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VDT症候群とは?目の疲れだけじゃない怖い症状とは!治療方法はあるの?

[記事公開日]2017/02/11 [最終更新日]2017/01/30
■カテゴリー:健康
■タグ:,

VDT症候群と呼ばれる病気を知っていますか?
今、私たちのまわりはパソコン、スマホやタブレットといったモバイル端末、テレビゲームなどにあふれ、ふれる機会が格段に増えています。これらのディスプレイを長時間見たり使ったりすることで目を酷使し、体はカチカチに固まっているのではないでしょうか。
このような環境のなかで、VDT症候群といわれる病気が増加しているのです。
最初は目の疲れ程度でも、症状は体や精神面にまでもおよび、悪化するとなかなか治らない侮れない病気です。VDT症候群について、対策や治療方法もあわせて詳しく解説します。

目次

  1. VDT症候群とは?
  2. VDT症候群の原因は?
  3. VDT症候群の症状は?
  4. VDT症候群にならないためのPCやスマホとの付き合い方
  5. VDT症候群の治療方法はあるの?

VDT症候群とは?

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VDTとはVisual Display Terminals(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)の略です。パソコンのディスプレイなどの表示機器、これらを総称してVDTといいます。このVDTを使用した作業をVDT作業といい、VDTを使って長時間作業することで、目や体、心に影響のでる病気をVDT症候群といいます。
この病気は、「IT眼症」とも呼ばれています。

VDT機器にはどんなものがあるの?

  • デスクトップ型パソコン
  • ノート型パソコン
  • 携帯情報端末(スマートフォン・タブレット)
  • テレビゲーム
  • ポータブルゲーム

VDT症候群の原因は?

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VDT作業の主なものは、やはりパソコンを使ったものですね。
VDT作業は長時間同じ姿勢でいるため、目や肩、腕、腰に大きな負担がかかります。

目への負担

長時間パソコンのディスプレイ画面を注視することで、目の酷使につながります。

肩や腕への負担

長時間のキーボートのタイピングやマウスの操作は、肩や腕の使いすぎで筋肉が緊張して、痛みやしびれなどの症状がでてきます。

腰への負担

座ったままの同じ姿勢が長時間に及ぶことで、腰にも大きな負担がかかります。

心や精神面への負担

情報処理のスピードや正確さも求められるので、精神面でも大きなストレスがかかり、疲労がたまっていきます。

このような要因が重なって、目や体にたまった疲れが病気を招くこともあります。心の面でも症状が現れてきます。
長時間のVDT作業が、健康を損ねる深刻な問題として受けとめられていないところが、健康トラブルを大きくしている原因でもあります。

VDT症候群の症状は?

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目の症状

目の症状の主な原因は、視点が書類、ディスプレイ、キーボードと頻繁に移動することや、調整機能を使うことによるストレスで、目が疲労することです。

  • 目が疲れる
  • 目がかすみ、物がぼやけて見える
  • 視力が落ちる
  • 目が痛む
  • 目が乾く
  • 長時間パソコンのディスプレイを見続けていることで、瞬きの回数が減るために起こります。

  • ドライアイ
  • 涙の量が少なくなったり、涙の質が変わったりすることで、目の表面をおおう涙が均等にいきわたらなくなって、傷ができる病気です。

  • 眼精疲労
  • 目を使う作業を続けることにより、目の痛み・目のかすみ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの体の症状が現われ、休息をとっても簡単には回復できなくなる病的な状態です。

体の症状

長時間の作業を続けることで、筋肉が緊張して、こりや痛みが生じます。また慢性的になると、痛む範囲も背中まで及んだり、しびれを生じることもあります。

  • 肩がこる
  • 首から肩、腕が痛む
  • 首から肩、腕がだるい
  • 背中が痛む
  • 手指がしびれる

精神的な症状

長時間の緊張状態で拘束されることが多いことから、交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかず、精神的にも不安定な状態になることがあります。

  • イライラ感・不安感
  • 寝付きが悪い
  • やる気がなくなる
  • うつ状態

VDT症候群にならないためのPCやスマホとの付き合い方

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パソコン作業をする人は

平成14年に厚生労働省より「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」が出されました。
パソコンワークをする人は、次のようなことに気をつけて作業してくださいね。

作業環境

  • 室内はできるだけ明暗のコントラストがないように、まぶしさを生じさせないようにする
  • ディスプレイ画面の明るさ、書類、キーボード面の明るさ、周辺の明るさの差をなるべく小さくする
  • 換気、温度や湿度、静電気防止などに注意する

VDT機器

  • 反射防止型のディスプレイを設置する
  • 反射しにくい位置にディスプレイを置く

姿勢

  • 椅子に深く腰をかける
  • 背もたれに背を十分に当てる
  • 腕は机や椅子のひじ掛けに預ける
  • 足の裏全体が床に接する

ディスプレイ

  • 画面と目の距離は40cm以上あける(視力を矯正している人は、この距離で見やすいようにメガネで矯正する)
  • 視線がやや下向きになる角度に

作業時間

単純入力の作業を行なう人、拘束されて作業を行なう人の作業時間と休憩時間は、以下を参考にこまめに休息をとるようにしてくださいね。

  • 一連続作業時間が1時間を超えないように
  • 次の連続作業までの間に10分~15分の休憩時間をとる
  • 一連続作業時間の間にも、1~2回の小休止をとる

スマホ・タブレットを使うときは

スマホやタブレットは、パソコンに比べて極端に画面が小さいです。なので、目への負担はより大きくなります。

  • 長時間のVDT作業に使うことは、できるだけ避ける
  • ゲーム、インターネットを使っての調べものなども長時間は禁物

テレビゲーム・ポータブルゲームを使うときは

現在では大人も子供もゲームを楽しんでいる人が多いですね。家でも外でも、みな画面を真剣に見つめています。
これでは目にとって悪い影響がでるのは必至です。
特に、これから先長く使っていく子供の目は、守ってあげたいですね。

長時間はNG!

毎日長時間テレビゲームなどで遊んでいると、近視になる危険性が高まります。30分以内ならOK、長くても1時間までという程度にルールを決めましょう。

外で遊ぶ、散歩や散策をする

外で体を動かして遊ぶことで、体の緊張もとれて気持ちも切り替わります。目の疲れも改善します。

栄養バランスを考えて

栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
積極的に摂りたい目によい栄養素は、ビタミンB群・ビタミンA・βカロチン・アントシアニンなどです。

VDT症候群の治療方法はあるの?

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VDT症候群は治りにくく、治療にも時間がかかります。ひどくならないうちに、できるだけ症状が軽い段階で対策をうつことが大切です。作業環境の改善、普段からできる予防法や解消法つとめていくことで、重症化するのを防いでいきたいです。

日常自分で気をつけること

早めの手立てで症状が重くならないようにしたいものです。

休憩をとる

1時間連続してディスプレイを見続けたら、10分~15分の休憩をとりましょう。
目を閉じたり、遠くのものを見たりして、休憩時間はリラックスして過ごすといいですね。

体操をする

首、肩まわり、腕などのストレッチをしたり動かして、体の緊張をやわらげます。

メガネ・コンタクト

度のあったメガネ・コンタクトレンズを使います。
パソコン作業中では、ディスプレイまでの距離を、40cm以上離すようにします。(視力低下の人は、矯正してこの距離でちょうどいいように)

病院の受診

異常かな、と思ったら、早めに病院を受診しましょう。

病院での治療

症状が出ている部分に対して、それぞれの症状を取り除いたり緩和していく対症療法をしていくことが一般的です。
症状に応じた専門科を受診してください。

目に症状が出ているとき

 
眼科を受診します。主にドライアイの治療を行なって、間接的に眼精疲労を治療していきます。

  • 目の点眼薬
  • メガネ・コンタクトレンズの調整

体に症状が出ているとき

 
整形外科や代替医療で回復をはかります。

  • 湿布薬・鎮痛剤などで痛みをとる対症療法
  • ストレッチ体操
  • 温熱療法
  • マッサージ・指圧
  • 鍼灸
  • 自律訓練法、筋弛緩法
  • 精神的に症状が出ているとき

     
    心療内科を受診します。

  • 睡眠導入剤・抗不安薬・抗うつ薬の服用
  • 臨床心理カウンセリング
  • まとめ

    聞きなれないVDT症候群という病気は、見過ごすことのできないものだったのですね。
    私たちは、VDTに囲まれて生活しているといっても過言ではありません。仕事上ではパソコンを使っての作業が多くあります。スマホはインターネットを利用しての調べものや買い物、またSNSとかなりの頻度でみな使っていますね。パソコン・テレビ・スマホの画面を見て、ゲームに興じる人も、大人から子供までどの世代でもよく目にします。
    VDTは仕事や日常生活のなかでとても役に立ち、切っても切れない必要なものなのです。
    VDTはこんなふうに切り離すことのできないものなので、うまく付き合っていかなくてはなりませんね。
    役立つ便利なVDTを利用しながらも、日常の予防や対策をこころがけて、大切な目や体を、そして心をいたわっていきましょう。

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