご覧ください。
(引用元:http://chosa.nifty.com/season/chosa_report_A20141226/6/)
この結果によると、未婚者と既婚者の総合1位は「テレビを見る」となっています。複数回答可とは言え、未婚・既婚共に50%以上の人がお正月の過ごし方として「テレビを見る」と回答。さらに、未婚者に限っては最も多い回答となっています。家族との過ごし方で最も多かったのは、「初詣に行く」と「年賀状の確認、追加作成」が同率1位でした。
このアンケートは2015年のお正月の過ごし方についてですが、マクロミルで行われた2016年のお正月の過ごし方というアンケートでも、「出費を伴う予定なし」と答えた方が55%と半数を超えています。
やはりお正月だからといって特別なことをするのではなく、初詣に行ってお正月のテレビ番組を見て過ごす…というのが平成の一般的なお正月の過ごし方のようです。
家族でのお正月の過ごし方2つ
ここからは、せっかくなのでこんなお正月を過ごしてみてはいかがでしょうか?という提案をさせていただきます。
まずは、ご家族でのお正月の過ごし方から…。
義実家で過ごす
王道中の王道の過ごし方のような気もしますが、アンケート結果を見るとそうでもなさそうです。そこで、初心に戻って(?)親元や故郷へ帰省する、義実家に顔を出すことをおすすめします。義理の家族の家に行くのは疲れるという人もいるでしょうが、悪いことばかりでもありません。
今回は奥さんが義理の実家に行くメリットを紹介しましょう。
義理の実家でお正月を過ごすメリット
- 親は子供や孫の顔を見るのを楽しみにしているので、純粋に喜んでもらえる
- 「正月に帰ってきてくれた」とお嫁さんの株が上がる
- 孫はおじいちゃん、おばあちゃんからお年玉が貰える
- さらに洋服やプレゼントを買ってもらえることもある
- お歳暮のおすそ分けをもらえる(かもしれない)
- 豪華な食事が食べられる
- 「お正月に帰ったから…」とその後は顔を出さなくても角が立たない
- 他の親戚が集まる場合、親戚への挨拶が一度に済ませられる
ややこじつけのようなものもありますが、こうやってメリットを挙げることによって、納得して気分よく義実家に帰れるのではないでしょうか?お正月にご主人の顔を立てておくことで、その他の大型連休は奥さんの希望が通りやすくなるというメリットもあるでしょう。
年に一度の「お勤め」と割り切ってる方も多いようです。
景品付きゲームをする
自宅でテレビをつけっぱなしてゴロゴロするよりも、もう少し積極的にアクティビティを楽しみたいご家庭におすすめの過ごし方です。
それは、トランプやボードゲームなど家族全員で遊べるゲームに景品をつけることです。
景品は何でも構いません。たとえば日頃より少し高級なお菓子やドリンク、カップデザートなどを用意しておいて、勝った順に好きなものを選んでもいいですし、小袋が詰まった袋菓子を大量に用意しておいて、1位は5個、2位は3個、3位は1個、4位は0個などとしても盛り上がります。ゲームをしてもしなくても、お正月用のお菓子を購入するご家庭は多いと思うので特別費用がかかることはありません。
こういった遊びに変えてしまうのもおすすめです!
カップルでのお正月の過ごし方2つ
カップルで過ごすお正月は、当然ですが結婚するまでの期間限定です。結婚すれば、お正月は親戚の集まりがあるかもしれませんし、子どもができれば自由に過ごすこともできません。
カップルでいる間にしかできない過ごし方をすることをおすすめします!
カウントダウンイベントに参加する
昔はカウントダウンイベントというと、氏神様にお参りして除夜の鐘を突くくらいでしたが、近年では各地でカウントダウンイベントが行われています。チケットを手に入れる必要はありますが、テーマパークや遊園地などでも大晦日から元旦にかけては夜通し運営されているところもあります。また、中華街や観光地などでも華やかなイベントが行われています。こういったイベントに合わせて、交通機関も夜通し運行されている場合が多く、不便はありません。
カウントダウンイベントで朝まで過ごし、そのまま初詣に行ってもいいでしょう。前述の通り、結婚して子供が生まれると夜通しのイベントなどには参加できません。
「今だけ」しかできないことがたくさんあるのに、テレビを見て過ごすのは少々もったいないのではないでしょうか?
大型ショッピングモールで新年気分を味わう
最近では各地に映画館やカフェ、レストランなどが併設された大型ショッピングモールがあります。その多くが元旦から営業されており、またお正月イベントなども行われています。振る舞い酒や紅白饅頭の配布などがある場合も。テーマパークや観光地のカウントダウンイベントに参加するよりはリーズナブルに、それでいてしっかりとお正月気分を味わえるのがショッピングモールやアウトレットモールです。
開店前からお目当ての福袋目当てで並んでも良し、元旦から映画を見てもよし、疲れたらカフェでお茶をしたりランチを食べたり…案外一日中遊べる施設です。
恋人とラインでお正月の挨拶をするのではなく、近場でリーズナブルでありながらお正月気分を味わえる「お正月デート」はいかがでしょうか?
一人、独身のお正月の過ごし方7つ
お正月をどう過ごそうかと一番迷っている層がこの層かもしれません。一人で過ごすからといって独身ではないかもしれませんが、まとめて紹介させていただきます。
実家に顔を出す
こちらも王道中の王道ですが、実行できている方は案外少ないのではないでしょうか?親にしてみれば、一人暮らしの子供ほど心配なものはないでしょう。
お正月だけでも顔を見せに帰りましょう。帰るまでは面倒に感じても、案外上げ膳据え膳で大満足のお正月になるかもしれません。
単発バイトを入れる
実家に帰る予定もない、友達と遊ぶ予定もないと言う人は、思い切って単発バイトを入れてみてはいかがでしょうか?この時期の単発バイトはイベント性が高いものが多いので、一人で過ごしているとは思えないほどお正月気分を味わえます。加えて臨時収入も手に入るので、お正月に「予定がない~、暇~」とゴロゴロするよりは良い時間が過ごせるのではないでしょうか?
今年一年の目標を立てる
「一年の計は元旦にあり」を実行に移しましょう。願い事は紙に書くと叶いやすいと言われています。
「100のリスト」なるものをご存知ですか?ノートにやりたいこと、叶えたい夢や願い事を100個リストアップするのです。
お正月に取り組むことで、今年の具体的な目標ができますし、自分が本当に望むことがわかるのでおすすめです。
福袋を狙って初売りに行く
一人暮らしの場合、ファッションや雑貨だけではなく、生活用品も自分で買わなければいけません。お正月はファッション系だけではなく、食品や生活雑貨などの福袋も種類が豊富です。予め広告などで狙いを定め、朝早く起きて福袋のために並んでみてはいかがでしょうか?購入できればラッキーですし、お店の賑わいでお正月気分も味わえます。少なくとも、お正月からダラダラしてしまったという後悔はしないはずです。
溜まっている録画番組を消化する
アンケート結果を見ても分かる通り、お正月にテレビを見て過ごす人も多いようです。でも実際には、見たい番組だから見ていると言うわけではなく、ただ流し見している人が多いのでは?
そこで、平日は仕事で忙しく溜まる一方の、録り溜めた録画番組を消化しましょう。最近の録画機器は容量が多いので、気づけば「一昨年に録画したものが残っていた!」なんてこともあるでしょう。
ハードディスクを一旦キレイにリセットできれば、気持ちよく新年のスタートを切ることができるのではないでしょうか?
観たかった映画を観る
映画を観るという行為も、時間と心にゆとりがなければできません。お正月の過ごし方としてはぴったりではないでしょうか?ただ、日ごろ仕事で疲れている人は、お正月は家から出たくないという気持ちもあるでしょう。そんな時に便利なのがレンタルですが、こちらもこの時期は競争率が高く観たいものが貸し出し中であることが多々あります。また、レンタルショップに出向くのも面倒ですよね。
そこでおすすめなのが、年末にテレビで放送される映画を録り溜める方法です。年末は観られなくても、お正月用に録画しておくのです。地上波だとカットされていて嫌だと言う人は、12月だけ有料放送を契約して興味のある映画を片っ端から録画してもいいですね。見たい映画をたくさん見られれば、有意義なお正月を過ごせたと感じられるのではないでしょうか?
朝から飲む!
一年の中で、お正月ほど朝から飲むのにピッタリな日はないでしょう。この日ばかりは「え?朝から飲んでるの?」などと白い目で見られることはありません。
車に乗るような予定がないのなら、朝食時から金箔入りのお酒などでお正月気分を味わってみるのもいいでしょう。
心地よいお正月を過ごして素敵な一年にしよう
過ごす人別、おすすめのお正月の過ごし方を紹介しました。王道にアレンジを加えた過ごし方から、一見お正月っぽくないものまで紹介しましたが、何かヒントが見つかりましたか?
一番大切なのは、あなた自身が納得して楽しく過ごせたかということです。お正月から悶々とした気持ちにならない為にも、予め予定を立てて過ごすといいですよ。
心地よいお正月を過ごして、ステキな一年にしましょう!