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子供が急に甘える心理とは?かわいいけれど甘やかすのは良いの?

■公開日:2017年10月27日(金)| 子育て

夕食を作りながらお風呂の準備もしてと忙しい時間に限って、「ママだっこー」と子供が甘えてくる。
どこの家庭でも、よくあるいつもの1シーンですよね。
しかしこの忙しい時に甘えられるママは、どうしても「あとでね!」「今忙しいから!」なんて言ってしまったりするものです。
今までお利口に遊んでいてくれたのに、こうして子供が急に甘える心理とは一体どんなものなのでしょうか。
その上手な対処法も、ご紹介していきます!

目次

  1. 子供が急に甘える心理とは?
  2. かわいいけれど甘やかすのは良い?
  3. 甘えさせないとデメリットもある?
  4. 子供の甘えを上手に成長へ繋げる方法とは?
  5. まとめ

子供が急に甘える心理とは?

生まれたばかりの赤ん坊は、泣く事で自分の意思を伝えます。
眠たい、おむつを替えてほしい、お腹が空いた等。
それに対し親は、子供の要求を叶えてあげる形で日々お世話をしていきますよね。
これはある意味、赤ちゃんは親に甘えきっていると言う事ができます。
しかし子供が成長するに伴って、子供は自分でできる事が増えてきます。
それによって、子供は親に甘えっぱなしではなくなっていく訳ですね。
そうは言っても、まだまだ子供は親に甘えたいものです。
ではこの「甘え」、一体子供にはどんな心理が働いているのでしょうか。

甘えとは?

子供が甘えるのは、子供がママやパパの愛情を確認するための行為です。
甘える事で親の反応を見て、自分のことをちゃんと好きでいてくれるのかを確認しているんですよ。
そして、自分の存在価値を確認しているんです。
小さい子供は、甘える事でしか愛情を確認する事ができないんですね。
また急に子供が甘えだした場合には、子供が大きなストレスや不安を抱えていると考えられます。
子供にとってストレスや不安の解消法は、親に甘える事だけなのです。
急にこうした自分では解決できない感情が湧いてくると、急に甘えるという事になるんですね。

愛情とは?

ここでふと疑問になるのが、愛情とは何かという点です。
あいまいなニュアンスでは何となく誰もが分かっているであろう、愛情。
様々な愛情の形がありますが、子供に対する愛情は母性本能から生まれるものとされているんですよ。
子供を無条件で愛する親心であり、子供を認めるということが愛情なのです。
子供の良いところも悪いところも全てを受け入れる事が、親が子供に対して抱く愛情という訳なんですね。

子供には愛情が不可欠?

子供を育てるという事は、大変手がかかるものです。
しかし自分の子供だからこそ、愛情も一塩なものですよね。
もしそんな愛情がなかったら、子供はどうなるのでしょうか。

ここで、古代ローマが行ったとされる実験をご紹介します。
55人の赤ちゃんを対象に、生まれた時からスキンシップを一切せずに育てるという実験を行ったんです。
ご飯や着替えなど、最低限のお世話はしますが親との会話もない環境で育てたというのです。
その結果、なんと55人中44人が成人前に死んでしまったとされています。
更に残りの11人も、何等かの知的障害や精神障害があったと言われているのです。
生きる上での環境が揃っていたとしても、愛情がなければ人は健康に生きていく事はできないと示された実験でもあるんですね。

子供の甘えのサインとは?

子供は、「甘えたいから甘えさせて!」なんて言葉で伝えてくる訳ではありません。
親が、子供の「甘えたい」というサインをしっかりと見つけていく必要があるんです。

  • 見て!
  • ~して!
  • なんで?
  • なに?
  • 叩く
  • あばれる
  • わがままを言う

こうした行為は、親に甘えたくて出てくるケースが多くなっています。
もちろん全てが甘えたいサインとは言えない時もありますが、こうした行動がある時は注意深く子供を見てあげましょう。
また、子供は親と同じものを好む傾向が強くあります。
親と同じものに興味を示せば、親も喜んでくれる上に自分にも構ってもらえる事を知っているんですね。
これも、親に対する甘えたいサインの一つだと考えられているんですよ。

かわいいけれど甘やかすのは良い?

子供が甘えてくるのは、大変かわいいものです。
しかし甘えてきたらその都度甘えさせていると、ちょっと甘やかしすぎかも?なんて思うママも多いですよね。
実は、「甘やかす」と「甘えさせる」のは意味が違うものなんですよ。

甘やかすと甘えさせるの違い

「甘やかす」とは、本来子供が一人で出来る事なのに大人がどんどんと手伝ってしまう事を言います。
親は子供のためを思ってやっているのかもしれませんが、これは「過保護」とも言えるんですよ。
また子供がかわいい余り、我慢させなければならない事を我慢させない事も甘やかす事に繋がります。
そして子供の無理な要求もどんどんと叶えてしまう事も、甘やかす事と言えるんです。
特に、おもちゃやお菓子などの物質的な要求をいつも叶えてあげるのは、甘やかす事となるんですね。

それに対して「甘えさせる」とは、子供の心理的な欲求を受け入れる事を言います。
物質的な要求ではなく、愛情を欲する子供の心を満たしてあげる事を言うんですね。
甘やかすと甘えさせるのは、こうして全く意味が違うものなのです。

子供が甘えるのは、愛情が欲しい時です。
そんな時には、存分に子供を甘えさせてあげましょう。
こうして甘えさせてあげる事で、子供は自分が愛されているという実感を持つ事ができます。
甘えさせる時には、スキンシップが大変重要です。
スキンシップをたくさんする事で、子供はより多くの愛情を感じる事ができるのです。

甘えさせるのは何歳まで?

子供とは言っても、いつまでも甘えさせて良いものかと悩む親が多いものです。
まだ小さい子供ならまだしも、小学校高学年くらいになると甘えさせるのはちょっと…と考える親が多いんですね。
一般的には、甘えさせるのは10歳くらいまでにしましょうと言われる事も多くなっています。
しかし子供の成長には、それぞれで大きな差があるものです。
一概に10歳といっても、子供によってはまだまだ自立できずに不安が大きい子供だって多くいるんです。
そのため子供が甘えてくるのならば、何歳まででも甘えさせてあげるのが良いんですよ。
親とのスキンシップは、何歳になっても何よりも安心できるものなのです。

甘えさせないとデメリットもある?

小さいときにたくさん甘えられなかった場合、子供は愛情不足となってしまいます。
すると、成長してからも様々なデメリットが出てきてしまうケースが多いんです。

  • なかなか自立できない
  • ストレスをためこんでしまう
  • 問題をかかえた大人になる
  • 自分に自信が持てなくなる
  • 自分の存在価値を見出せなくなる
  • 周囲を信じる事ができなくなる
  • 攻撃的でわがままになる

親からの愛情をしっかりと確認ができていないだけとは言え、子供にとってはこうした重大なデメリットを抱える事になるのです。
これは子供の性格にも大きく影響してくるもので、大人になってからこれらを修復する事は困難です。
子供にとって、親の存在は絶対であり親が全てとも言えます。
そんな親からの愛情は、子供自身の人格形成に欠かせない要素と言えるんですね。
また子供は、これらを自力で回避していく事はできません。
しかしこうしたデメリットは、親から「しっかりしなさい!」等とダメ出しを受けてしまう事もあるんです。
そうすると子供は更に愛情不足となり、どんどんと自分の殻に閉じこもってしまう様になるのです。

子供の甘えを上手に成長へ繋げる方法とは?

子供の甘えは、単なる甘えではなく成長の過程で欠かせない自立への道と言えます。
そのため親は、子供の甘えを上手に成長へ繋げてあげる事が大切となってくるんですよ。
子供は甘えと自立したいという葛藤の中で、成長していくと言われています。
そんな成長を促すためには、まず子供が甘えてきたらどんどん甘えさせてあげる事が大切です。
子供の甘えに応えるのは後でもできる!と思う事もあるかもしれません。
しかし子供にとっては、不安やストレスを感じたその時に甘えたいものなんです。
だからこそどんなに忙しくても、子供が甘えてきたその時に、甘えさせてあげる事に意味があるんですね。

とは言っても、どうしても忙しくて甘えさせてあげられない時もあります。
そんな時は、ほんの少しの間でも良いので子供の話を聞いてあげましょう。
子供が話しかけてきたのに「今忙しいから後にして!」と答えるのではなく、子供の要求に一瞬でも反応する事が大切なんですよ。
「上手にできたね!これが終わったらじっくり見せてね!」と言う事ができれば、子供の心も休まるのです。
また、子供にとって親のスキンシップは最高に安心できるものです。
特にだっこは、子供にとって一番の安心を得られる環境なんですよ。
だっこだけでなく、頭をなでてもらう、手を繋ぐなどのスキンシップも大切です。
子供の心は、まだまだ不安定な部分が大きいものです。
そんな不安定さを支えてあげるためには、親の愛情とスキンシップが重要なポイントとなってくるんですね。

まとめ

子供が甘えてくるのは、親の愛情を改めて確認したいからの行動です。
愛されていると分かってはいても、何か不安を感じたらその都度愛情を確認したいものなんですね。
そんな子供の行動に、親はぜひ毎回応えてあげたいものです。
どんな時でも子供を第一に考えて、ほんのちょっとの時間でも子供を優先して反応する。
子供の甘えたいサインを見逃さずに、子供の甘え心を無視しない事が大切なんですね。

忙しい時には、どうしても子供の相手をできない時があるものです。
そんな時だって、ほんの数秒子供の相手をするだけでも子供の感じ方は変わってきます。
こうしたほんのちょっとの工夫が、子供にとっては大きいものでもあるんですね。

また、甘えさせる事と甘やかす事は全く違います。
甘やかしすぎてしまうと自立できない大人になってしまう可能性もあるので、甘やかすのはある程度までに留めていけると良いですね。
子育ては、親も手探りでどうしても上手くいかない事が多いものです。
しかし親も子供と一緒に成長し、子供がいるからこそ親になれるものです。
また子供は手がかかるものですが、いつかは一人立ちするものでもあります。
そんな日まで、ぜひ大切な我が子を存分に甘えさせてあげられると良いですね。

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