髪の毛が傷んでチリチリの状態だと、ヘアカラーが長持ちしにくかったりアレンジが決まらなかったりと、扱いづらいですよね。
髪の毛が傷んでいるとブローしてもまとまりにくく、老けて見える原因に。
実際髪の毛がチリチリに傷んでいる人は、髪の毛がまとまってツヤがある人よりも約7歳も老けて見えるというアンケート結果も出ているのだとか!
そこで今回は傷んでしまった髪を救出する方法をご紹介します。
目次
傷んでいる髪の毛はどういう状態?髪の構造を解説

そもそも髪の毛が傷むとはどういうことなのか・・・案外知らない方も多いはず。
パサパサ、チリチリになった髪の毛を元に戻すには、髪の毛の構造から知ることがとっても重要です。
まずは髪の毛の構造とともに髪の毛が傷んでいる状態とはどういうことなのかご紹介します。
髪の毛は外側から順に3つの構造でできています。
- キューティクル
- コルテックス
- メデュラ
髪の毛は水分の蒸発を防ぎ、紫外線などから髪を守るキューティクル、メラニン色素を含むタンパク質の集合体であるコルテックス、メデュラという3つの層からできています。
この層のいちばん外側にあるキューティクルがめくれてしまうことで、髪の内部にある水分が蒸発したり、タンパク質が流出したりしてしまい、スカスカになってしまいます。
これが「髪の傷み」のメカニズムです。
髪の毛が傷む・チリチリになる10つの原因
髪の毛が傷むのはキューティクルが剥がれてしまうのがそもそもの始まりですが、どうしてキューティクルは剥がれてしまうのでしょうか?
髪の毛がチリチリに傷んでしまう原因を10つご紹介します。
カラーリング・パーマ・ブリーチなど薬剤によるダメージ
カラーリングやパーマ、ブリーチなどの薬剤にはキューティクルをはがす作用があるのを知っていますか?
髪の毛の構造でもご紹介したコルテックスは、メラニン色素(髪の毛を黒くする色素)をたくさん含んでいます。
カラーリングやブリーチなどは、このコルテックスにあるメラニン色素を分解したり脱色したりすることで、髪の色を変化させているんです。
薬剤はキューティクルをはがして髪の内部まで浸透することにより、効果を発揮します。
薬剤を使用した後の髪の毛は、キューティクルがはがれた状態で髪の毛のタンパク質や水分はどんどん外に流出していくでしょう。
髪の毛がチリチリになるまで傷む1番の原因は、カラーやパーマなどの薬剤です。
洗浄力が強すぎるシャンプーが原因
市販のシャンプーには洗浄力がとても強い化学性の合成界面活性剤が入っています。
合成界面活性剤はシャンプーの泡立ちを良くしてくれますが、髪の毛に大事な皮脂なタンパク質まで流してしまうことも。
また濡れた状態の髪の毛はキューティクルが開いている状態です。
キューティクルがデリケートになっている状態で、刺激が強いシャンプーを使うと髪の毛にダメージを与えてしまいます。
髪の毛をいたわるなら、なるべく刺激が少ないシャンプーを使うことも大切です。
髪の毛の自然乾燥
お風呂上がりにきちんとドライヤーで乾かしていますか?自然乾燥は髪の毛にとってNG!
濡れた髪の毛はキューティクルが開いてとてもデリケートな状態。
髪を濡れたままにしておくと、開いたキューティクルからタンパク質や水分がどんどん抜けていってしまいます。
また、髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、枕やふとんなどとの摩擦で髪の毛が傷む原因に。
ドライヤーやアイロンなどの熱によるダメージ
ドライヤーやアイロンなどの熱でも、髪の毛は傷んでしまいます。 なぜならキューティクルは熱に弱いから。
ただし熱で髪の毛が傷んでしまうからといって、自然乾燥はNG!
自然乾燥のほうがドライヤーやアイロンよりも髪の毛にダメージを与えてしまいます。
濡れた髪を乾かすのは仕方ないですが、なるべく不要な熱を髪の毛に与えるのは避けましょう。
紫外線で髪の毛が傷むことも
肌だけではなく、髪の毛も紫外線によるダメージを受けています。
部活など運動している方やよく外出する方に多いですが、髪の毛の表面だけ色が明るくなってしまうことがありますよね。
これは紫外線によるダメージを受けている証拠。 紫外線でダメージを受けすぎると、髪の毛の水分も奪われてしまうので注意が必要です。
衣類やタオルドライ時の摩擦
衣類やタオルドライ時の摩擦によっても髪の毛は傷みます。
特に髪の毛が濡れているときはキューティクルが開いている状態なので、ゴシゴシとタオルドライするのはNG!
髪の毛にダメージを与えてしまうので、優しく抑えるようにタオルドライするのがポイントです。
加齢によって髪の毛が痩せ細る
「若い頃より、髪が細くなったな」 「髪質が変わってチリチリしてきた・・・」 など、歳をとると髪の悩みは増えていきます。
なぜなら、更年期に差し掛かるとホルモンバランスが崩れるからです。
加えて血行や代謝も悪くなるので、髪に栄養がいかず細くなっていきます。
また、頭皮のたるみも髪質を変化させる原因の1つです。
毛穴の形が変化するため、人によってはうねりやクセが出てしまうことも。
髪の毛がチリチリしたりやせ細ったりしてしまうのは、毛穴の形が変化したことが原因です。
ストレス
人間はストレスを感じると、ぎゅっと身体がこわばったりしますよね。
毛穴も同じように、ストレスがあると縮まります。 逆に、そのストレスから開放されると緩まるという構造です。
縮まったり、緩まったりを繰り返していると、毛の太さが変動するのでクセがでてしまうことも。
ストレスで髪質が変化するケースはよっぽどのことがない限りありませんが、あまりにも急に髪の毛の手触りが変化した場合は、ストレスが原因かもしれません。
遺伝
くせ毛は遺伝も大きく関係しています。 うねりが強くなる、髪質が固くなってチリチリになるなど、くせ毛の状態もさまざま。
歳をとるにつれて、どんどんクセがでてきたというのは、遺伝の可能性も実はあるのです。
この場合、髪がダメージを受けたという訳ではないので、完全にクセやチリチリを直したい、という人は縮毛矯正やストレートパーマをかけるしかありません。
産後の女性ホルモンの減少
産後は一気に女性ホルモンが減ることで、髪がチリチリ・ゴワゴワになることも。 女性ホルモンには髪に潤いを与える効果があるため、女性ホルモンの減少で髪質が変化してしまいます。
また、授乳による栄養の喪失も髪に栄養が回らなくなる原因です。
毎日簡単に取り入れられることから、改善法をご紹介していくのでぜひチェックしてみてください!
あなたの髪の毛は痛んでいるかセルフチェック!
「なんとなく髪の毛が痛んでいるような気がするけれど、実際にわたしの髪の毛はどんな状態なの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
そんなときは次の6つの方法で、髪の毛が痛んでいるかどうかを簡単にセルフチェックすることができます。
今すぐ試して、自分の髪の毛の状態を知りましょう!
見ためで判断する
キューティクルがはがれてしまった髪の毛はツヤがなくなり、はがれた部分から水分が入りやすくなるため、湿気で髪の毛が広がりやすくなってしまいます。
そのほかにも、指通りが悪くパサパサしていたり、枝毛・切れ毛がある場合は、髪の毛が痛んでいる証拠です。
また、髪質が変わってちりちりしてきた!なんて人も要注意です!
指に髪の毛を巻き付けてみる
髪の毛を濡らした状態で、指に巻き付けてみましょう。
健康な髪の毛はすぐに元に戻りますが、傷んでいるとそのままの状態、もしくは元に戻るまでに時間がかかってしまいます。
髪の毛を引っ張る
髪の毛を一本とり、軽く引っ張ってみましょう。
痛んでいる髪の毛は、簡単に伸びたりちぎれたりしてしまいます。
濡れた状態でざらつきがあるか、触ってみる
通常は傷んだ髪の毛でもトリートメントが終了後の濡れた髪は手触りがツルンとしています。
もしお風呂上がりの濡れた状態の髪もチリチリしていたり、手触りがゴワゴワしていたりする場合は要注意です!
濡れた髪の毛でも手触りが悪い場合は、かなり髪の毛が傷んでいます。 おそらくカラー剤やパーマ、ブリーチのやりすぎが原因です。
ここまで傷んでしまったチリチリの髪の毛は、治すのがかなり難しいでしょう。
コテやヘアアイロンでアレンジをしても、キープしづらい
健康な髪の毛は、コテで巻き髪をつくった後スプレーやワックスでがちがちに固めなくても、天候の良い日であれば半日から1日程度はきれいなカールをキープすることができます。
硬毛の場合は別ですが、髪の毛のキープ力が低い方は髪の毛が傷んでいる可能性があります。
根本的な解決をしていこう
セルフチェックをみて、いかがでしたか? もう髪が痛んで取り返しがつかない!といってケアしないのはもったいないです。
毎日少しずつ気をつけていけば今よりも髪の毛はサラサラ、ツヤツヤになります。
簡単に日々取り入れられる対策を次でご紹介しますので、諦めずに自分の髪を大切にしていきましょう!
チリチリに傷んだ髪の毛の改善法8つ
ここからはチリチリに傷んでしまった髪の毛をどうやって元に戻すのかをご紹介します。
簡単に取り入れられる方法から、髪の毛が大きく改善する方法までご紹介するので、参考にしてみてください。
今すぐヘアケアを改善したい方は、こちらをチェック!
1. 髪にいいシャンプーを使う!
毎日使うシャンプーが髪の毛の傷みを促進する原因になっているかもしれません。
まずは毎日使うものから変えていくことが大切です。
シャンプーを選ぶ際にポイントは2つ。
- 避ける成分をみる
- ノンシリコンシャンプーを使う
それぞれ詳しくご説明します。
避ける成分をみる!
刺激の強い成分が入っていて、知らず知らずのうちにダメージを与えているかもしれません!
特に注意しなければならないのは、化学性の合成界面活性剤。
洗浄力がとても強く、髪の毛に大切な皮脂やタンパク質まで洗い流してしまうこともあります。
合成界面活性剤は成分表に「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」などと入っている場合が多いです。
こうした成分表示があるシャンプーはなるべく避けたほうがいいでしょう。
特に、乾燥肌・敏感肌の人は要注意です。シャンプーを使って、かゆみ等がでる人はこの成分が原因かもしれません。
ノンシリコンシャンプーを使う
市販で「ダメージケアができる!サラサラになる!」と謳っているものは、シリコンのコーティング剤を使用しているものがほとんどです。
シリコンシャンプーは、髪をシリコンでコーティングしているだけなので根本的な解決ができません。
そこで今回は、シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの違いを比較してみました。
シリコン | ノンシリコン | |
メリット | 指通りがよい ・艶がでる ・値段が安い | 髪の負担が少ない ・頭皮にも優しい ・安全性が高く、敏感肌の人でも使える |
デメリット | 肌や髪に付着しやすい ・シリコンが毛穴に詰まると、痒みや抜け毛の原因になる ・強力なコーティングでトリートメントが浸透しにくい | 価格がシリコンシャンプーに比べて高い ・髪の毛が少しきしむ |
この比較表を見ると、「ノンシリコンシャンプーはきしむ」という点をデメリットと感じる方もいるでしょう。
シリコンシャンプーはどんなに質のいいトリートメントを使っても、効果が薄れてしまう可能性があります。ノンシリコンシャンプーは髪をコーティングするシリコンが入っていないので、指通りが悪くなりがちですが、しっかりとトリートメントの成分を浸透させるためには大事なこと!
さらに、シリコンのコーティングが強いため、毛穴にシリコンが入って頭皮トラブルを起こしてしまうことも。
髪の傷み・チリチリに悩んでいる人は、よりトリートメントが浸透しやすいノンシリコンシャンプーを使うべきです。
2. 短時間で乾くドライヤーを使用する
ドライヤーの高温の熱風は、髪の毛や頭皮にダメージを与えてしまいます。
長時間ドライヤーを当てると髪の毛にダメージを与えてしまいますが、しっかりと乾かさず生乾きのままでも逆効果です。
なるべく不要な熱を避けるために、短時間で髪の毛を乾かすことができるドライヤーを使用しましょう。
また、髪の毛を乾かすときも注意が必要です。
ドライヤーと髪の毛の距離は15センチメートル以上離し、根元から毛先にかけて素早く乾かすようにあてましょう。
しっかりとタオルドライができていれば、ロングヘアでも10分程度で乾かすことができます。
乾かしたあと、ドライヤーの冷風を当てることも効果的。 髪の毛がきゅっと引き締まり、ツヤのある状態になります。
3. 髪の毛を濡れたままで放置しない
ドライヤーで乾かさずに自然乾燥すると、髪の毛が傷む原因に。
濡れたまま寝てしまうことで、髪の毛がこすれキューティクルがはがれ落ちてしまいます。
また、濡れたままだと髪の毛や頭皮に細菌が繁殖してしまい、頭皮のかゆみや臭いの原因になってしまうことも。
清潔な髪の毛を保つためにも、髪の毛を洗ったあとはドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
また、タオルドライは髪の毛を包み、軽くたたくように水分をとっていきます。
だいたいの水分をとったあと、頭皮や生え際を指の腹を使って揉み込むように、しっかりと水分をとりましょう。
タオルドライもシャンプーと同様、強くこすらないように気をつけてください。
4. 髪の毛にもUV対策をする
意外と見逃しがちですが、髪の毛も肌と同じく、紫外線対策が重要です。
紫外線が髪の毛に吸収されてしまうことで、髪の毛を構成しているタンパク質がダメージを受けます。
キューティクルもはがれてしまい、髪の毛が水分不足になってしまうのだとか。
帽子や日傘を使って紫外線を避けたり、外出する前にUVカット効果のあるヘアスプレーしたりとUV対策をしましょう。
紫外線が強く髪の毛が痛みやすい季節は、UVカット効果のあるシャンプーやトリートメントを使用するのもおすすめです。
5. ヘアアイロンやコテは、なるべく日にちを空けて使う
ヘアアレンジに欠かせない、ヘアアイロンやコテ。「毎日欠かさず使っている」という人は要注意!
高温で髪の毛をアレンジするヘアアイロンやコテは、髪の毛に大きなダメージを与え、チリチリに傷む原因になってしまいます。
ヘアアイロンやコテはなるべく毎日使わず、日にちを空けて使用するようにしましょう。
ヘアアイロンを髪の毛に当てる前は巻き髪用スプレーを髪の毛になじませ、髪の毛を守るのも効果的です。
また、髪の毛がなるべく傷まないようなヘアアイロンを使うのもいいですよ!
6. トリートメントを毎日欠かさない
チリチリに傷んだ髪の毛を補修し、栄養を与えてあげることが重要です。
そのためにはトリートメントを日常的に使うのが効果的! トリートメントと一言にいってもいくつか種類があるので、今回は大きく分けて3つのトリートメントをご紹介します。
毎日使うトリートメントを見直す
まずは毎日使うトリートメントから見直しましょう。
トリートメントによってもシリコンでただ髪の毛をコーティングするものと、栄養がしっかり入っているものがあります。
トリートメントの成分表示を見て確認しましょう。裏面の成分表示ではじめに出てきている成分が、より多く含まれています。
もしはじめの方に「ジメチコン」という成分が入っている場合は、シリコンが多く含まれている証拠です。
成分を見て髪の毛に栄養を届けてくれるトリートメントを選びましょう。
トリートメントのやり方にも注意!
健康的な髪の毛を取り戻すためには、自宅で行うトリートメントのやり方にも注意が必要です。
トリートメントを根元にたっぷりとつけてしまうと頭皮に残ってしまい、フケやかゆみの原因になってしまいます。
また、髪の毛がぺたんとなってしまうこともありますので、毛先を中心になじませましょう。
ヘアキャップやホットタオルをかぶせておくと、髪の毛への浸透力もアップします。
ドライヤー前にアウトバストリートメントを使う
次にご紹介するのは、アウトバストリートメントです。トリートメントといっても、洗い流さないタイプもありますよね。
アウトバストリートメントはドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれる効果があります。
毎日ドライヤー前につけるだけでも、髪の毛のツヤやまとまりが全然違いますよ!
オイルタイプやミルクタイプなど種類はさまざまなので、自分に合ったものを探しましょう。
美容室のトリートメントでスペシャルケア
自宅のケアだけではどうしても髪の毛のチリチリや傷みが修復しない場合は、プロの手を借りるのが1番手っ取り早いです。
最近では髪の表面をコーティングするだけでなく、髪の内部までしっかりと栄養を与えるトリートメントもあります。
また、髪の毛がチリチリに傷む最大の原因である、カラーリングやパーマといった薬剤のダメージに特化したトリートメントまで開発されているのだとか。
多少お金はかかりますが、自宅で行うケアよりも断然美容室で行うトリートメントの方が効果絶大です!
施術が終わる頃には、髪の毛がツルツルサラサラになっているでしょう。
7. 正しい方法でブラッシングを毎日行う
髪の毛を毎日ブラッシングしていますか?実は想像以上に、髪の毛はホコリや化学物質などで汚れているんです。
お風呂で髪をシャンプーする前に、ブラッシングを行うことで、髪の毛についた汚れが落ちやすくなります。
ただし、ブラッシングの方法には注意が必要です。間違った方法でブラッシングを行うと、髪のダメージが加速してしまうかもしれません。
なるべく動物毛のブラシを使う
使用するブラシは、なるべく動物毛でできたものを使用しましょう。
プラスチックなどの化学物質でできたブラシは、静電気を帯びており髪の毛を乾燥させてしまいます。
豚や馬などの動物毛を使用したブラシは、ブラッシングをしただけで髪の毛に潤いを与えてくれるだけでなく、髪のまとまりやツヤも蘇らせてくれるんです!
化学物質でできたブラシよりは少々お値段が高いですが、動物毛のブラシを使うメリットは十分にありますよ。
ブラッシングの仕方にも注意!
絡まった髪の毛を無理やりブラッシングするのはNG!絡まった髪の毛は乾燥していることがほとんど。
無理やりブラッシングしてしまうと、髪が切れてしまったりチリチリになってしまったりとメリットがありません。
髪の毛が絡まっているときは、ブラッシングの前に寝癖直し用のスプレーをかけましょう。
スプレーで髪の毛に水分を与えてから、やさしくブラッシングするのがポイントです。
8. 最終手段!髪の毛の傷んだ部分を切る
これまでご紹介してきた方法を用いても、どうしても髪の毛のチリチリが治らない場合は、傷んだ部分だけ切るしかないでしょう。
最大まで傷んでしまった髪の毛を元に戻すのは、そもそも難しいとされています。
美容室でトリートメントした直後はツヤツヤサラサラになっていたとしても、時間が経つと元に戻ってしまうことも。
傷んだ部分を切ってから、定期的に美容室でトリートメントをして、今回ご紹介したケアを毎日行うのが効果的です。
髪に優しいおすすめシャンプー2選
ここからは毎日のケアに使えるおすすめシャンプーをご紹介します。
さくらの森ハーブガーデンシャンプー
シャンプーの中でも肌や髪の毛に優しいのが、「ハーブガーデンシャンプー」です。
熊本産の自然由来の天然シャンプーですが、そのまま土に流しても土壌汚染にならないほど、人体だけでなく環境にも優しいシャンプーなんです。
もちろん地肌にも優しく、7種類の厳選されたハーブが髪と頭皮を健康にしてくれます。
ノンシリコンのボタニカルシャンプーとしても人気を集めているのだそう。 もちろん化学性の合成界面活性剤は使われていません。
アミノ酸系の洗浄成分を使用し、髪の毛に必要な潤いをしっかり残しつつ洗えるのがポイントです。
チリチリに傷んでしまった髪の毛をしっとり優しく洗いあげましょう。
ハーブガーデンシャンプーを実際に使ってみた感想
今回は実際に私もハーブガーデンシャンプーを試してみました。
ブリーチをしすぎて髪の毛がチリチリに傷んでいたので、すがる思いでハーブガーデンシャンプーを使うことに。
ノンシリコンのアミノ酸系シャンプーは、洗い上がりがキシキシするので今まで苦手でしたが、ハーブガーデンは果たしてキシむのか・・・口コミが良かったので試してみたいと思います!
まずは手に出してみました!テクスチャは市販のシャンプーよりもサラサラしていて、水みたいです。
気をつけないと手からこぼれてしまいそうでした。 実際に髪の毛を洗ってみましたが、泡立ちは市販のシャンプーよりも明らかに悪いです・・・。 しかも洗い上がりはキシキシしますね。
髪の毛を乾かしていない状態だと、「やっぱりノンシリコンのアミノ酸系シャンプーはこうだよね」と、想像通りの使い心地。
ここまでは絶望的でしたが、お風呂から上がって髪の毛を乾かした後が衝撃的でした!
キシキシになっていた髪の毛が、サラサラに潤っています。
加えて、なんだか髪の毛に栄養が行き渡っているかのような、水分を含んだ状態。 なんだかツヤも生まれた気がします・・・。
今までノンシリコンのアミノ酸系シャンプーは、髪を乾かした後もキシキシするので苦手でしたが、髪の毛がこれほど変化するのならば、使い続けたいです!
このシャンプーで泡パックしたら、美容室でトリートメントしたかのような髪の毛になるのではないか?と予想し、今後は試してみようと思います。
私のように髪の毛がチリチリに傷んでいる方は、一度試してみてほしいです。
シャンプーとリンスのセットで定価5,800円と少々お高めのシャンプーですが、公式サイトの定期購入だと30%オフの4,000円&送料無料で購入できます。
定期購入は解約縛りなしで、満足いかなければいつでも解約できるので安心ですね!
実際に使っている方の口コミはこちら!
実際にハーブガーデンシャンプーを使っている方の口コミも調べてみました。
私にはすごく合いました! シャンプージプシーで、色んなシャンプーや石鹸洗髪を試しましたが年々、髪に癖が出てきてスタイリングが思うように行かなくなりました。 髪質は細くて少なめです。 昔のように、結んでも帽子をかぶっても寝てもグシャグシャにしても癖がつかないサラサラヘアになりたい!と、 昔は無かった生え際の癖が本当に嫌で、口コミを見て桜の森ハーブシャンプーを試しに購入。 1度で効果を感じられました! ニオイはあまり感じず、泡立ちは私は大丈夫でした。 セミロングですが2プッシュで十分に泡立ちました。 コンディショナーはあまりつけた感じがしないですが…同じく2プッシュつけて全体に揉み込んでから頭皮マッサージして 洗髪後のドライヤーの後、いつもよりサラサラシットリって感じで、髪にツヤがあるし前髪の癖が少し良くなりました! 主人にも触ってもらいましたがホントだ!サラサラしてる!っと言ってました。 まだ使って3日目なのですが、今後もっと昔のようなサラサラヘアになる事に期待したいです! 42歳/敏感肌 (引用: http://www.cosme.net/product/product_id/10068833/review/506112109)
FORM(フォルム)
2つ目のおすすめは、POLAから発売されているFORM(フォルム)というシャンプー。 髪と頭皮のエイジングケアと、アロマの香りにこだわった大人のためのシャンプーです。
- きしみ感がなく、洗い心地最高
- しっとりまとまりやすい髪の毛に
- ハーブの香りでリラックスできる
といった口コミがありました。 @コスメでも7点中5点という高評価を獲得しているシャンプーです!
シャンプーは1種類、コンディショナーはふんわりタイプとまとまりタイプの2種類から選べます。
Amazonからお得に購入するのがおすすめです。
傷んだ髪の毛におすすめなドライヤー3選
髪の傷みを最小限に抑えるドライヤーや、使うほど髪が綺麗になるドライヤーを3つご紹介します!
低温ドライヤーヒートケア60
髪を痛ませないためには、通常のドライヤーよりも熱風の温度が低い低温ドライヤーを使うのもおすすめです。
低温ドライヤーは風量があるため、温度が低くても通常のドライヤーとさほど変わらない時間で乾かすことができます。 低温なのに速く乾く秘訣は、
- 熱を一箇所に集中させず分散させること
- サイクロン式に風を回転させてパワフルに水分を吹き飛ばす作り
- 髪を乾かす時のドライヤー本体と髪の距離の解明
という3つの理由があります。
特に3点目に関しては、1万人にアンケートをとってドライヤーが髪に近づくタイミングを調べて作られているようです!
通常のドライヤーや乾かし方で髪の毛が傷んでチリチリになってしまった方は是非試してみて下さい。
こちらからAmazonでお得に購入できます。
レプロナイザー3D plus「REP3D-G-JP」
次に紹介するのは、@コスメの口コミでも非常に高評価のLUMIELINA(リュミエリーナ) の最新ドライヤー「レプロナイザー3D plus」というドライヤーです。 キャッチコピーは「使うほど髪が美しくなる」!
髪にダメージを与えないだけでなく、髪を美しくする技術を採用した新しいドライヤーです。
リミュエリーナのこれまでのドライヤーも、口コミで下記のような効果を実感している方が多いよう!
- 髪が潤う
- 髪がつやつやになる
- ボリュームUP・くせ直し・ツヤ感すべて良い
- パーマのカールをキープしてくれる
このレプロナイザー3D plusは、さらに風量を高めたことで乾かす速度が早くなり、かつ髪が潤うという最新技術を搭載しています。
Amazonで簡単に購入できますよ!
ヘアビューザー エクセレミアム 2D PLUS プロフェッショナル
レプロナイザー3D plusに手が届かないという方は、1つ前の型となる「ヘアビューザーエクセレミアム2D PLUSプロフェッショナル」もおすすめです。 2D PLUSプロフェッショナルは、ドライヤーの風の温度が低いのが特徴です。
しかし風量があるため、乾く速度が問題なく早いのだそう。
口コミでもかなりの高評価です!
美容院で使っていて、ずっと気になっていたのですが毎日使うものにはお金をかけようと思い、購入。ヘアケア商品はいろいろ使ってきましたが、ドライヤーを変えたらこんなに変わるものかと驚きです。風をあてればあてるほどツヤが出てサラサラになります。 確かにドライヤーにしては高いと躊躇いますが、買って正解でした。 折り畳みはできないので根元のわっかに引っ掛けて洗面台においてます。美容師さんによると、業務用のドライヤーはすぐにわっかが取れてしまった・・・と嘆いていましたが、使いだして4か月ですが今のところ大丈夫そうです。 (引用:http://www.cosme.net/product/product_id/10103974/review/505959095)
気になる方は公式サイトをチェック!
使うほど髪が美しくなるおすすめヘアアイロン
ヘアアイロンのおすすめの商品は、先ほども紹介したドライヤー「リュミエリーナ」のストレートアイロン「ヘアビューロン ストレートHBRST-G」です。 こちらも口コミで高評価を集めています。
美容室で勧められて購入しました。これまで使っていたアイロンは、切れ毛が出たり、毛先がチリチリになったりしていました。こちらは、まるで別物でした。1回で、ツヤが出てしっかり決まります。毛先もちゃんとまとまる(30代女性) 素晴らしい!!本当にツヤツヤになって シャンプーをした後でもツルツルです!高いけど 毎日使うので いい買い物でした!(30代女性) ずっとずっと気になっていたんですが、高価なものなので悩んでいました。 しかし!この度ついに購入しました! 低い温度でしっとりとまとまってツヤが出ます。まだ使用して日が浅いので髪質改善したという実感はないですが、期待大です!! 値段は高いですが、毎日使用しても髪が傷まないという安心感にはかないませんでした笑(20代女性) (引用: http://www.cosme.net/product/product_id/10108876/reviews)
毎日のスタイリングにどうしてもヘアアイロンを使いたい!という方は、こうした髪にダメージを与えないヘアアイロンを使うのがおすすめです。
もし普段使っているヘアアイロンで髪の毛が乾燥してしまう・・・という方は、「ヘアビューロン ストレートHBRST-G」をチェックしてみてください。
傷んだ髪の毛の修復におすすめの洗い流さないトリートメント
チリチリに傷んだ髪を修復するのにおすすめのアウトバストリートメントは、「リシリッチ」です!
リシリッチの名前の由来は保湿成分として配合されている「利尻昆布」からきています。
利尻昆布エキスをはじめ、50種類もの美容成分を惜しみなく配合しています。美容成分の一部はこちらです。
- ローヤルゼリー
- アルガンオイル
- スクワラン
- ホホバオイル
- シルク
- ユズ果実エキス
無添加・ノンシリコンという点も、傷んだ髪と地肌におすすめする人気の高いトリートメントです。
ドライヤー前につけるのはもちろんのこと、外出前につけることで紫外線による乾燥ダメージも防ぐことができます。
日常のダメージが積み重なることで、髪の毛はどんどん傷んでしまうのだそう。
日頃から簡単に取り入れられる方法で、髪の毛をケアしてみましょう。 気になる方は、こちらからAmazonで購入できます。
まとめ

髪の毛がチリチリに傷んだままだと、印象も悪くなってしまいます。
今回ご紹介したケアを少しずつ日常生活に取り入れて、ツヤツヤサラサラの髪の毛を取り戻してくださいね。