しっかりケアしているつもりなのに、肌が乾燥してしまう・・・。
自分に合った解決法が知りたいですよね!
今回は肌の乾燥の原因と、その対策方法についてまとめてみました!
肌の乾燥の原因とは?
肌の乾燥には、大きく分けて、2種類あります。
1つは、「季節が影響する乾燥」、そしてもう1つは、「生活習慣やスキンケアが原因で起こる乾燥」です。
では、それぞれの乾燥の原因を順番に見ていきましょう。
季節が影響する乾燥の原因は?
季節的なものが肌の乾燥に影響するその原因は、主に以下の3つです。
空気の乾燥
春夏秋冬、季節が影響する乾燥の原因は、空気の乾燥です。
水分は、多いところから少ないところへと、移動します。
そのため、空気が乾燥している冬は、肌の水分が空気中へ逃げてしまいます。
冬は肌が乾燥しないようにしっかり対策したけれど、もう乾燥対策を緩めてもいいかな、と思いがちですが、それは間違いです!
春もまだまだ湿度は低い状態で、空気は乾燥しています。
そのため、春先もしっかりとケアしないと、乾燥してしまうことになります。
花粉やほこりなどのアレルギー性物質
また、花粉やホコリなどの外部刺激も乾燥の原因のひとつです。
花粉が肌に付くと、その部分でアレルギー反応が起こります。
花粉症が原因で乾燥肌になる方も多いようです。
紫外線
そして、紫外線。
紫外線は、常に降り注いでいるものですが、5,6月くらいにかけて、徐々に強くなっていきます。
紫外線は、肌の表面にある乾燥を防ぐためのバリアを壊してしまいます。
そのバリアを壊されることによって、肌は水分を保つことができなくなり、乾燥してしまいます。
日々の生活環境による乾燥の原因とは?
そしてもうひとつ、季節以外の乾燥の原因として挙げられるのが、日々の生活習慣です。
乾燥した季節以外もずっと乾燥しているという人は、こちらが乾燥の原因であることが多いです。
代表的なものには、以下が挙げられます。
- 睡眠不足
- 食生活
- 冷暖房
- 間違ったスキンケア
ファストフードなどの欧米型の食事や偏食などによる食生活の乱れ、遅くまで仕事をして質の良い睡眠を取れていない、オフィスの冷暖房による乾燥など、日々の生活の中で、乾燥肌の敵になるものは数多く存在します。
中でも、間違ったスキンケアを繰り返すことで、乾燥肌になってしまったという方は多いといいます。
この間違ったスキンケアについては、後ほど、詳しくご紹介します。
肌の乾燥対策・改善方法3つ!
元々、肌には水分を保持することができる機能があります。
皮膚は通常、皮脂がつくる皮脂膜、NMF(天然保湿因子)、セラミドなどからなる角質細胞間脂質の3つの物質がバリアを作り、紫外線などの外部刺激やアレルゲンなどから肌を守り、肌内部の水分が蒸発しない仕組みを作り出しています。
(引用元:http://www.skincare-univ.com/article/000027/)
しかし、先ほどご紹介したような原因で肌のバランスが崩れると、その機能も失われてしまい、肌が乾燥するようになってしまいます。
では、その対策には、どのようなものがあるのでしょうか?
また、既に乾燥肌になっている場合、どうすれば良いのでしょうか?
乾燥肌に良い栄養素を取る
食生活の乱れは、乾燥肌の原因にもつながります。
では、具体的にどのような栄養素を取れば、乾燥肌は改善されるのでしょうか?
特に乾燥肌に良いと言われる栄養素としては、ビタミンA、B、C、E、セラミド、α-リノレン酸、亜鉛などが挙げられます。
(引用元:http://www.skincare-univ.com/article/000368/)
毛細血管の血行を良くすることで皮膚の乾燥を防げるので、新陳代謝を挙げる効果のある栄養素も乾燥肌には有効です。
また、ターンオーバーを助けるという意味では、肌や身体を作っている成分である良質なたんぱく質や、細胞膜の主な材料である必須脂肪酸を摂るのも効果があります。
しっかり睡眠をとる

質の良い睡眠は、全ての健康の基本です。
それはお肌にとっても同じこと。
シンデレラタイムと言われる10時~2時の間は、肌が生まれ変わるターンオーバーに最適な時間です。
健康的な肌に重要な細胞間脂質は、このターンオーバーの過程で生成されるため、この時間にしっかりと睡眠を取ることで、乾燥肌が改善されます。
保湿をしっかりする

これ、本当に大事です。
顔を洗った後、お風呂から上がった後、しっかり保湿をしてあげることで、乾燥肌の改善にもつながります。
保湿の主な目的としては、
- 乾燥によって失われた肌のバリア機能が回復するまでの間、バリアの役割をする
- 肌のバリア機能回復を助ける
というものがあります。
乾燥肌の人は特に、この2点を意識した、化粧品を選ぶことが大切です。
乾燥肌対策におすすめの化粧水3選!
では、乾燥肌対策には、一体どのような化粧水を使うのが良いのでしょうか?
乾燥肌におすすめの化粧水をご紹介しましょう。
decencia<アヤナストライアルセット>
decencia(ディセンシア)は、ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランドです。
敏感肌の方の多くは乾燥肌です。
アヤナスは、失われたバリア機能の代わりとなり、外部刺激から肌を守ります。
その間に、角質まで浸透するヒト型ナノセラミドなどの美容成分が、肌の生まれ変わりをサポートしてくれます。
肌を守りながら肌を育てることで、乾燥肌を改善してくれます。

みんなの肌潤糖
砂糖の浸透力と吸水・保湿力に着目してつくられたのが、こちらの肌潤糖です。
肌を濡らした状態で優しくなじませ、角質層へ浸透させることで、浸透した砂糖が水分を引き寄せてくれます。
そうすることによって、乾燥肌の改善につながります。

ルナメアAC
局所的な乾燥に悩んでいる方は、大人ニキビにも悩まされているのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、にきびを退治してくれる化粧品、富士フィルム化粧品で開発されたルナメアACです。
ナノレベルの研究をずっと行ってきた富士フィルムだから出来た、細かい肌の奥まで届く洗顔石鹸、化粧水は、口コミでも評価が高いものです。

乾燥肌の原因になる間違ったスキンケアとは?
おすすめの乾燥肌対策化粧水をいくつかご紹介しました。
ですが、せっかくのスキンケア化粧品も、使い方を誤っていては乾燥肌を改善することができません。
では、ここで間違ったスキンケアの方法をいくつか見ていきましょう。
力を入れてこする
肌の皮膚、特に顔は、薄く、刺激や摩擦にとても弱いです。
そのため、洗顔の際や、タオルを使う際にあまりゴシゴシと力を入れてこすると、色素沈着などを起こしてしまったり、乾燥の原因にもつながります。
シャワーを直接顔に当てるのも、良くありません。
温度の高いお湯を使う

油たっぷりのお皿を洗うとき、お湯を使うと良く落ちますよね?
同じように、顔にも熱いお湯を使うと、顔の油である皮脂が落ちます。
ですが、肌には適度な脂も必要です。
顔を守るための皮脂まで洗い流してしまうことで、乾燥してしまいます。
顔を洗うときの適切な温度は、30度前後くらいのぬるま湯がベストです。
熱くても35度くらいまでにしておきましょう。
何度も顔を洗う
何度も洗うことで、必要な皮脂まで、流れ落ちてしまいます。
洗顔は、基本的には朝と夜の1日2回で十分です。
また、洗浄力の高いクレンジング剤や石鹸を使いすぎるのも、乾燥の原因になります。
もし使う必要があるのであれば、1日1回までにしましょう。
まとめ
乾燥肌の原因、その対策とおすすめの化粧品をご紹介しました。
正しいスキンケアや対策方法で乾燥肌を改善し、素敵な毎日を過ごしてくださいね!
花粉症が原因で乾燥肌になってしまったという方は、こちらの記事なども参考にしてみてください!
>花粉症の改善法はお茶!?お茶の効果を出す2つの方法!10年来の花粉症持ちの体験談