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乳ガンの症状、しこり以外も?男性も!画像検査や初期末期の分類

[記事公開日]2016/06/22 
■カテゴリー:健康
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最近、有名人で乳ガンを公表する人が増え、年齢に関わらず、怖いと感じる女性が増えていることでしょう。実際、乳ガンにかかる方も、乳ガンで亡くなる方も年々増加しており、命を守るために検診や自己検診(セルフチェック)による早期発見が重要となっています。乳ガンは早期に発見されれば完治する可能性の高い病気ですから、いたずらに怖がるだけでなく、乳ガンに対する知識をしっかり身に付けておきましょう!

目次

  1. 乳ガンを知ろう!どんな病気?なりやすい人は?
  2. 乳ガンの症状はしこり?しこり以外には?
  3. 乳ガンの病期(ステージ)初期や末期とは?
  4. 乳ガンの検査≪画像検査と細胞診≫
  5. 乳ガンの治療はどんなもの?
  6. セルフチェック(自己検診)の方法

乳ガンを知ろう!どんな病気?なりやすい人は?

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(引用:http://seikakubyourigaku.seesaa.net/article/420082647.html)

まずは乳ガンについてしっかり理解するために、乳ガンの基礎知識をご紹介します。

乳ガンってどんな病気?

乳房の内側には乳腺と呼ばれる乳汁(母乳などの分泌液)を作るための「小葉」という小さな器官があり、小葉で作られた乳汁は「乳管」という管を通って、乳頭(乳首)から分泌されます。小葉と乳管を合わせて「乳腺」と呼びますが、乳腺は乳頭を中心に放射状に15~20個並んでいます。
乳ガンは乳腺に発生するガンのことで、そのほとんどが乳管から発生し、「乳管ガン」と呼ばれます。また、乳ガンの約5~10%程度が小葉から発生し、「小葉ガン」と呼ばれます。

乳ガンになりやすい年齢は?男性もかかるって本当?

乳ガンになる人は年々増加しており、年間約4万人が乳ガンになるといわれています。
女性では、30歳代ころから増加しはじめ、50歳前後で最も多くなります。乳ガンが原因で亡くなる方は年間1万人程度といわれています。
ガンというと年配の方に多い病気と思われがちですが、乳ガンは若い人にも多い病気です。
また、女性だけでなく、非常に稀ですが男性もかかる可能性のある病気で、男性乳ガンの年間死亡数は女性の100分の1程度となっています。

乳ガンになりやすい人は?

乳ガンは細胞の遺伝子の異常が積み重なって起こるといわれています。乳ガンになりやすい要素である危険因子も多くわかっていますのでご紹介します。

エストロゲン

乳ガンにはエストロゲンという女性ホルモンが深く関与しています。エストロゲンの濃度が高い時や、エストロゲン濃度が高い時期が長いほど乳ガンが発生しやすいといわれています。具体的には以下のような要因が危険因子となります。

  • 初経の年齢が早い
  • 閉経した年齢が遅い
  • 出産の経験がない
  • 初産の年齢が遅い
  • 授乳歴がない
  • 経口避妊薬を使用している
  • 閉経後の女性ホルモン補充療法など、体外からの女性ホルモン追加をしている

生活習慣・体格

生活習慣も危険因子となり得るほか、乳ガンになりやすい体格もあるようです。

  • 飲酒習慣がある
  • 喫煙している
  • 運動不足
  • 高身長である
  • 肥満である

その他

他にも、以下のような要因が挙げられます。

  • 親や兄弟が乳ガンである(乳ガンだった)
  • 乳腺の良性疾患の既往がある
  • 放射線にさらされる機会が多い
  • 糖尿病である

種類

非浸潤ガン

いわゆる早期の乳ガンです。ガンが発生した小葉や乳管の中に留まっている状態で、ガンの部分以外との境目が分かりやすく、転移がないためガンを切除すれば治る可能性が高いガンです。

浸潤ガン

ガン細胞が増殖して乳腺以外の部位に入り込む状態で、ガンの部分以外との境目は分かりにくく、血管やリンパ管を通って全身に転移する可能性があります。

乳ガンの症状はしこり?しこり以外には?

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乳ガンというと特徴的な症状にしこりがありますが、他にもいくつか代表的な症状があります。特に乳房は目に見える部位なので、違和感や皮膚の変化などから発見できることがあります。

しこり

ガンの大きさが5mm~1cmくらいになると、自分で触ってわかるような「しこり」になります。乳ガンのしこりは弾力がなく、硬く、動かそうとしてもあまり動きません。
しこりはガン以外でも発生する可能性があるため、しこりだけでガンと判断せずに気付いたらすぐに病院へ行きましょう。

皮膚の窪みなどの変化

ガンが周囲の組織を巻き込むことで、皮膚にえくぼのような窪みができることがあり、乳頭が陥没することもあります。
ガンが皮膚の近くにあると皮膚が赤くなったり、腫れたり、痛みがあったり、毛穴が目立つと感じることもあります。

乳頭からの分泌物

乳頭から、血の混じった赤や茶色の分泌物が出ることがあります。

脇の下の腫れやしこり

乳房のすぐ近くにある脇の下のリンパ節へガンが転移すると、脇の下に腫れやしこりが現れることがあります。
また、リンパ液の流れが妨げられることで腕がむくんだり、しびれたりすることがあります。

転移による症状

乳ガンは骨・肺・肝臓・脳などに転移しやすいため、転移した臓器によってさまざまな症状が現れることがあります。
骨に転移すれば、肩や腰、背中などの痛みがでることがありますし、肺に転移すれば、息苦しさや咳などがでることがあります。
肝臓は症状の出にくい臓器ですが、食欲低下や黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)が起こることもあります。
脳に転移すれば、めまいやふらつき、頭痛や吐き気などが起こることがあります。

乳ガンの病期(ステージ)初期や末期とは?

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(引用:http://www.kameda-health.com/cancer/patient/cancer/breast/stage/index.html)

乳ガンは大きさや転移の有無などから、大きく5つの病期(ステージ)に分けられます。0期を初期とし、Ⅳ期に至るまで徐々に末期へ向かいます。

0期(初期)

しこりがなく、乳ガンが発生した小葉や乳管の中に留まっている状態、つまり非浸潤ガンのことです。

Ⅰ期

しこりの大きさが2cm以下で、かつ、脇の下のリンパ節に転移がない状態です。

Ⅱ期

Ⅱa期

しこりの大きさが2cm以下で、脇の下のリンパ節に転移がある状態、
または、しこりの大きさが2~5cmで、脇の下のリンパ節に転移がない状態です。

Ⅱb期

しこりの大きさが2~5cmで、脇の下のリンパ節に転移がある状態、
または、しこりの大きさが5㎝以上で脇の下のリンパ節に転移がない状態です。

Ⅲ期(局所進行乳ガン)

Ⅲa期

しこりの大きさが2㎝以下、または2~5㎝で、脇の下のリンパ節に転移があり、かつリンパ節が周辺の組織に固定していたり、リンパ節同士がくっついてしまっている状態、
または、しこりの大きさが5㎝以上あり、脇の下あるいは胸骨(左右の肋骨を繋ぐ胸の真ん中の骨)の内側のリンパ節に転移がある状態です。

Ⅲb期

しこりの大きさや脇の下のリンパ節への転移の有無に関わらず、しこりが胸壁(肋骨・胸骨・背骨と周囲の筋肉など、胸部の臓器を囲う部位)に固定している状態、
または、皮膚がむくんだり、皮膚が崩れたり、しこりが皮膚に顔を出したりしている状態です。

Ⅲc期

しこりの大きさに関わらず、脇の下のリンパ節と胸骨の内側のリンパ節の両方に転移がある状態、
または、鎖骨の上下にあるリンパ節に転移がある状態です。

Ⅳ期(末期)

骨・肺・肝臓など、ほかの臓器に転移しており、転移した部位によってさまざまな症状が出る状態です。

乳ガンの検査≪画像検査と細胞診≫

CT
乳ガンの疑いがある場合には、良性か悪性か、しこりの大きさ、ガンの広がりなどを調べるために以下のような検査が行われます。

マンモグラフィ

マンモグラフィとはいわゆるレントゲン撮影で、2枚の板の間に乳房を挟んで圧迫し、上下左右から撮影します。触診では見つからないような小さなガンが見つかる可能性もあり、市町村の検診などでも行われます。

マンモグラフィ以外の画像検査

超音波(エコー)検査や、CT撮影、MRI撮影などによってガンの位置や広がり、良性・悪性の区別などを診断します。

細胞診

上記のような画像検査で乳ガンが強く疑われる場合、実際に細胞を検査することでガンかどうか診断します。しこりのある部分に細い針を指すことで細胞を取ります。乳頭からの分泌物で検査をすることもあります。

乳ガンの治療はどんなもの?

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乳ガンの治療法は病気によって異なります。いずれの治療法も医師と十分に相談し、説明を受けたうえで納得して治療を行うことが大切になります。ここでは代表的な治療を簡単にご紹介します。

手術療法

乳ガンは手術によってガンを切り取ることが治療の基本となります。
乳房を残す「乳房部分切除」や乳房すべてを切除する「乳房切除術」がありますが、ガンの範囲や大きさなどによって適応が異なります。
また、乳房を切除してしまっても、お腹や背中の組織やシリコンなどを用いて新たに乳房を作る「乳房再建術」が行えることもあります。

薬物療法

薬物療法には、手術などの治療を行った後に効果を補うため、手術の前にガンを小さくするため、手術が困難な進行がんや再発に対して、延命および生活の質を向上させるため、などの目的があり、病期や全身状態などに応じて行われます。
女性ホルモンの働きを妨げることによって乳ガンの増殖や進行を抑える「内分泌(ホルモン)療法」や、抗がん剤によってガンの増殖や進行を抑える「化学療法」などがあります。

放射線治療

ガンの成長を遅らせたり、ガンを縮小させるために放射線を当てます。
手術の後に、残した乳房やリンパ節での再発の危険性を低くするために行われることが多い治療法です。
ほかの臓器に転移したときにその症状を改善するために行われることもあります。

セルフチェック(自己検診)の方法

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乳ガンはセルフチェックによって自分で発見できるガンです。できれば月に1度は自分でチェックすると早期発見に繋がります。
月経開始から数日は乳房が柔らかいため、月経が始まったらセルフチェックを行うことを習慣づけると良いでしょう。

見てチェック!

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(参照:http://ganclass.jp/kind/breast/selfcheck.php)

鏡の前で乳房に異常がないか確認します。
両腕を下げた状態と両腕を挙げた状態でそれぞれ乳房の凹凸やひきつれなどの変形や左右差の有無をチェックします。

触ってチェック!

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(参照:http://ganclass.jp/kind/breast/selfcheck.php)

仰向けになって、脇から乳房の方向へ指の腹をすべらせて異物感の有無をチェックします。
脇の下のしこりの有無や、乳頭を摘まんで分泌物の有無も確認しておきましょう。
お風呂で石鹸を付けて、乳房の上で円を描くように指を動かすのもわかりやすいでしょう。

異常を見つけたら?

しこりや窪みなど、乳房に異常を見つけたら、速やかに医療機関を受診してください。異常があるからといってすぐに乳ガンとは限りませんが、セルフチェックによって乳ガンの早期発見ができることに違いはありません。
また、乳ガンは産婦人科ではなく、外科や乳腺外科で診察していることが多いことを覚えておくとスムーズに診察してもらえます。

検診を受けましょう!

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乳ガンは初期であれば完治する可能性の高い病気ですが、病期が進むにつれて死亡率が高くなります。乳ガンは1mmから1cmになるまで15年かかりますが、1cmから2㎝になるまでには2年もかからないといわれています。ですから、ガンが小さいうちに早期発見することが重要なのです。
各市町村では主に40歳以上の女性を対象に1~2年に1度の検診が行われています。恥ずかしがらずに検診を受けたりセルフチェックを行うことで、早期発見に繋げましょう。

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