最近仕事ばかりで、刺激がないなぁと思っているそこのあなた。
新しい趣味としてダンスを始めてみませんか?
ほとんどの方が、「今からダンスなんてもう遅い」「踊りのセンスはないから無理」と思ってしまっているのではないでしょうか。
20代で社会人の方でも、これから独学でダンスを習得することは可能です。
ここではその方法と心がけを紹介していきます!
ダンスを始めたい人はまずジャンル選びから
ダンスを始めたいと一口に言っても、いろいろな種類のものがありますよね。
どんな種類のダンスを始めたいのか、考える必要があります。
ダンスとは?
ダンスには、様々な種類があります。
- ジャズダンス
- ポップ
- バレエ
- ジャズ
- フラダンス
- 社交ダンス
- サンバ
- 阿波踊り
今回はその中でも特に、ストリートダンスと呼ばれるジャンルについて詳しく見ていきましょう。
ストリートダンスは、テレビで取り上げられることが多くなってきていますよね。
よく見るのは、頭で回るブレイクダンスや、ロボットのように動くロボットダンスではないでしょうか。
ですが、もう少し視野を広げて見てみると、まだまだ種類はあるのです。
ストリートダンスに関していえば、「流行」がキーワードとなります。
- オールドスクール
- ニュースクール
以上の2つに大きく分けられることが特徴です。
それぞれのジャンルのダンスが生まれた年代により分かれます。
踊り方は違えど、背景にはその時代の流行が反映されているんですね。
では、具体的にはどんな種類のダンスがあるのでしょうか。
ストリートダンスの種類
ストリートダンスには複数種類があります。
- HIPHOP
- BREAKIN
- LOCK
- POP/Animation
- HOUSE
細かく分けるともう少し増えますが、今回は大きく分類しています。
HIPHOP(ヒップホップ)
音楽はゆっくりなものが多く、ベース音が強い曲が多いことが特徴です。
そこまで速くはありませんが、大きく体を動かす必要がある振りが多くあります。
ダンス人口は年々増加してきている状態で、根強い人気を誇っています。
BREAKIN(ブレイキン)
頭で回ったり、手で飛んだりする様なダイナミックな動きが特徴。
全身を使うので、筋肉がつきやすいダンスの種類です。
男性だけと思われがちですが、女性も徐々に増えてきています。
LOCK(ロック)
腕や手首を回したり、上半身を激しく動かすことが特徴的です。
瞬発力が必要なダンスの種類。
古くからあるダンスなので、幅広い年代に愛されています。
POP/Animation(ポップ/アニメーション)
ロボットダンスや、ムーンウォークなどの動きが特徴のダンス。
テレビで目にすることが多い種類なのではないでしょうか。
メディア露出が増えたことにより、ダンサーは徐々に増加中です。
HOUSE(ハウス)
ステップがメインとなっていることが特徴。
比較的速いリズムの曲に合わせてスタイリッシュに踊るダンス。
かなり奥が深く、自分らしさを表現出来るので、こだわりの強い人が多いです。
この様に、ダンスにも様々な種類があります。
どのダンスをやってみたいかは、YouTubeに掲載されているものを一度見てみてください。
ダンスは動画が多いので、参考になるものが多くあります。
ダンスを始めることの4つのメリット
健康にいい
日頃、運動をすることがない方は汗をかくことが少ないはずですよね。
ダンスは想像以上に体を使うので、たくさん汗をかくことができます。
その結果、代謝の向上を期待できます。
全身運動なので、運動不足の体質になってしまうこともありません。
リズム感がつく
自分では意外と気づきにくいのがリズム感。
リズム感がなければ、ダンスができないわけではありません。
リズム感がなくとも楽しめるのがダンスです。
いろんな曲をカウント(拍子)で数えるようになるので、リズム感は自然とついていきます。
ストレス発散になる
ダンスをすることで、ストレス発散ができます。
思いっきり動いたり、汗をたくさんかくことは、心身ともに開放的にしてくれます。
嫌なことがあったり、むしゃくしゃする時には、音楽を聴きながら踊ることで気分転換になります。
ストレスが、食事や物欲に走ってしまっている方にはぴったりの方法かもしれませんね。
ダイエットに効果的
ダンスを始めると、みるみるうちに痩せていきます。
もちろん、ダンスをしている期間や密度によりバラつきはあります。
ですが、全身の筋肉を使って、汗をかく有酸素運動をすることで、脂肪燃焼につながるのです。
そうすると、体に必要な筋肉はつき、いらない脂肪がなくなるので、ダイエット効果を得ることができます。
4つのメリットを紹介しました。
どれも、仕事に忙殺されている方にとっては嬉しいメリットではないでしょうか。
健康的になれて、音楽性にも触れることができる趣味となると、意外と少ないですよね。
では、一からダンスを始めるときにはどうすればいいのでしょうか。
ダンスは20代からでも独学で始められる?
ダンスと聞くと、「独学では無理でしょう」「スクールに通うなんて時間がないから無理」というような、否定的な意見も多いことでしょう。
ですが、そこまで気負わなくてもできることがダンスのいいところ。
独学でダンスを始める方法を紹介します。
ダンスの動画を見る
ストリートダンスには、様々な種類の踊りがあります。
対戦相手とダンスで戦う「バトル」や、コンテスト向けの踊りの「ショーケース」など。
そういった動画がYouTubeに掲載されていますので、まずは一度見てみましょう。
レベルが高いものが多いのですが、特に気にしなくても大丈夫です。
「こんな動きなんだな」ということがわかればいいのです。
どのジャンルが、どんなダンスであるかをまずは把握していきましょう。
見よう見まねでとりあえず動いてみる
そして、とにもかくにも体を動かしてみること。
ダンスを誰かに見せる必要はないので、自分なりに動いてみることが大事です。
合っているとか間違っているとか気にせずに、見たまま踊ってみましょう。
「うまくできなくて当たり前、うまくできたらすごい」という感覚が重要です。
もし少しでも動いてみて、「楽しい」と思うことができたら、それが大正解です。
近くの駅やスタジオを覗きにいってみる
ダンスをしている人は、練習場所として電車の駅などで行っていることが多いです。
夜になると、ガラスが鏡代わりになるので練習するにはぴったりなのです。
一度仕事終わりに駅の端の方などを覗いてみてください。
意外とダンサーがいるかもしれません。
また、近くにダンススタジオをあれば、体験ではなく「見学」をしてみてください。
体験にいくと、実際に踊らなければいけないので緊張してしまいます。
見学であれば、楽な気持ちで人のダンスを見ることができるので、独学者におすすめです。
ダンスは社会人にとって良い趣味になる

ダンスを始めることで、社会人のみなさんにとってはいい効果を得られることがあります。
人との繋がりが広がる
メリットでも挙げた、ストレス発散や健康維持ももちろんですが、人との繋がりを持つことができます。
あなたと同じ様に、最近ダンスを始めたばかりの人がいれば、一つの共通点をきっかけに友人になれますよね。
また、その友人は仕事とは一切関係がありませんから、仕事のことを忘れて話をすることもできます。
ダンスの良いところは、まさにこの「繋がり」にあります。
同じ種類のダンスをしていなくても、ダンス歴が一緒じゃなくても、「ダンスをしている」という共通項があればその時点で仲間なのです。
今までになかった新しい生活を送れる
いつも会社のメンバーや、大学からの友人に付き合うことが多い人にとっても、新たな繋がりをもつことで人間関係も幅広くなっていきます。
また、ダンスがある程度できる様になった頃には、ダンスイベントに顔を出してみるのもおすすめです。
ダンスが上手い人も、始めたての人も一つの場所に集まって踊る空間は、日常では味わえません。
ダンスイベントにいってみると、意外とあなたと同じ様な境遇の人も多くいるのです。
20歳を過ぎてからダンスをやりだした方、全て独学で身につけた方、仕事の息抜き程度でゆったりやっている方。
そういった仲間が徐々に増えていくと、あなたの人生もより豊かになっていきます。
休日になると、仕事の疲れを取るために一日中家にこもりっぱなしだった人が、ダンスを始めてからは休日になると活発に出かけるようなケースがあります。
趣味の一環とはいえ、仕事以外に楽しみを持てることは、人生においても大きなメリットといえるでしょう。
さいごに
20代の社会人の方が、ダンスを始めたいと思った時に知っておいてほしいことを紹介しました。
極端な話、音楽がかかっていて体が動いていれば、それはダンスなのです。
それが、一つのダンスの種類に深く入っていくかどうかの話ですので、考えすぎなくても大丈夫です。
一番は、あなたの生活の一部にダンスが食い込んでくることで、新しい一面を発見できる可能性があるということです。
独学でも20代でも、少しでも興味があれば新しい世界に飛び込んでみてはいかがですか?